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それは重要ではないかもしれないけれど、心に残る(かもしれない)出来事

2003.9.

29 (Mon)

 『 「 『美』つく村名消えていく…10村中存続は美浦村だけ 」

 村名の頭に「美」の字が付く全国の10村で構成する「美(うま)し村(さと)連邦」が、今年限りで解散することが決まった。「平成の大合併」で、村として存続するのは1村だけになる可能性が高まったからだ。10村は、10月2、3日に茨城県美和村で開く会議を最後に、交流の歴史に区切りをつける。

 美し村連邦は、10村でつくる「全国美しい村サミット」が1999年、発展的に解消されて結成された。姉妹村としての交流は14年に及び、10村とも山間部にあることから、5月20日を「森林の日」と定め、森林の素晴らしさや自然との共存を訴える行事を共同で開催したり、森林交付税(仮称)の新設を求める運動を展開したりするなどのユニークな活動を続けてきた。

 しかし、厳しい財政事情などで、茨城県美浦村を除く9村は、合併特例法期限の2005年3月末までの合併を視野に、周辺市町村と協議を続けている。すでに、岐阜県美並村が来年3月、合併で郡上市となるのが決まっているほか、徳島県美郷村など4村も合併後の新市町名から美の文字が消滅する。他の4村も、2005年3月末までに市か町の一部になる見通しで、名称から美の文字が消える可能性は極めて高い。

 来月の会議では「美のつく村がなくなっても、自分たちの住んでいる自然豊かなふるさとを『美し村』として残し、次世代につなげるための活動を展開し続ける」とする大会宣言を採択する(読売新聞) 』


 

27 (Sat)

 『 タイ各紙によると、タイ料理を代表するメニューとして世界的に知られるトムヤムクンの初の料理コンテスト決勝大会が26日、バンコクで開かれ、31歳の女性アンチャリー・アソンチャイナワラットさんが優勝した。

 トムヤムクンは独特の酸味と汗が噴き出るほどの辛味が特徴のエビのスープで「世界3大スープ」の1つとも称される。

 ネーション紙によると、アンチャリーさんの調理法は祖母から受け継いだもので、10人前でエビ1キロ、食用キノコのフクロタケ200グラムなどを使う。料理店などで用いられることもあるココナツミルクは使わないという。

 「初の大会で優勝したことを誇りに思う」とアンチャリーさん。来賓として出席したピニット科学技術相は「トムヤムクンの公式レシピを初めて確立できた。タイを“世界の台所”として売り込む一歩となる」と話している(サンスポ) 』


 

23 (Tue)

 『 ルーマニア洞窟研究所や米ワシントン大学の国際研究チームは、私たちと同じ現代人(現代型ホモ・サピエンス)としては欧州最古となる3万6000−3万4000年前の化石人骨を、ルーマニア国内で発見したと、22日の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。

 約3万年前に絶滅したネアンデルタール人の特徴も併せ持ち、研究チームは「現代人の祖先がネアンデルタール人と交配していた可能性を示す」としている。

 化石はカルパチア山脈南西部の石灰岩洞窟で、昨年2月に下顎が、今年6月に顔面などが発見され、下顎に残されたタンパク質中の放射性炭素の分析で年代が判明した。年代が正確に特定できた現代人の化石としては欧州最古だという。顎の関節など多くの特徴は現代人とほぼ同じだが、親知らずが最大幅約1.4センチと大きく、顔や顎も大ぶりで、ネアンデルタール人とのつながりを示すという。

 ネアンデルタール人は現代人より古いタイプの化石人類。化石に含まれていたDNAの分析では、5、60万年前に現代人の系統と分かれて以来、我々の祖先と混血することはなかったとの結果が出ており、今回の発見が現代人の進化の解釈に一石を投じそうだ(読売新聞) 』


 

22 (Mon)

 『 「探査機ガリレオ木星に突入−14年の使命終える」

 1989年にスペースシャトルから放出された米航空宇宙局(NASA)の木星探査機ガリレオが21日、木星の大気層に突入し、14年間の使命を終えた。NASAの当局者は、「ガリレオは当初の予定を大幅に超える長期間にわたり、多くの成果を挙げた。昔からの友人にさよならを言った時みたいな気持ちだ」と述べ、探査機との別れを惜しんだ。

 ガリレオは95年12月に木星の軌道に到達。これまでに34回、巨大なガス惑星の周囲を回って、さまざまなデータを地上に送ってきた。しかし、搭載した燃料が残り少なくなってデータ送信ができなくなる上、衛星の1つエウロパに衝突して汚染してしまう可能性も出てきたため、木星の大気層に突入させることにした。

 NASAによると、米東部時間の21日午後3時43分(日本時間22日午前4時43分)に地球に届いた信号を最後に、ガリレオと地上との交信が途絶。探査機はばらばらになって燃え尽きたとみられている(共同) 』


 

20 (Sat)

 『 イタリア・ナポリのピザ祭で、本場でのピザ修業2年の大西誠さん(28)=奈良県吉野郡吉野町出身=がこのほど「2003年ピザ最優秀料理人賞」を受賞、市内の有名レストランで19日、優勝したピザづくりを実演した。

 ピザ祭は今年8回目だが、これまで優勝者の多くがナポリのピザ職人で、外国人の受賞は初めて。イタリアのテレビ各局の出演依頼が相次いでいる。

 今月11日から見本市会場で開かれたピザ祭では、メーンのコンテストの「おいしいピザ」部門にベテラン26人のピザ職人がエントリー。ナポリ沖のイスキア島のピザ・レストランで働く大西さんのつくったトマトソースとモツァレラチーズの伝統のピザに栄冠が輝いた。

 大西さんは東京・新宿のレストランでコックをした後イタリアに料理留学。「人がつくって人が食べるのが料理。つくる人にストレスがあってはおいしいピザはつくれない」というのが信条という。

 大西さんが働くレストランの経営者ガエタノさん(53)は、「イタリアは日本とかけ離れているので苦労も多かっただろう。礼儀正しく、犠牲的精神に富んだ青年」と述べ、ナポリ市内のレストランで大西さんの焼きたてのピザを賞味した(サンスポ) 』


 

19 (Fri)

 『 読売新聞社が先月実施した全国世論調査によると、「女性は結婚しなくても、十分に幸せな人生をおくることができる」と思っている人は52%と半数を超えた。98年7月調査に比べ5ポイントの増加。これに対して、「そうは思わない」は42%だった。

 また、「男性は結婚し、家庭をもって、初めて1人前だ」と思っている人は同月調査比5ポイント減の45%にとどまり、「そうは思わない」が53%(同5ポイント増)に上った。

 一般的に言って、人は結婚した方がよいという人は54%を占めたが、45%が「必ずしも結婚する必要はない」と回答。「結婚する必要はない」という人は20歳代で68%を占めたほか、未婚の男女ともに69%に上っている。

 一方、今の日本の社会では、結婚に際して、結婚式は「挙げる方がよい」という人は36%で、「挙げなくても構わない」が63%を占めた(読売新聞) 』


 

17 (Wed)

 『 「カニ看板」の目玉取られる 大阪で虎ファン暴走」

 大阪・ミナミの戎橋近くの「かに道楽本店」で16日未明、阪神優勝に熱狂したファンが、足が動く「カニ看板」によじ登り、目玉二つを取ってしまった。

 前回は足を折られたため、今回は警備員8人が徹夜で警戒したが、「多勢に無勢だった」という。目玉の一つは近くの路上に転がっていたが、もう片方は見つかっていない。

 発泡スチロールに黒テープを巻いて急ごしらえした目玉は、涙で潤んでいるようにも見える。虎ファンの暴走ぶりに、同店は「カニも悲しいんです」(朝日新聞) 』

 

 受難のカニ・・。そりゃ悲しいよな。


 

10 (Wed)

 『 米航空宇宙局(NASA)は9日、ペルセウス座のブラックホールが放つ音色に似た規則的な光と熱の変化をエックス線宇宙望遠鏡チャンドラが世界で初めてとらえたと発表した。

 “歌声”の主は、地球から約2億5000万光年離れたペルセウス座銀河団の中心部に位置する「ペルセウスA」という巨大ブラックホール。音程はピアノの鍵盤の中央にある「ド」の音より57オクターブ低い「シ」のフラットに相当し、人間には聞き取ることができない。NASAによれば「宇宙で発せられる最も低い音」だという(読売新聞) 』


 

8 (Sun)

 『 「皆瀬川の大蛇目撃騒ぎ、注意喚起から2週間 住民間で諸説噴出−秋田」

 「蛇姫の化身か」「逃げたペット?」

 十文字町佐賀会の皆瀬川河川敷での大蛇目撃情報を受けて、国土交通省湯沢河川国道事務所が先月20日に注意を呼びかけてから2週間。新たな目撃情報はないものの、同事務所によると、付近住民の間で「伝説の蛇姫の化身かも」「近くの『蛇沼』と関係があるのではないか」などの諸説が噴出。人々の想像力を刺激しているようだ。

 通報は先月16日、釣りをしていた大曲市の男性が同川河川敷で全長3メートル以上、黒っぽくて白いしま模様がある大蛇を目撃したとして、19日に同事務所に届けた。同事務所は立て看板を設置し、付近を毎日パトロールしているが、大蛇の痕跡は見つかっていない。

 しかし、大蛇目撃の知らせに、地元では憶測も含めさまざまな仮説が現れた。まず国内の蛇は通常3メートルを超えないことから、「飼っていたニシキヘビが逃げたのかも」との説。近くの用水池、柳原湧水(ゆうすい)出所が地元で蛇沼と呼ばれているため、「蛇沼と関係あるのでは」との説も。

 さらに、対岸にある湯沢市岩崎地区に伝わる、「蛇に嫁入りした能恵姫(のえひめ)伝説」から、「蛇姫の化身かも」という現実離れした話まで飛び出した。

 同事務所では、「地元の人びとに伝説を思い出させ、ロマンを刺激したようだ。発見は困難とみられ、そっとしておいた方がいいかもしれない」と話している(毎日新聞) 』


 

4 (Thu)

 『 「グリコのおまけ」効果で、直径8センチのシングルCDの生産が急増している。江崎グリコが、60年代後半〜80年代前半にはやったヒット曲の8センチCDをおまけにつけたチョコレートを6月から東日本で順次、売り出したところ、レトロブームに乗って3カ月で計350万個を出荷する大ヒットとなったためだ。この結果、日本レコード協会の調査によると7月の8センチCDの生産枚数は前年同月の約6.4倍に当たる349万2000枚に達した。

 カー・ステレオで使いにくいなどの理由から通常の12センチCDに押されて、生産が急減し続けていた8センチCDの救世主となったのは、グリコが伊藤忠商事と共同開発した「タイムスリップグリコ<青春のメロディーチョコレート>」(300円)。箱の中にはアーモンドチョコレート2粒と、懐かしのヒット曲が1曲入った8センチCDが入っている。

 このCDはザ・タイガースの「花の首飾り」や太田裕美の「木綿のハンカチーフ」、キャンディーズの「ハートのエースが出てこない」など、全部で18種類。どれもジャケットは、当時のドーナツ盤を縮小してそのまま復刻。CDの表面にも溝などを印刷して、ドーナツ盤に見えるようにするほどの凝りぶりだ。企画を担当した伊藤忠ネットワーク・コンテンツ部の中嶋課長代行(36)は、「音楽とジャケットの版権を別々の会社が持っている作品も多く、当時のままを再現するのに苦労が多かった」と話す。

 グリコはまず今年6月、北海道・東北で限定販売し、8月からは関東でも売り出した。「30〜40歳代の主婦やサラリーマンがまとめ買いしており、すでに出荷目標を達成した」という。秋からは中部・関西地方でも販売し、年内には販売地域を全国に広げる計画で、今後、全国的ブームが起こりそうな雲行きだ(毎日新聞) 』


 

3 (Wed)

 『 名古屋市昭和区福原町で2日朝、徒歩で出勤途中の近くの会社員岡本奈都美さん(38)が、長男の遺骨を収めた骨つぼの入った手提げかばんを車の男にひったくられた。手提げかばんには現金や免許証なども入っていたが、3日朝になり骨つぼだけが自宅前に戻っているのが見つかった。窃盗事件として調べている昭和署は、「免許証で住所を知り、返しに来たのだろう」と話している。

 岡本さんの長男は今年の春に生後2カ月で病死した。岡本さんは「(長男を)忘れたくない」と、遺骨をプラスチック製の骨つぼに入れていつも持ち歩いていたという。

 調べでは、2日午前8時20分ごろ、白色乗用車が岡本さんの右後方から近づき助手席の20代で黒髪、白の半袖シャツ姿の男がかばんを取った。3日午前6時半ごろ、岡本さんの夫(37)が、事件現場付近まで骨つぼを捜しに行こうと家を出た際に、玄関前に置かれた骨つぼに気付いた(サンスポ) 』




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