それは重要ではないかもしれないけれど、心に残る(かもしれない)出来事 2003.11. |
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25 (Tue) 『 サッカーのJリーグ浦和レッズの事務所に25日、郵送されていたナビスコ杯優勝メダルは、FWエメルソン選手のものとして、レッズは先に届いていたひもとともにエメルソン選手に返還した。 レッズによると、今月8日に届いたひもはメダルだけがない状態で、「ひもはエメルソンのものです。クラブ、選手、サポーターのみなさんに迷惑をかけました」と書かれた謝罪文が同封されていた。 同時に紛失したゼリッチ選手のメダルはひもが途中で引きちぎられているため、レッズは送られてきたメダルをエメルソン選手のものとした。 エメルソン選手は、「めちゃくちゃうれしい。なくなってからずっと心配してくれたサポーターに感謝したい」とするコメントを発表した。エメルソン選手の自宅やクラブには子どもたち手作りのメダルが届けられており、「だからサポーターが好きだ」とも。 一方、メダルが戻ってきていないゼリッチ選手はこの日の練習後、「返してくれるならうれしい」と話した。 ゼリッチ選手は、8日の試合後、サポーター有志から両選手を励ますメッセージをポルトガル語と英語で書き込んだ応援旗を贈られ、「メダルの代わりに素晴らしいプレゼントをもらった」と笑顔もみせていた(読売新聞) 』
良かった。 名実ともにレッズのエースであるエメルソンですが、実は見たことあるんですよね。しかも点入れたんですよ。 むむ、きのうJリーグは2試合しか見たことないって言ってたのに、と思われたかもしれませんね。そう、エメルソンはその時、フロンターレにいたのです。で、その後レッズに移籍したのです。 もうねえ、めちゃくちゃ速かったですよ。あきらかにスピードが違ってました。 それにしても、「子どもたち手作りのメダル」というのはいいですね。あともう一つも返してくれい。
24(Mon) 『 川崎フロンターレが勝ち点1差に泣いた。 自分たちのスタイルを貫いたシーズンだった。高い位置で球を奪い、攻めを仕掛ける攻撃サッカーを今季から掲げた。得点は最多の88。最終戦で、後半に我那覇の決勝ゴールが生まれたのも、最後まで果敢に攻めた証明だった。 ただ、カウンターが主流のJ2では、時に攻めることが、引き分けや負けにつながった。それが勝ち点1差に表れた。 石崎監督が勝ち点1差で昇格を逃がしたのは大分時代の99、00年に続いて3度目。「責任は感じている。ただ、今やっていることをレベルアップすれば、J1に上がれる」。今季で契約が切れる石崎監督は、期待を込めて話した(朝日新聞) 』
フロンターレ、惜しかったね。 J2はずっと2強(新潟、広島)で争われてきて、でも後半のフロンターレの怒涛の追撃はものすごかった。確実にJ2を盛り上げてたね。 僕はJリーグは2試合観にいってるのですが、両方ともフロンターレの試合、ホームの等々力です。で、どちらもフロンターレが勝ったので大盛り上がり。等々力はけっこう近く、ボランティアも多数頑張っています。 来年はJ1に上がれるよう、頑張れ!
21 (Fri) 『 福岡県椎田町立椎田中学校(334人)が21日、体育館の完成記念に企画した講演会で、手違いから、予定していた数学者の秋山仁さん(57)ではなく、元プロ野球福岡ダイエーホークス選手で野球解説者の秋山幸二さん(41)が訪れた。 演題は「デッカイ夢さえあればなんとかなるさ」で、体育館のステージ脇には「講師 数学者秋山仁先生」の垂れ幕。慌てた職員が「よければ講演していただけませんか」と依頼すると、幸二さんは「私でよければ」と快諾。生徒や保護者ら約500人を前に約1時間半、高校卒業後にプロ入りか大学進学かで悩んだことや、プロでの体験談を語り、終了後はひときわ大きな拍手が起きた。 手違いは、仁さんを招いたことがある福岡県に同校が連絡先を問い合わせたところ、県は幸二さんが野球解説者を務める福岡市の民放会社の連絡先を紹介し、同社と学校側の打ち合わせでも、「秋山さん」としか言わなかったため(読売新聞) 』
ほんとに涙が出てくるような話だね。『「私でよければ」と快諾』だよ。秋山は偉大なバッターだったけど、偉大な男でもあったんだね。
20 (Thu) 『 大分市の大分スタジアム・ビッグアイで19日行われたサッカー「キリン・チャレンジカップ、日本代表―カメルーン代表戦」でキックオフ前、大分県中津江村の坂本休村長(73)にカメルーン大使館から「シュバリエ(騎士)勲章」が贈られ、国際親善試合に華を添えた。 昨年のサッカー・ワールドカップで同国代表チームのキャンプ受け入れ地として誠意を尽くし、友好関係を築いたことが評価された。日本人の受章は初めて。 勲章はカメルーンとの友好関係に貢献した外国人に授けられる最高位の勲章。坂本村長は、「村を有名にしてくれたのに、勲章までいただき感激している。今後も友好促進に努めたい」と喜んだ。 また、試合会場には中津江村民の約三分の一に当たる約四百人が駆けつけ、手作りの小旗などを振って声援を送った(西日本新聞) 』
19 (Wed) 『 警視庁巣鴨署は、コインロッカーに生まれたばかりの男児を置き去りにしたとして、保護責任者遺棄の疑いで、母親で住所、職業不詳山本典子容疑者(31)を逮捕した。男児は保護され、健康という。 山本容疑者は16日午後5時半ごろ、東京都豊島区南大塚のJR大塚駅近くのホテルで男児を出産。駅前のコインロッカーに入れて近くで様子を見ていたが、誰も気付かなかったため交番に行き、「荷物を入れようとしたら赤ちゃんがいた」と届けた。 山本容疑者は、「自分で育てられず、親切な人が拾ってくれればと思った」と供述している。 調べでは、山本容疑者は16日午後7時45分ごろ、大塚駅前のコインロッカー内に、タオルで包んだ男児を置き去りにした疑い。巣鴨署は、山本容疑者の言動が不審だったため事情を聴いたところ、自分の子どもと認めた(サンスポ) 』
15 (Sat) 『 03年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、富士重工業のスバル「レガシィ」が選ばれた。スバル車の受賞は初めて。 トヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」が本命視されたが、水平対向エンジンや4輪駆動などの技術力と、車両としての完成度の高さが評価された。 5月の発売以来、5カ月で3万4901台を販売している。竹中恭二社長は、「スバルならではの個性的で感動的な走りを磨き上げた。それが評価されたと思う」とコメントした。 00年から02年まではホンダ車が3年連続(シビック、フィット、アコード)、97年から99年までもトヨタ車が3連覇(プリウス、アルテッツァ、ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ)している(日刊工業新聞) 』
13 (Thu) 『 秋田市の整形外科医院で10月下旬、空気銃で撃たれひん死の状態で見つかった猫が、11日深夜、同市内の動物病院で死んだ。死因は細菌感染による呼吸困難。保護していた同市の動物愛護団体「いぬ・ねこネットワーク秋田」の会員が12日、猫を市内のペット霊園に埋葬した。 猫は生後8カ月のメスで、発見後は同市保健所が保護。今月6日に同団体が引き取り、「福ちゃん」と名付けて飼い手を募集していた。猫は8日、同病院で体内に残っていた弾丸7個の摘出手術を受けた。容体が不安定ながらも回復の兆しがあったが、11日午後11時55分ごろ力尽きた。 同団体会員の秋田市の主婦、高橋弘子さんは、「ショックだが、ここまでよく生きてくれた。動物虐待の悲惨さを訴えるために頑張ったのだろう」と話した(毎日新聞) 』
僕は動物愛護家ではないし、むしろ日頃はそういうことから距離を置いているのですが(捕鯨反対とか動物実験反対とか、そうやって破壊行動に出る奴らって胡散臭いよね)、このニュースのような話には心動かされます。馬鹿なことをするのも、それを元に戻そうとするのも人間。愚かな生き物。しかしこのニュースで心動かされるのは、そんな人間どもとは別に、生きようという動物本来の本能に忠実だった猫がいるから。そしてこの団体が、あくまでもその手助けをしようとしたから。「動物虐待の悲惨さを訴えるために頑張ったのだろう」という言葉、そんなはずないと分っていても、やっぱり猫は、訴えるために生き抜いたんだとも思う。
12 (Wed) 『 警視庁交通捜査課と東大和署は、赤色回転灯やサイレンを付けて救急車そっくりに改造した車を使い、無許可で民間救急業を営んだとして、東京都八王子市の自称民間救急業、本間被告(56)を道路運送法違反(無許可経営)容疑で逮捕した。 調べでは、本間容疑者らは、国土交通相の許可を受けずに今年8月から民間救急業「エマージェンシーサービス・インコーポレイテッド」を経営。偽装救急車を使って患者を病院から別の病院に搬送した疑い。 本間容疑者らは、新車の普通ワゴン車を約400万円かけて改造し、寝台や救急医療用の器具も積みこんでいた。口コミやインターネット、ビラで顧客を集め、患者の病院間の搬送、自宅への搬送を有料で行っていた。これまでに30〜35回搬送し、150万〜200万円の売り上げがあったという。今年9月には、八王子市と埼玉県所沢市の病院間で患者を搬送する際、実際に赤色灯を回し、サイレンを鳴らして信号無視をしたという。 本間容疑者は、97年4月〜今年7月まで正規の民間救急会社に勤めていた。調べに対し、「許可が必要なのは知っていたが、給料が月30万円しかもらえず、自分でやろうと思っていた」と供述。「緊急車両の認定が取れる」とうそを言って整備工場に改造を依頼していた。開業費用のうち300万円を母親から借り、残りは民間のローンで調達していた。
民間救急は、国交相の許可と営業所を管轄する自治体の消防本部の認定が必要。救急車を利用するほど緊急性がないお年寄りや患者の入退院や通院、社会福祉施設への送迎を有料で行っている。赤色灯やサイレンは公安委員会が指定した緊急車両にしか装着が認められていない。緊急車両として指定されているのは医療機関が所有する救急車で、民間救急業者は対象外(毎日新聞) 』
11 (Tue) 『 「テレ東、また選挙特番やらずに高視聴率」 政権交代をめぐって激戦が繰り広げられた9日の衆議院議員選挙で、各テレビ局は選挙特番を編成。その視聴率が10日、出そろった。 NHKでは午後8時から「衆院選2003開票速報」を放送、午後11時ごろまで17%前後(ビデオリサーチ、関東地区)の高視聴率をキープ、安定した強みを見せた。 フジテレビは「FNN踊る大選挙戦」と題して放送、吉田秀彦とヴァンダレイ・シウバが対決した「PRIDE GP」の中継を挟んだこともあって平均12.4%と健闘した。 一方、テレビ朝日「選挙ステーション」は午後7時54分から午後11時半までの平均視聴率が9.6%と伸び悩んだ。4日放送の「ニュースステーション」で民主党が政権を獲得した場合の閣僚名簿を長時間にわたって報道し、自民党の安倍幹事長ら執行部が、「選挙ステーション」への出演を拒否する騒動に発展したことが影響したとみられる。日本テレビとTBSはともに7〜10%前後だった。 注目されるのはテレビ東京。各局が選挙特番で熾烈な戦いを演じる中、何の関係もない「日本全国故郷の肝っ玉母さん」を放送し、12.3%の高視聴率を獲得。同局の“独自路線”がまたまた奏功した格好だ(サンスポ) 』
いいねえ。テレビ東京好きだからねえ。(なんといっても「アド街っく」ね) テレ東は、サッカーがあまり人気のなかった頃から「ダイヤモンド・サッカー」(伝説の番組)をやっていたり、大食いとか骨董とか温泉番組とか、独自の路線をこつこつと進んでブームをつくっていったところがある。そして人気が出ると他局に真似され、資本力で負けてしまうという連続。 でも、やっぱりこういうところで光るよね。これからも独自路線を行け!
8 (Sat) 『 鉄の化合物でできた“うろこ”で覆われた脚を持つ珍しい軟体動物を、スウェーデン自然史博物館と米国のグループがインド洋の深海で発見し、7日付の米科学誌サイエンスに発表した。 うろこの主成分は硫黄と鉄が化合した硫化鉄で、グループは硫化鉄でできた体を持つ多細胞生物は初の発見としている。 この生物は、海洋科学技術センターの深海調査船「かいれい」が、海底から熱水が噴き出しているのを発見した水深約2500メートルの「かいれいフィールド」という場所で見つかった。 タコやイカと同じ頭足類だが、殻を持ち、古代生物のオウムガイに似ている。脚の表面に長さ約8ミリのうろこ状物質が、屋根瓦を敷き詰めたように並んでいる。詳しい機能は分からないが、天敵から身を守るためらしく、鉄分と硫黄分が多い海底の環境に適応し、独特の進化を遂げたとみられている(共同通信) 』
すごいね。まるでマジンガーZ(の敵)みたいだよ。進化ってやっぱ神秘だね。
7 (Fri) 『 被告の手握り、裁判官「がんばりや」 パン万引きの母に 生活苦からパンなどを万引きしたとして、窃盗の罪に問われた大阪府内の女性被告(47)に対し、大阪地裁は懲役1年執行猶予5年(保護観察付き)の判決を言い渡した。杉田宗久裁判官は言い渡し後に被告が退廷するとき、一段高い裁判官席から身を乗り出し、被告の手を握って、「もうやったらあかんで。がんばりや」と声をかけた。 判決などによると、被告は今夏、府内のスーパーで、パンや清涼飲料水など食料品(約3000円相当)を万引きした。被告は生活保護を受け、別の店で働きながら10代の2人の子供と一緒に暮らしていた。しかし、数年前に家出した夫の借金の返済に追われ、生活は困窮していた。 被告は00年にも同様の盗みの罪で有罪判決を受けており、犯行時は執行猶予期間中で、再犯で再び執行猶予となるのは異例だ。10月29日の判決公判で、杉田裁判官は「本来は実刑もやむを得ない」と指摘。そのうえで、子供にひもじい思いをさせたくないと考えて犯行に及んだ▽実刑になれば、学校に通う2人の子供の生活が行き詰まってしまう―ことなどを考慮し、被告にもう一度社会での更生の機会を与えた。 杉田裁判官に励まされた被告はその場で泣き崩れ、「ありがとうございます」と答えた。その後、被告は帰りを待つ2人の子供のもとに戻った(朝日新聞) 』
時に、ドラマよりもドラマチックな瞬間があります。 それにしても、朝日新聞には時々こういう記事が載ります。なんだか記者の心情が出すぎてしまっているところが、血が通っている気がして気に入っています。
6 (Thu) 『 オーストラリア北部ダーウィン東方約400キロにあるブライズ川の入り江で、ガチョウ狩りに出かけた男性が、体長3メートルのワニに襲われて水の中に引きずり込まれそうになったが、男性と一緒に狩りに来ていたおばが、ワニにげんこつを浴びせて撃退した。男性はけがを負って病院で手当を受けたが、命に別状はない。地元紙が3日、伝えた。 ワニに左足をかまれたのは、マヌエル・パスコーさん(19)。おじさんやおばさんと一緒に狩りを終えて帰宅する途中、狩りの獲物に引き寄せられたイリエワニが小川から飛び出してきて、パスコーさんを襲った。 狩りの同行者は、すぐにパスコーさんを助けようとしたが、ワニはかみついたパスコーさんの足を離そうとしなかった。 そこで、パスコーさんのおば、マーガレット・ライニィブーマさん(53)が、「助けて!イエスの御名において!」と叫びながら、げんこつでワニの鼻にパンチを浴びせたところ、ワニはパスコーさんの足を離し、小川に戻っていったという。 パスコーさんを襲ったワニはイリエワニとみられる。世界最大級の大きさに成長する種類で、6メートル以上の個体も記録されている(CNN) 』
やはりその拳には、主のお力が宿ったんだと思いますよ、きっと。
5 (Wed) 『 広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイが来月、米ワシントン近郊のスミソニアン航空宇宙博物館で一般公開されるのを前に、米学者らのグループ約150人が4日までに、展示は原爆被害などに言及しておらず不適切と批判する声明文に署名した。博物館に送付する。 声明をまとめたアメリカン大のピーター・クズニック教授(米近代史)が明らかにした。同教授によると、声明は展示が「死傷者数や歴史的経緯に触れていない」と批判、博物館に展示方法の変更などを求めている。声明には1995年のノーベル平和賞受賞者ジョゼフ・ロートブラット氏や小説家カート・ボネガット氏らも署名した。 博物館によると、12月15日から始まる一般公開では、エノラ・ゲイの原爆投下について「最初の原子兵器を広島に落とした」などと簡単に説明、人的被害などには触れない。博物館のクレア・ブラウン広報部長は「声明文は見ていない。展示方法を変更する計画はない」と話している。 エノラ・ゲイをめぐっては、同博物館による95年の特別展示で被爆者の実情を展示しようとしたところ、米退役軍人団体などが強く反発、混乱の中で館長が辞任した。 今回、博物館側は「技術的進歩に焦点を当てた」(デーリー館長)と主張。一方、クズニック教授は、「技術面の展示なら、どのB29でもいいはずだ」と反発している(共同) 』
4 (Tue) 『 午前11時50分ごろ、東京都立川市曙町のJR南武線の立川駅で、立川発川崎行きの普通電車の車両内に「スズメバチ1匹が入り込んでいる」と乗客から駅員に連絡があった。 駅員らが捕獲しようとしたがうまくいかず、スズメバチが入り込んだ2両目だけを乗客が乗らないように閉鎖し、電車は7分遅れで出発した。約50人の乗客にけがはなかった。 JR東日本八王子支社広報課は、「スズメバチは約5センチの大きさだったという。こんなことは初めての経験だ」と驚いていた(サンスポ) 』
確かに初めて聞いたよ。でもまあ、1匹でも怖いからねえ。僕も5センチくらいのところでまとわりつかれた時は、本気で駄目だと思ったよ。
3 (Mon) 『 「浦和完勝、初タイトル獲得」 サッカー・ナビスコ杯決勝―東京・国立競技場で昨年と同じ顔合わせとなった決勝が行われ、浦和が鹿島に4−0(前半1−0)と快勝して、初優勝を飾った。 浦和はJリーグ発足以来、初のタイトルで、優勝賞金1億円を獲得、鹿島の2年連続4度目の優勝を阻んだ。オフト監督もクラブでは初めてのタイトル。MVPには1得点、1アシストの浦和・田中が選ばれた。(観衆5万1758人) 速さのあるツートップを中心に積極的なサッカーを展開した浦和が完勝した。浦和は13分、内館のサイドチェンジで右サイドに飛び出した田中からのクロスを山瀬が頭で合わせて先制。48分には縦パスで抜け出したエメルソンが2点目、56分には田中の単独突破で決定的な3点目を奪った。 頼みのエウレルが26分で故障のために退くなど、苦しい布陣の鹿島は、DFラインの裏を再三突かれ、スピード不足を露呈。60分に小笠原が2枚目の警告で退場になるなど、散々な出来で、通算10個目のタイトル獲得はならなかった。 ◆浦和・オフト監督 「やっとタイトルを取ることが出来て、選手は喜んでいると思う。今日の結果は、昨年からここまでの成果が表れたのだと思う」 ◆鹿島・セレーゾ監督 「スコアは内容を物語っている。浦和は成長していると実感した。我々の選手に不満はない。最後まであきらめない姿勢を見せた」(読売新聞) 』
やったよ・・(涙)。
2 (Sun) 『 「露の「対米核報復」、関係悪化に備え健在」 米国の先制核攻撃で国家指導部が全滅した場合、ほぼ自動的に、残る核ミサイルを米国に向け発射する旧ソ連の核報復システム「死の手」が現在も稼働中であることが、複数のロシア軍部筋の証言で判明した。 冷戦終結後14年を経て、米露がテロ対策での「同盟関係」を標榜する今日でも、全面核戦争のシナリオが排除されていない実態を端的に示すものだ。 「死の手」は、レーガン米政権下で米ソ間の核緊張が高まっていた1984年に稼働を開始し、現在はウラル地方のコスビンスキー山の地下基地に指揮中枢が置かれている。米国の先制核攻撃で国家指導部が壊滅、正規の指揮・命令手順に基づく核報復が不可能になった場合を想定し、コスビンスキー山からの指令で打ち上げられる通信ロケットが発するシグナルにより、先制核攻撃での破壊を免れたすべての露大陸間弾道弾(ICBM)などが、米国に向けて自動発射される仕組みとなっている。 厚さ300メートル余もの岩盤で守られたコスビンスキー山の基地建設は70年代後半に始まり、90年代後半まで続いていたとされる。 露軍部筋は、「死の手」が依然稼働状態に置かれている理由について、「対米関係は現在、良好だが、将来、悪化して再び核の緊張が高まる恐れは否定できないからだ」と説明した。 米国は極秘の核戦争計画「単一統合作戦計画」(SIOP)に基づき、露連邦領の2000か所以上にICBMや潜水艦発射弾道弾(SLBM)などの狙いを定めているが、その中でもコスビンスキー山は最優先標的の1つだという。露軍部筋は、自国にもSIOPと同様、米領内の標的を定めた極秘戦争計画が存在することを認めた(読売新聞) 』
うーん、なんと、というか、やはり、というべきか。こういうのはやっぱり未だにあるんですね。「否定できないからだ」っていうのが、めちゃくちゃ怖いよ。 1 (Sat) 『 秀才ばかりの集団では、組織の生産性は低下する―。 大阪府立大大学院工学研究科の西森拓・助教授らがアリの行動をコンピューターで再現したら、そんな結果が出た。エサ集めの下手なアリが集団内にいた方が、優秀なアリだけよりもたくさんエサが集まった。札幌市で開かれた日本動物行動学会で発表した。 アリはエサを見つけると、巣への帰り道に目印になる物質(フェロモン)を塗りつけ、他のアリはこの目印を触角でたどってエサ場に向かう。 西森さんらは、目印に敏感なアリと感度が悪いアリの行動をコンピューターで再現。すると、感度の悪いアリがいる集団の方が、エサを効率よく集めた。 優秀なアリは目印を忠実に追うため、エサを効率よく集めるが、目印に固執するあまり、新たなエサは発見しにくかった。一方、鈍いアリはうろうろすることで、エサを発見するチャンスが高まるらしい。ただ、実際にエサを集めるのはほとんどが秀才アリだった。 西森さんは「特に状況の変化が著しいときには、人間でも手堅い秀才ばかりでは駄目なのかもしれない」と話している(読売新聞) 』
もちろんその通り。いやはや、端的に現れてるね。 |
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