蓼科山・双子池 (長野 2530m)

(’02/05/03 − 05/05)

八ヶ岳北方、蓼科山・双子池のあたりに行ってきました。
5/3
6:30 大河原峠発
8:20 赤谷分岐
8:40 将軍平
9:40-12:00 山頂
12:30 将軍平
14:00 大河原峠

今年は例年に無く雪が少ないだろうな、と思ったらそれなりにはありました。
大河原峠から蓼科山に登り始めてすぐから雪の道。ただ、やはり暖かいせいでしょう、 雪はかなりグズグズ状態で、注意深く踏み跡をたどっても踏み抜いてしまうような状態で、歩きにくかったです。

林の中の雪道をひとしきり登った後、将軍平の近くでは一旦平らな道になります。
日当たりの良い部分では雪が解けて地面がぐちゃぐちゃになっているところも・・・。

すでに営業を始めている小屋を過ぎてから、雪の急斜面を一気に登ります。

岩のごろごろした広いだだっ広い山頂。
やや春霞っぽい感じはありましたが、南・中央・北アルプスや奥秩父などの山々が望めました。

大河原峠に戻ったあと、パッキングを幕営モードに切り替えて双子池に移動。
なだらかな見晴らしの良い双子山を越えていきます。
佐久の街、浅間山・西上州・奥秩父方面が良く見えます。


朝の大河原峠



大河原峠からの道
雪は結構ある

将軍平付近から蓼科山頂を見上げる
頂上直下の急斜面を登る人たち


蓼科山頂より赤岳方面を望む
白樺湖・霧ガ峰
奥にそびえるのは乗鞍方面


蓼科山頂
奥は北アルプス中部〜北部
双子山より大岳
左に頭を覗かせているのは硫黄岳




5/4
もしかして凍結した双子池が見られるかな、と思っていたのですが、氷の「こ」 の字も無かった。
明け方の気温が 10℃近かったのでさもありなん、ですけど。


8:00 双子池発
9:30 天狗の露地
10:45-11:15 大岳
12:30 北横岳
13:50-14:20 亀甲池
15:30 双子池

悪天候。天狗の露地あたりまでは良かったのですが、大岳に着くころにはガスと強風で寒いし何も見えないし。

大岳山頂は、岩と木の根と雪の混じった斜面を登りきったところから、5分ほど縦走路を離れたところにあります。
天気がよければ見晴らしは・・・。

大岳から北横岳は比較的なだらかな、でも岩がごろごろしてあまり歩きよくは無い道です。

北横岳では風が強かった。
いつもは賑やかですが、今日は人っ子一人いません。私も素通り。

亀甲池までは北横岳の北斜面をぐんぐん下りていく道です。
ところどころ岩や木の根が顔を出している他は全面雪の道。


朝の双子池(雌池)



双子池(雄池)

天狗の露地から奥秩父方面
大岳山頂は縦走路から 5分ほど離れたところ


人気の無い北横岳山頂
(寒かった・・・)
亀甲池もガスの中
かろうじて名前の由来の甲羅模様が見える




5/5
朝テントを撤収し、再び双子山を越えて大河原峠へ。

天気は回復、日中の最高気温は 30℃を超えるような熱い日となりました。


ガスに煙る双子池畔

双子山
奥は右が北横岳・左が大岳
双子山頂より西上州の山々
 





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