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それは重要ではないかもしれないけれど、心に残る(かもしれない)出来事

2003.6.

29 (Sun)

 『 28日午後5時頃、愛知県弥富町のJR関西線弥富駅構内で、線路を切り替えるポイントが動かなくなり、名古屋発亀山行き普通電車(2両、乗客約150人)が、ホームに入る手前で赤信号で停止した。

 JR東海によると、体長約25センチのカメがポイントに挟まって死んでいた。駅員がカメを取り除き、約1時間後に運転を再開したが、計8本に遅れが出て、2本が部分運休した。計約950人に影響が出た(朝日新聞) 』

 

 というのが今日のニュース。でまあ、どっかで見たことあるなあ、と思って調べてみたら、ちょうど1年くらい前、7月7日のToday Foreverに以下のような記事が。

 

 『 7日午前8時ごろ、愛知県佐屋町のJR関西線永和駅構内で、信号が赤のまま変わらなくなり、名古屋発鳥羽行き快速列車「みえ51号」(2両)が立ち往生した。係員が調べたところ、線路のポイントのすき間にカメが挟まり、ポイントが切り替わらなくなっていた。カメは体長28センチで、すでに死亡していた。

 このトラブルで、後続の上下7本が最大45分遅れ、乗客計約1100人に影響が出た。現場は田んぼに囲まれた田園地帯(読売新聞) 』

 現場は田んぼに囲まれた田園地帯・・。最後に添えられたこの一行が、なんともいい雰囲気を醸し出しています(2002.7.7.)。

 

 うーん、いったいどんなところなんでしょうか。しかもこの時期に重なるというのは、カメの移動の時なのか。謎は深まります。

 ところでこういう時、アナウンスでは、「えー、カメが挟まりましたので遅れます」って言うんだろうか。


 

28 (Sat)

 『 「ほうとうと煮ぼうとう、うまい方が本家を名乗ろう」。

 埼玉県深谷市の武州煮ぼうとう研究会が、本場山梨県に乗り込み挑戦状を出した。

 「ほうとうは武田信玄の陣中食として山梨から各地に広まった」と言われるが、同研究会は「戦国時代以前から伝わっており、山梨が本家ではない」とみる。味での勝負に、山梨側も「望むところ」と自信満々だ。

 煮ぼうとうは特産の深谷ネギの代表的な調理法。同市出身の経済人渋沢栄一の好物で、ほうとうと同様、幅広のめんと野菜などを、主にみそ味のだしで煮込む。

 しかし知名度では、ほうとうにかなわない。「煮ぼうとうも全国区の食べ物に」と、深谷市の酒店店主小林仲治さん(56)らが今年4月、同研究会を結成した。ほうとうの由来を調べると、奈良時代までに中国から伝わった「はくたく」が原形で、それが各地に広まったらしい。

 山梨県庁に同県のほうとう店「ほうとう会館」(甲府市)を紹介してもらい、対決を申し込んだ。同店の市川恵美子副店長は、「学者の意見がどうであれ、うまいから支持されている。対決が話題になって客を呼べればありがたい」と余裕を見せる。

 小林さんらは「対決は深谷ネギがうまい冬が有利」と作戦を練る。その日に備え、味付けや具など煮ぼうとうの「標準形」を探る市民アンケートを行うという(朝日新聞) 』

 

 いいねえ、こういうの。好きなんですよね。

 ふとしたことがきっかけで、頑張りはじめる人たち・・。

 しかし対決の仕方が気になります。


 

 毎日新聞に興味深い記事があったのでご紹介。

 『 「鬱」

 憂うつで気分が落ち込み、気力がなくなり、日常生活に支障が出てくる精神障害の一種。アルコール依存症と並び、先進国で多いという。

 主な症状としては、精神面ではイライラ、不安感、焦燥感、無気力、集中力の低下、考えがまとまらないなど。身体面では朝早く目覚める、寝付けないなど不眠が多く、そのほか全身のけん怠感や頭痛、胃痛、食欲不振、肩こりなどがある。症状が悪化すると、自殺願望を抱くケースもある。抗うつ剤など薬物治療が有効で、精神障害の中では治癒率が高いとされる。

 絶対的な分類方法は確立されていないが、米精神医学会の最近の分類では「気分障害」とされる。気分障害は、うつ状態だけの「単極性」と、気分が高揚して元気がよく、集中力も増すそう状態とうつ状態の両方ある「双極性」に分類される。

 原因別で、なんらかの心理的、精神的ストレスをきっかけに発症する「心因性」。きっかけは特になく、体質や遺伝などが原因と考えられる「内因性」。病気や治療用薬物の影響で引き起こされる「身体因性」に分類する方法もある。

 気分障害による推計入院・外来患者数は約6万5000人(99年旧厚生省調べ)。最近は、うつではないが、健康な精神状態ともいえない「軽症うつ」が増えているという。一方、経済苦や生活苦が原因でうつになる人が増え、自殺者増加につながっているとの指摘もある 』

 

 あれっ、微妙に似てるんだけどなあ。この「双極性」ってやつ。「気分が高揚して元気がよく、集中力も増すそう状態」。ありゃりゃ・・。

 いや、自分は違いますけどね(多分)。


 

26 (Thu)

 『 福岡県警小倉南署は、ストーカー規制法違反容疑で、北九州市の無職女性(29)を逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、女性は同せい中だった飲食店従業員の男性(35)から別れ話を切り出されて腹を立て、4月24日から6月10日にかけ、「私のところに帰ってきて」などと、男性の携帯電話などに数百回にわたり電話した疑い。

 女性の自宅からはわら人形なども見つかった。

 このほか電子メールを何度も送り付け、男性が新たに交際を始めた女性(45)にも「あなたの家を知っている。押し掛ける」などと電話したりしていた。

 女性と男性は約半年間、交際していた。男性らから被害相談を受けた同署が5月、同女性に警告したが、電話などを続けたため逮捕に踏み切った(サンスポ) 』

 

 アハハハハ・・。

 って、あまり笑えないんだよなあ。たしかに怖いし関わりたくないタイプの人種だとは思うんだけど。

 まあさ、好きになった方が負けなのさ、世の中ね。もう君のところには戻ってこないんだよ、現実はさ。


 

25 (Wed)

 『 代表者らが逮捕された早稲田大学のサークル「スーパーフリー」は、「スーフリ」の名で学内外に広く知られたサークルだった。学生の間では「2次会で飲まされて男の子に狙われる」といううわさが広まる一方で、参加した学生たちはイベントの盛り上がりに酔いしれた。

 22日、東京・六本木の有名クラブで開かれる予定だったイベントは中止になった。チケットを払い戻しに来た学生に謝罪文が配られた。  「事件への反省をふまえ、サークルは解散させていただきます。長い間本当にありがとう」

 スーフリは82年に活動を始め、最近は毎月のように1000人、2000人規模のクラブイベントを開いてきた。参加費は3000〜5000円程度だったという。ほかの同種サークルが衰退する中、名古屋や大阪に支部を構える飛び抜けた存在だった。

 代表の容疑者(28)はイベント企画から経理まで一切を仕切る「カリスマ的な存在」(あるメンバー)だった。

 短大1年の女子学生はこの4月から同級生と毎回参加した。「大学生になったからクラブに行ってみたかったし、出会いも期待した」

 行ってみて驚いた。薄暗い会場は超満員。流行のポップスが大音量で流れ、きらびやかな照明が回る。ステージ上のスーフリのメンバーをまねて踊った。4時間があっという間に過ぎた。

 「みんなとの一体感が気持ちよかった。生まれて初めての衝撃だった」

 会場を出ると、2次会に誘われた。「気をつけた方がいい」と聞いていたが、メンバーと話したくて参加した。会場の居酒屋には男女200人ほど。中には酔いつぶれていた女の子もいた。

 元メンバーの早大生は昨年春、逮捕されたメンバーから誘われて入った。「女と金には困らない」「撃てる(セックスできる)よ」と言われたのを覚えている。

 イベントの運営は楽しかったが、飲み会で幹部メンバーが目を付けた女の子にゲームを装って酒を飲ませるのがいやだった。友人の女子学生がひどい目に遭ったと聞き、数カ月でやめた。

 「いつか捕まると思ってた」と、関西支部の元メンバーの私大2年生は突き放すように話した。大阪のイベントを手伝いに来た容疑者らは、「おれたちは何でもできるんだ」という態度だったという。

 2次会や3次会で女の子を酔わせ、介抱するふりをしてトイレに連れ込み、3、4人でもてあそぶのが常態化していたとこの学生は振り返る。関西メンバーの間では「やめさせよう」という声も出たが、東京メンバーがいないとイベントがうまくいかず、そのままにしてしまったという。

 現役メンバーで東京の国立大学3年の男子学生は「知らない世界があったのか」とショックを隠せない。

 中高は私立の一貫校。将来の希望は銀行員かキャリア公務員。「このまま卒業して世間知らずの人間になりたくない。大学時代ぐらい、ちょっと危ない世界も見たい」と考えて入った。

 危うさを感じなかったわけではない。メンバーが2次会の後、気に入った女の子を連れて帰る光景も見た。「お持ち帰り」と呼びあっていた(朝日新聞) 』

 

 えー、なんでこんなくだらない話題を選んだかというと、つまりまあ、こういう奴は死んでほしい、と。なぜなら、ばかは死ぬまで直らない(多分死んでも直らない。どこかに消えちまえ!)からです。

 こういう奴と同じ世界に生きてること自体、絶望的なんだけど。あとさあ、お前らも同罪なんだってこと、分ってる?ちょっと危ない世界見たいんなら、社会に出りゃあ死ぬほどあるよ。ぼかあねえ、世界を知らないのと世間知らずってのは全然違うと思うんだよねえ。

 あー、でも死刑にはなんないのか。江戸時代みたいに欄干にくくりつけて晒し刑ってのはどう?もちろん投石は自由で。


 

24 (Tue)

 アップル、G5を発表!

 

 しかしそれより、今ならG4でOS 9とOS X両方起動するモデルが格安で買えます。

 あー、欲しいよう。ずっとずっとMac.買おうと思って貯金してきたのに。かーっ、今こんな状況じゃなければなあ・・。


 

21 (Sat)

 『 小説「1984年」などで知られる英国の作家、ジョージ・オーウェル(1903〜50)が、映画俳優のチャプリンら38人の「隠れ共産主義者」のリストを英国の情報機関に提供していたと、英紙ガーディアンが伝えた。結核を患った晩年の49年、情報機関の女性職員の依頼にこたえたという。

 リストには、作家、俳優、学者やジャーナリストの名前があった。「私の意見では、隠れ共産主義者、共産主義のシンパ、あるいはその傾向があり、信用ができない」と付記されていた。

 依頼したのは、英外務省情報調査局のシリア・カーワンさん。昨年亡くなった。娘がカーボン紙を使ったリストの写しを見つけ、政治史学者を通じて公表した。

 オーウェルは「1984年」で管理社会を風刺した。「官僚主義の敵であったはずの彼が、現実の官僚主義の手先に落ちたのは、美しい女性への恋ゆえだった」と政治史学者は分析している。オーウェルは、カーワンさんに求婚したことがあったという(朝日新聞) 』

 

 ありゃりゃ・・。オーウェルといえば「1984年」。だったんだけどなあ・・。

 しかし信念や精神は、恋に負けてしまうのか。うーん、愛のため、いやそれも他者への無償の愛ならともかく、個人的で一方的な愛(まあ世の中の多くはそうだけど)で、こうも簡単に精神を売り飛ばしてしまうなんてね。

 もちろん分らなくはないですよ。美しい女性から頼られたら、あるいは・・。でも人を売ってはいかんよ。しかもジョージ・オーウェルなのに・・。


 

20 (Fri)

 『 東京都板橋区のゲームソフト販売店に押し入り、取り押さえられる際に警察官を傷つけたとして、警視庁は元とび職容疑者(29)を強盗未遂や傷害などの疑いで現行犯逮捕した。

 同店は5月末から2回強盗に入られているが、内容疑者は「いずれも自分がやった」と認めているという。板橋区や練馬区のコンビニエンスストアやファストフード店で起きた計14件の強盗事件の犯人とも容疑者は似ており、警視庁は関連を調べる。

 高島平署の調べによると、容疑者は20日午後1時前、「ビスコ下赤塚店」に客を装って入り、男性店員(24)に金を出すよう脅迫。店内で張り込み中の警察官が取り押さえようとすると、刃物を出して抵抗し、左手にけがを負わせた疑い。

 この店では強盗の被害にあった3回とも同じ店員が狙われていた。3回目となった20日、容疑者は「分かってるな。金出せ」と脅したという(朝日新聞) 』

 

 何が分ってるんだい?お前がとんでもなくばかだってことかい?

 いや失礼。そうじゃなかった。ばかすぎて自分がどんなにばかかってことも分らないか。


 

19 (Thu)

 『 川崎市幸区の市立夢見ヶ崎動物公園で、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されているエジプトリクガメ5匹がいなくなっているのに巡回中の飼育員が気づいた。届けを受けた幸署では窃盗事件とみて調べている。

 同園によると、この日は開園日で午前11時前に飼育員がカメ舎でエジプトリクガメを確認しており、何者かが高さ1.1メートルのカメ舎のさくを乗り越え、持ち去ったらしい。

 エジプトリクガメは、エジプト、リビアなどの乾燥した荒野が原産地で、体長は約15センチ。商取引は禁止されており、関係者によると、マニアの間などで1匹数十万円で取引されることもあるという。

 同園では1991年7月、ワシントン条約違反により成田空港で没収された30匹を受け入れ、現在は5匹が生存していた(読売新聞) 』

 

 受難のカメたち・・。

 しかしここは相当人がいないのか。夢見ヶ崎動物公園なんて知らないなあ。川崎市宮前区に住んでたんだけどなあ。

 あー、でも、実家近くの高崎公園にもツキノワグマとかいたけど、ほとんどみんな知らなかったからなあ・・。


 

18 (Wed)

 『 大阪府堺市立三国丘小学校で、児童が不審な男に連れ回されたと訴えたのに、教師が「部屋への入り方が悪い」などとしかり、男を捜さず他の教職員にも連絡しなかったことが分かった。

 先月16日夕、4年の女子児童に男が「先生が呼んでいるから」と声をかけ、校舎の1階から3階まで手を引いて歩いた。

 児童は手を振りほどいて教室に逃げ込んだが、女性教師は「ノックをして入りなさい」などとしかり、男の姿も見えないため連絡もしなかったという。

 児童は学童保育の指導員に被害を訴え、校長らがあらためて男を捜したが見つからなかった。児童はショックで1人で登校できなくなり、スクールカウンセラーの指導を受けているという。

 同市は昨年4月、校内に不審者が侵入した場合の対応を定めた危機管理マニュアルを策定したばかり。市教委は事件後に全校長を集めて注意を促し、学校の安全管理状況の点検を指示した(共同通信) 』

 

 うーん、あの忌まわしい事件から年月も経ってなければ場所だってそんなに離れていないのに、この有様ですか・・。

 もう今さら教師のモラル伝々・・、はあまりにばからしいので言いたくもないのですが、現場がこの意識ですからねえ、そこに何か期待するほうが間違ってるのでしょうね。そうそう、我々が期待し過ぎていたのです、ごめんなさいね。

 で、言うんだけど、お前もう用なしってことだよ。


 

17 (Tue)

 『 「残業を命じられたら、デートはやめます」。

 社会経済生産性本部が17日までにまとめた今年の新入社員を対象にしたアンケートで、約80%がデートよりも仕事を優先すると回答。厳しい雇用情勢を反映して、まじめな若者像が浮かび上がった。調査を委託された社会学者の岩間夏樹さん(47)は、「長引く不況で将来を楽観していないことの表れで、サバイバル人生型といえる」と分析している。

 調査は今春、大学や高校などを卒業した新人約3700人を対象に実施。1969年以来毎年行い、今回で35回目。

 「デートがある日に残業するように言われたらどうするか」との質問に対し、79%が「仕事をする」と回答。男女別では、男性の75%に対し女性は85%。岩間さんは「社会はまだ女性に厳しく、必死に仕事をしているのを見せる必要があるのではないか」と話した。

 終身雇用制の後退を背景に、「定年まで1つの会社に勤めたい」という新入社員は14%にとどまった。一方、「いずれリストラされるかもしれない」と不安を抱いている人が40%に上り、94%が「どこでも通用する専門技術を身に付けたい」と回答。会社選択の理由では「自分の個性・能力が生かせるから」が30%でトップ。「将来性を評価して」と答えたのは8%だった(サンスポ) 』

 

 デートはやめるわけね。そうなんだ。

 いかんぞ、若者!人生の醍醐味を放棄してどうする!

 さて、あなたならどうしますか?もちろん僕は働きます。昔からそうでした。

 (いやその頃はアンチテーゼがあったのですよ、今と違ってね)


 

16 (Mon)

 『 川崎市川崎区の古書店で今年1月、万引きをして逃げた中学3年の男子生徒が踏切で電車にはねられ死亡した事故で、警察への通報などを非難された男性店長(44)が15日で、古書店の営業を止めた。事故直後に張り出した廃業宣言に対し、全国から激励が寄せられ、営業を再開していた。店長は毎日新聞の取材に対して、「再開後も、万引きを目撃し、どう対処していいのか、答えを見つけることができなかった」と最後まで苦悩し続けていたと話し、廃業を決意したという。

 店長は古書店の営業を再開したが、しばらく前から、関係者に対して、店舗の賃貸契約が切れる6月中旬で廃業する強い意向を示していたという。この古書店とフランチャイズ契約を結ぶ古書チェーン会社は、店長に対して、店を移転して営業を継続することなど、話し合いを重ねたが、店長の決意を変えることはできなかった。

 店長は「(古書店を)続けることに戸惑いがある。万引きした子を捕まえて(亡くなった男子生徒のように)連絡先を言わなかった場合、どうしていいのか分からない」と言い、再開後も悩んでいた。

 営業再開後まもなく、店長は中高生ぐらいの男子が店で本やビデオテープを万引きする姿を2回、目撃した。しかし、店長はこの男子らを捕まえることができなかったという。

 店舗は16日で新しい経営者に引き渡され、7月上旬には別の古書店として開店することになっている。店長の今後の予定は決まっていないというが、知人らに対して「万引きなどを注意しなければいけない仕事は、もういいかな」と漏らしていたという。

 全国から多数の激励を受けたことに対し、店長は「非常にありがたいし、感謝している。しばらく店を続けたので少しは激励に応えることもできたのではないか。でも、この場所で店を続けることはできません」と話した(毎日新聞) 』

 

 なんとも哀しいのですが、何が哀しいって、これが現実なんだということです。誰が悪いかはもう分りすぎるくらいはっきりしているのに、現実は冷たい鞭で人々を容赦なく打ちつけていく。二度と消えない傷をつくっていく。そこに正義なんて存在しない。


 

15 (Sun)

 『 「ミスターレッズ」の愛称で親しまれ、昨季限りで現役を退いた福田正博さん(36)=元浦和=の引退試合が埼玉スタジアムであった。

 ブッフバルト氏らも駆けつけた浦和歴代選抜チームで先発。後半30分から現役チームに加わり、FKを頭で合わせて最後の1得点を決めた。試合後、「多くの成功を収めることはできなかったが、多くの仲間やサポーターと喜び、悲しみ、同じ夢を追い続けたことを誇りに思う」と語った。

 89年の日本リーグ時代の三菱入り以来、浦和一筋でJ1通算216試合で91得点。「期待に応えるため、手を抜くことなく力を最大限に尽くさないといけない」と無冠の後進に言葉を残した。

 J2降格とJ1昇格など苦楽を味わい、その存在はクラブそのものだった。この日集まったサポーターは5万170人。お互いに幸せ者だ(朝日新聞) 』

 

 確かに幸せ者だ。

 永遠のミスター・レッズ・・。


 

8 (Sun)

 なんだか悲しく、そして他人事ではないニュースを。

 『 勤め先の倒産やリストラなど保護者の経済的理由で中退した私立高校生が増えていることが、全国私立学校教職員組合連合の調査でわかった。

 調査は私教連組合員の勤務する私立中高が対象で、25都道府県の高校228校(生徒数計約20万6000人)、中学80校(同2万9000人)から回答があった。それによると昨年度、経済的理由で退学したと見られる生徒は高校355人、中学8人。高校は1校当たり1.56人で、1998年の調査開始以来、最も多かった。

 退学理由は、「家業倒産のため一家で夜逃げ」(石川)、「父親がリストラにあい、母親も入院して収入源がなくなった」(長野)、「父親は年金生活、母親の会社が倒産した」(滋賀)など。私教連は「父親の蒸発など深刻な例が増えた」としている(読売新聞) 』


 



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