富士山


(’01/08/12−13)
息子と2人で登ってきました。
今回は富士宮口からです。

8/12

朝6時頃家を出て東名町田インターから御殿場へ。
ただいま交通規制中のため(8/11〜8/20)水ヶ塚駐車場からのシャトルバス(往復 \1300)を利用して、 新五合目に到着したのが10時前くらい。
吉田口ほどではありませんが、人はそこそこ多かったです。狭いところでは渋滞もありました。

天気予報がイマイチだったのでちょっと心配していましたが、ずっと晴れ。
下界の方は雲に覆われていていましたが、山の中で降られる事はありませんでした。

夕方5時頃浅間神社について、お鉢を1/3周ほどして吉田口を登り切ったところの小屋に投宿。
歩いている間はさほどでもないかな、という印象でしたが、小屋はかなりの混雑。
一人当たりのスペースは私の肩幅よりも狭いくらいでした。


新5合目付近より。
画面左端には観測所のドームが見えている。
オンタデと明月草
オンタデは山中いたるところに咲いていた


ヤナギラン
6合目付近の荒廃した小屋の脇で

8/13
午前3時過ぎ、館内の電灯がこうこうと灯され、「なんだ? もう朝か?」
回りもワサワサしだすし、しょうがないのでペルセウス座流星群でも見っか、 と思って小屋の前に出てみると、もうすごい数の人。

4時になるとお店も準備万端、商売を始めていて、
「味噌汁1丁、おしるこ3丁ね」
という大きな声が絶え間なく・・・。

ちょうど5時頃ご来光。
ばっちり見る事ができましたが、それにしても人ごみ雑踏かき分けて、という状態には正直驚き。

無事ご来光を拝んだ後、少し余裕のできた布団に入り直してもう一寝入り。
7時頃ごそごそ起き出した時にはもう先ほどの喧燥は収まっていました。

朝食をとった後出発。測候所へ。
いよいよドームは撤去されるという事で、今年が見納めになるのでしょう。
雲は多かったものの、八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス等が望めました。

測候所のドーム
解体用(?)の足場が取り付けてある。
剣ヶ峰
2等三角点があります

下りはまず御殿場口方面へ。
たくさんある看板はすべて「御殿場口」となっていて、富士宮口に下りられるとの表記はない のでちょっと不安にはなりますが、今日は視界バッチリで宝永火口を斜めに下りていく道が見えるので、 あそこを目指して行けば良いのだな、と。

砂走りをひとしきり下りたところにようやく分岐の看板があり、宝永火口へ。

火口を下りていく道は砂走りほどスムースではありませんが、砂利走りくらい。
迫力のある風景の中をザクザクと下りていきます。

お昼前くらいに新五合目に着き、再びシャトルバスに乗って駐車場へ。
4時頃帰宅しました。

御来光

朝日を受けて

宝永火口
カメラに収まりきらないくらいの
ダイナミックな光景です



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