その日起こった重要(かもしれない)出来事をメモしておくコーナー 2002.8. |
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31 (Sat) 『 昨年の高知市の成人式に来賓として出席し、若者のやじを一喝して今年の式典に出席しなかった橋本大二郎・高知県知事を来年こそ招こうと、来年の新成人らで組織する「市企画委員会」は、知事への異例の“出席依頼”を決めた。 新成人たちは、若者のマナーの悪さを戒めた知事の真意をしっかりとかみしめた上で「熱血知事」の祝辞がどうしても聞きたいとして、市を通じて、知事に出席を願い出るが、知事は応じる見通しだ。 昨年1月8日の成人式では、橋本知事の祝辞の最中、数人の男性グループが「帰れ」などとやじを飛ばし、知事が「静かにしろ」「出ていけ」と大声で一喝した。高松市などでも同様の騒ぎがあり、成人式のあり方、若者のマナーの悪さが社会問題にまで発展。今年の式典で市側は「知事に迷惑をかけたくない」と出席依頼を自粛した。 来年の式典については、30日に開かれた市の企画委員会で新成人10人ら13人の若者が「橋本知事の真意は理解できる」「成人式は一生の思い出。ぜひ来てもらい、式を引き締めたい」「知事の祝辞をぜひ聞きたい」との声が相次いだ。 委員の1人で、高知市内の短大に通う女性(20)は、「騒ぎのあった成人式は年下から見ても恥ずかしかった。橋本知事は親しみがあり、若者も人の話をきちんと聞けるところを見てもらいたい」と話す。 式典当日は今年と同様、騒動に備え、会場に同世代のボランティア約25人を監視員として配置する(朝日新聞) 』 成人式ね・・。 僕は大学の友だちと二人、他に誰も知らない府中市(当時住んでた)の式に出たのだった。次の日が試験でね。 って、今思うと試験なんてどうでもよくて、地元帰っとけばよかったなあ、なんて思うけど。
29 (Thu) 『 営団地下鉄と東武鉄道、東急電鉄は、延伸工事をしている営団半蔵門線水天宮前−押上間(6.1キロ)が来年3月19日に開業し、東武伊勢崎線・日光線と半蔵門線、東急田園都市線で相互直通運転を始めると発表した。 東武線の南栗橋(埼玉県)―東急線の中央林間(神奈川県)間の約100キロが直通運転される。営団地下鉄の相互直通としては最長になる(朝日新聞) 』
28 (Wed) 『 断裁寸前から増刷へ。 神奈川県鎌倉市の小さな出版社が出した1冊の本が、盛岡市内の書店の店長が読んで感動し、客に薦めたのがきっかけで運命を一転させた。大手出版社の営業マンたちが商売度外視で全国の書店に勧め、今月、本は2度も増刷されて売れ行きを伸ばしている。 この本は鎌倉市のかまくら春秋社が2000年暮れに出版した「天国の本屋」で、会社員田中渉さん(35)とフリーライター松久淳さん(33)の共著。「忘れたくない恋のトキメキ。最新型の青春小説」のうたい文句で、1万部を印刷した。1カ月で1000部売れたが、その後は売れ行きが止まった。 この春、盛岡市の「さわや書店」本店の伊藤清彦店長(48)が、1年以上在庫になっていた本を読み、「ファンタスティックなラブロマンスで涙が出た。これぞ本屋が売る本」と150冊を注文。目立つ場所に「贈り物にどうぞ」と並べたところ、若い会社員や高校生らにヒットした。 「電車内で読んで涙を流した」 読後カードなどで読者から「感動」の言葉が届き、大手出版社の営業マンや書店関係者に伝わった。 「他社の本でもいい本はいい本として紹介すべきだろう」 彼らの評判を聞いて福岡、名古屋、札幌などの大都市の書店から注文が舞い込んだ。 同社は7月には断裁の予定にしていたが、予想外の売れ行きに予定を変更。今月初めに2刷、19日に3刷が増刷された。 出版を企画した田中愛子編集長(47)は、「1年4カ月、ほとんど売れなかったのに、あれよあれよという間に、1万部以上も売れるなんて。本も生き物、命があったんだ」と驚いている(朝日新聞) 』
これはいい話ですね。こういうのって例えば、どっかの小さなインディーズ・レーベルから出たレコードが、たまたまナックファイブかなんかのDJが気に入って曲を流していたところ、いつの間にかじわじわと火がついちゃった、みたいなもんですよね。 しかも、「他社の本でもいい本はいい本として紹介すべきだろう」というのがいいですな。
27 (Tue) 『 人類が進化の過程で失った遺伝子が、人類の脳を爆発的に発達させる“原動力”となった―総合研究大学院大学と米カリフォルニア大サンディエゴ校などの研究グループが、こうした仮説を発表した。 同グループはこの遺伝子が失われたのが約250万年前と解析。これは人類の脳が急速な発達を始めたとされる直前で、人間とほかの動物と分ける重要な遺伝子かも知れないという。 この遺伝子は糖質の合成にかかわっている。この糖質は、動物の細胞表面を覆ういろいろな糖質の中の1種とみられるが、働きはわかっていない。チンパンジーなどの多くの動物がこの遺伝子を持っているが、人間にはなく、同グループが今回数十万年前に生存していたネアンデルタール人の骨の化石を調べたところ、この糖質はなく、同遺伝子を持っていなかったことが確認された。 さらに、遺伝子の変化の程度を詳しく調べた結果、この遺伝子が働きを失ったのは250-300万年前と判明。人類とチンパンジーは共通の祖先から6-700万年前に分かれたとみられるが、遺伝子は98%以上が共通しており、そのわずかな違いが両者の大きな差を生んだとみられる。 総合研究大学院大の高畑副学長の話 「高等生物の進化は、新たな遺伝子を獲得するのでなく、遺伝子を失うことによって起きた可能性が出てきた」(読売新聞) 』
26 (Mon) 『 日本精神神経学会は26日総会を開き、精神分裂病の名称を統合失調症に変えることを決めた。 質疑では「画期的なこと」との評価や、「ほかにも分裂が付く病名の変更も検討してほしい」などの要望が出された。 「統合が何を指すのかわかりにくい」、「原語のスキゾフレニアの訳語としては不完全ではないか」といった意見もあった(朝日新聞) 』 『 「精神分裂」という言葉が、病気に対する偏見を助長する恐れがあることなどが理由で、同学会は、名称変更をきっかけに、一層の啓もうに努めていきたいとしている。 同学会は6月の臨時評議員会で名称変更を決め、すでに厚生労働省に新名称の利用を認めるよう要請を出すなどしている(読売新聞) 』
これって画期的なことなんですか? ますます分りにくくない?だいたい何が統合で、どこが失調なの? というか、きみたちが分裂なんだろ。
25 (Sun) 『 「横浜・鶴見川にアザラシ出現 タマちゃんか?」 多摩川に出現してしばらく「行方不明」になっていたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」とみられるアザラシが25日、川崎と横浜の両市の境を流れる鶴見川に再び現れた。国土交通省京浜工事事務所に同日午前、市民から通報があった。 目撃されたのは、東京湾の鶴見川河口から約10キロさかのぼった鷹野大橋付近。目撃者らによると、午後1時半ごろには、橋から数十メートル上流側から下流側にかけての川の中央付近で、顔を出しては潜る動作を何度か繰り返していた。午後2時ごろには、姿が見えなくなったという。 アザラシを見たという近くに住む小学6年の男の子は、「長いひげを出して、川面から顔を出して泳いでいた。多摩川からどうやってここまで泳いできたのかな。疲れていないか心配」と話していた。 姿が見えなくなっても、夕方から夜にかけて橋や土手には、一目見ようと200人ほどの見物客らが集まった。それらしき姿を見つけると「あれかな」と駆け寄ったが、野鳥やごみと見間違えた場合がほとんどだった。 タマちゃんは7日に多摩川で確認されたが、17日から姿が見えなくなっていた(朝日新聞) 』 しかしこの「タマちゃん」という名前、いいですよね。いったい誰がつけたのだろ。 最初に鶴見川に現れてたら、「ツルちゃん」だったのかなあ。
と、読売新聞にも出てたので載せてみます。 『 「タマちゃん?横浜・鶴見川にアゴヒゲアザラシ」 東京の多摩川に迷い込み、今月17日から姿が見えなくなっていた「タマちゃん」とみられるアゴヒゲアザラシが25日昼ごろ、横浜市鶴見区の鶴見川・鷹野大橋付近で目撃された。 同市の会社員佐保田さん親子によると、アザラシは元気な様子で、午後2時過ぎ、川下へ泳いでいったのを最後に見えなくなった。 多摩川の丸子橋周辺で、最後にタマちゃんが確認されたのは17日午前。このアザラシがタマちゃんだとすると、8日ぶりの“お目見え”。多摩川を下り、東京湾経由で鶴見川をさかのぼったとみられる。最短コースを通ったとすれば、両地点の距離は約40キロ。 サンシャイン国際水族館の海獣飼育担当・冨山さんは、「別のアゴヒゲアザラシがいるとは考えにくく、おそらくタマちゃんだと思う。鶴見川は汚れているので、体調が心配です」と話していた 』 うーん、確かに心配です。 しかしこの、「元気な様子で、川下へ泳いでいったのを最後に見えなくなった」というのがいいですな。なんか愛嬌があって。
24 (Sat) 『 4人組ロックバンド「リンドバーグ」が24日、解散ツアーのファイナルを東京・渋谷公会堂で行った。 ボーカルの渡瀬マキは「とうとう渋公。たくさん来てくれてうれしいッス。きょうは泣くも笑うも歌うも踊るもよしで、みんなに任せた」と最後の絶叫。「ビリーブ・イン・ラブ」「もっと愛しあいましょ」など22曲を熱唱。アンコールの「今すぐKiss Me」では渡瀬マキが号泣。歌えなくなり会場ではもらい泣きするファンもいた。 「14年間最後まで応援してくれてありがとう。きょうのこと、リンドバークのことを忘れないで下さい」と深々と頭を下げ活動に終止符を打った(サンスポ) 』 そうか、もう14年も経つんですね・・。
23 (Fri) なんと、大量のクラゲが入った網を引き上げた漁船、重みで転覆!気になる内容は・・。 『 23日午前5時ごろ、鳥取県岩美町の漁港沖約5・5キロの日本海で、小型底引き網漁船「日の出丸」(米山船長、4・8トン)が操業中、大量のクラゲが入ったため網を引き上げたところ、網の重みで船が傾き、そのまま転覆した。 網代海上保安署の調べによると、米山船長は転覆のはずみで海に投げ出されたが、反転して海上に浮いた船体の船底で救助を待ち、約3時間後に仲間の漁船に救助された。けがはなかった。 網に入ったクラゲの種類は不明だが、重さは1トン以上とみられる(サンスポ) 』 しかし、船が転覆するようなクラゲとは、いったい・・。
19 (Mon) 『 サル専門誌「モンキー」、45年の歴史に幕。 創刊以来45年続いた雑誌「モンキー」が、このほど発行した298号をもって休刊となった。サル類の総合的な研究を目的とした日本モンキーセンター(愛知県犬山市)の発足とともに、その研究成果の普及を担ってきた。購読者の大幅な落ち込みなどで、リストラの対象となった。 第1号が出たのは、センター発足翌年の57年10月。東海地方を中心に入会者を募った「モンキー友の会」の会誌としてスタートした。チンパンジーやゴリラの現地調査リポートが載るなど、気鋭の「サル学者」たちが最前線を報告。人気を博した。日本各地にできた野猿公園の特集もあり、世間のサルへの関心の高まりとともに部数を伸ばした。 京大名誉教授の岩本光雄・センター所長は、「研究者ですら、野生のゴリラに会うのが難しかった時代。何を書いても面白く、ニュースになった」と振り返る。創刊10年で100号、会員は1000人を超えた。 「世の中が右肩上がりだった60〜70年代、日本のサル学もどんどん成果を上げていた。『モンキー』の最盛期だった」と長年編集に携わった三戸学芸員(55)。 だが、同時期に雑誌の性格も変わってゆく。69年、近くに京大霊長類研究所ができてセンターから多くの研究者が移った。76年、センターは研究部を廃止。残る生態学者も出ていった。 三戸さんが休刊号までの記事の内訳をまとめたところ、同年を境にそれまで主流だったサルの生態・社会研究の記事が激減した。研究色が薄まる一方で、付属動物園の園内ニュースなどが目立ち始めた。 現在、編集を担当する水野学芸員(54)は「研究の細分化・専門化が進み、一般向けには難しくなった面もある」と指摘する。内容が細るとともに会員も減り、現在では約180人だ。 センターに出資する名鉄は数年前からコスト削減で廃刊を求めていた。人員が減って編集作業をする余力を失ったセンター側も受け入れた。 三戸さんはこう言う。「多くの科学系雑誌が休刊、廃刊する中で仕方のないことかもしれない。『モンキー』の休刊が学問の将来を暗示しないことを祈るのみです」(朝日新聞) 』
18 (Sun) 『 17日午後11時45分ごろ、名古屋市中川区豊成町の路上で、タクシー客の男が、男性運転手(38)にタオルに包んだはさみを突き付け、「金を出してくれ」と脅した。運転手が「強盗をやるような人には見えないよ。やめておきなさい」などと諭すと、男は静かになり、近くの交番で男を愛知県警署員に引き渡した。 同署は、強盗未遂の現行犯で自称住所不定、無職、高木容疑者(30)を逮捕した。 調べでは、高木容疑者は午後11時40分ごろ、現場から約1キロ離れた場所から男性のタクシーに乗車。人通りが少ない場所に入ると停車するよう指示、はさみで脅し金を要求した疑い。高木容疑者は「生活費に困っていた」と話している(産経新聞) 』
『 動物の中で人間だけが高度な言語を話し、文明を発達させた理由はこれまで大きななぞだったが、それを解き明かすカギになりそうな遺伝子の変異が見つかった。ドイツ・マックスプランク研究所のエナートさんらが、15日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。 この遺伝子は、「FOXP2」と呼ばれるもの。この遺伝子は動物も持っており、エナートさんらは、人間、ゴリラ、チンパンジー、オランウータン、ハツカネズミのFOXP2の塩基配列を比較した。その結果、人間だけに小さな変異が見つかった。 エナートさんらは、この変異により、人間では顔やあごの構造が言語使用向きに発達し、結果的に文明を築くことになったと考えている。 この変異は20万年前から12万年前ごろに起きたらしく、その時期はちょうど、われわれ現生人類が栄え始めたと考えられている時期とほぼ一致する。 言語は化石を残さないため、研究は困難。しかし、ゴリラなどが手振り・身振りで仲間と情報交換できることなどからみて、人間の先祖も、かつては手振り・身振りだけを使っていたが、その後、言語を発達させたと考えられている。 そのために極めて重要なのが、顔やあご、のどなどの構造。ミルウォーキー動物学協会のセントジョージさんは、「ゴリラなどはこれらの構造がなかったために、『話す』ことはできなかった」と話している。 ただし、クジラやイルカ、オウムの類は「話している」ようでもあり、それらとの関連は必ずしも明らかではない。 人間のゲノム配列は、チンパンジーやクジラとそれほど変わらないことがわかっているが、今回のFOXP2の研究は、場合によっては、種の間の小さな変異が決定的な差を生み出す可能性があることを示している(CNN) 』
17 (Sat) さて、「多摩川のアザラシに悩む当局」という読売新聞の記事。いつものカルガモのような現象なのでしょうか。それとも・・。 『 「すぐに保護すべきだ」「いや、自由にさせておくのが一番」――。東京と神奈川の都県境を流れる多摩川に迷い込み、一躍、人気者になったアゴヒゲアザラシの取り扱いをめぐって、国土交通省など関係当局が頭を悩ませている。 もともと、冷たい海で暮らす動物だけに、環境の激変による悪影響が懸念される一方で、「順応性は高い」との見方もあり、どのような「処遇」が望ましいのか、はっきりしない。世間の関心の高まりを受けて、関係者はアザラシの体調に神経をとがらせている。 東京湾の河口から13キロ上流の丸子橋(大田区)付近に、アザラシが出現したのは今月7日ごろ。多摩川にちなんで「タマちゃん」と呼ばれるようになった。最近は連日、数百人の見物人が集まり、「タマちゃん」が川面から顔を出したり、橋脚によじ登ったりするたびに、歓声や拍手が上がるフィーバーぶり。管轄の警視庁田園調布署には、「アザラシはどこにいるのか」といった問い合わせが相次ぎ、現場に交通整理の警官を出動させるほどだ。 多摩川を管理する国土交通省京浜工事事務所(横浜市)にも、「猛暑でも大丈夫か?」「保護しないのか」などの電話が相次いだ。同事務所は「河川管理に支障はない」と様子を見守るつもりだが、「病気やけが、弱った時には放っておけない」と、水族館に相談するとともに、16日以降は、ホームページに最新の様子を映像で提供することにした。洪水対策用の監視カメラを出没場所に向け、10分おきに更新。アクセス数は、HPでの映像提供を発表した15日からの2日間で約7万件に上った。 また、環境省にも15日ごろから「行政は何をやっているんだ」「救出しないのはとんでもない」と、早期保護を求める電話が入り始め、対応に追われた。同省によると、アゴヒゲアザラシは鳥獣保護法などに基づく保護の対象にはなっておらず、省として対応することはできない。「居心地が良いから、あの場所にとどまっているのでしょう。当面は静観するしかない」(野生生物課)という状況だ。 アゴヒゲアザラシを飼育している「おたる水族館」(北海道小樽市)の川尻孝朗・海獣第一課長は、「哺乳(ほにゅう)類なので順応性があり、暑さや淡水にも慣れる。1、2週間は食べなくても体の脂肪があるので平気。テレビなどで見る限りは元気なので、今のところ保護の必要はないだろう」と話している 』
16 (Fri) 『 伝説のドイツ女流映画監督、半世紀ぶりに新作公開 ベルリン五輪を記録した「オリンピア」で知られるドイツの女流映画監督レニ・リーフェンシュタールさんの半世紀ぶりの新作がドイツとフランスのテレビで放映された。自らが100歳の誕生日を迎えるのを期に、執念で完成へとこぎ着けた。ドイツでは、リーフェンシュタールさんの芸術と政治的役割を再評価する動きも相次いでおり、「ヒトラーの映画屋」として戦後は冷遇され続けた天才映像作家の1世紀に、スポットライトが当て直されている。 前回のリーフェンシュタール映画の封切りは1954年の「低い土地」までさかのぼり、しかもこの作品の撮影自体は戦時中に行われている。戦後まともな創作活動ができなかった理由は、ナチス党大会を美的映像へと昇華させたドキュメンタリー映画「意志の勝利」などで、「ナチス協力者」の烙印を押されたことに尽きる。 リーフェンシュタールさん自身も「私の最大の功績はオリンピックの映像化。最大の失敗は、ヒトラーと知り合ったこと」と過去を悔やむ。だが、今回「水中の印象」放映が実現し、烙印は少しかすれたかに見える。そして、その跡は100歳記念の出版や報道からもうかがえる。 こうした“100歳の名誉回復”は、高齢者への同情や歴史の風化である以上に、自ら勝ち取ったものだ。 85歳で出版した回想録では、ヒトラーに魅せられ、芸術家として協力したことを認める一方で、政治面での関与は明確に否定した。ヒトラーの愛人説などの俗説は、50件に及ぶ訴訟でひとつずつつぶした。今や批判の急先鋒だった映画史研究家ヒルマー・ホフマン氏すら、「彼女が明確な意図をもってナチスに荷担したという私の想定は、修正したい」と語る。 「年齢をとるのはかなしい。健康やスポーツ、さわやかな気分といった人生の喜びをすべてあきらめなければならない」と嘆くリーフェンシュタールさんだが、次の目標として現像ミスでお蔵入りになったアフリカの未開部族の映像(60年代撮影)を、最新技術でよみがえらせる企画を挙げた。まるで、過去との戦いで失われた自らの後半生を取り戻そうとするかのような執念の火は、まだ消えそうもない(読売新聞) 』 『 レニ・リーフェンシュタール 1902年ベルリン生まれ。ダンサーを振り出しに女優、映画監督に。ヒトラーの演説に感銘を受け、直接手紙を書いて面会、ナチス党大会の映画化を要請される。ベルリン五輪を「民族の祭典」「美の祭典」2部作にまとめた「オリンピア」はベネチア映画祭の最高賞が授与された。戦後は映画界から追放され、アフリカ未開部族やサンゴの写真集を出した。現在はミュンヘン郊外で暮らす 』
『 山形県朝日村の「月山あさひ博物村」内にある「アマゾン自然館」の水槽から逃げていた強い神経毒を持つエラブウミヘビが16日夕、同館1階展示ルームで見つかった。弱ってはいたが生存していた。先月26日に逃げ出してから約3週間ぶり。 同博物村によると、ウミヘビは逃げ出した水槽から2、3メートル離れた所にあるパソコンなどの配線を隠す二重壁の約10センチのすき間からしっぽを出していた。職員がしっぽを踏んだ際に動いたため分かった。発見時には館内に数人の客がいた。 南西諸島などに生息するウミヘビの一種で、陸上では動きが鈍ることから、2、3日で死ぬとみられていた。カギをかけたジュラルミンの箱に入れて保管している(朝日新聞) 』
12 (Wed) 『 神奈川県警藤沢署の片瀬山駐在所に、セントバーナード系雑種の「パド号」がいる。ご主人の佐武巡査長(36)とともに各種キャンペーンに出動する地域の人気者だ。 ところが、今年6月、県警本部に匿名の投書があった。「警官が愛犬と仕事をするのは公私混同」。パド号は活動できなくなった。 これを知った住民が、「公私混同ではない」と531人分もの署名を提出、復活が決まった。来月11日の「警察相談の日」に再びお目見えし、「公」のために愛きょうをふりまく(毎日新聞) 』
11 (Sun) 『 日本で難民認定申請し、不認定になったものの、法相の「在留特別許可」を得ていたアフガニスタン人のユノス・タヒリさん(30)が9日深夜、大阪市生野区の自宅アパートで自殺した。 申請が約2年半放置された末、ようやく「在特」を得て、アフガンの家族を捜しに今年1〜2月、兄がいるイランに行ったが、米軍などによるアフガン空爆で妻子が死亡したのを知らされ、失意のまま日本に戻っていた。支援者らは、「申請をすぐに審査し、難民認定していれば、家族呼び寄せの可能性もあった。タヒリさんも、タヒリさんの家族も死ぬことはなかったはず」と憤り、母国へ遺体を送るための資金集めを始めた。 関係者によると、アフガンの友人らにあててノートに記された遺書には「体は元気でも、私はごみのようなもの。生きていても何の意味もない」などと書かれていた。 タヒリさんは99年3月来日し、4月に難民申請。9月に理由が明かされないまま不認定となり、異議を申し出ていた。しかし申し出は放置され、昨年9月の米同時多発テロ、10月の米軍などによるアフガン攻撃開始後の11月に、異議申し出却下とともに、法相の裁量で「在特」が出され、1年間の在留資格が与えられた。 今年1月、タヒリさんはアフガン国内にいるはずの妻と2人の子どもを呼び寄せる準備のため、兄のいるイランへ向かい、空爆で妻子が既に死亡していることを知らされたという。 タヒリさんと親しかった在日アフガン人男性によると、イランから戻ってきたあと、タヒリさんは「もっと早く在留が認められていれば、こんなことは起きなかった」と落ち込んでいた。また、一緒に働き、仲が良かったアフガン人の難民申請者(42)が申請を長期間放置された末、3月に異議を却下され、入管に強制収容されたことにもショックを受けていたという。 タヒリさんは少数民族、ケゼルバッシュ人で、反タリバン活動に参加。96年にタリバンに拘束されたが、イランへ逃走。99年3月に貨物船で山口県下関市に上陸した。 アフガン難民弁護団代表の大貫弁護士は、「難民に過酷な日本の政策により、また犠牲者が出た。早急に認定し、家族を呼び寄せていればこんな悲劇は起きなかった。迅速、公平な認定制度に一日も早く改正すべきだ」と話している(毎日新聞) 』
例えば自殺がよくないという考えがあります。死んでしまったら終わりだし、残された者には暗さしか残りません。 ここでも、なにも死ななくたって、と言うことも可能です。それこそ、亡くなった妻子のために、と言うことだってできます。生きていれば何かある。別の形で意思を残すことだってできる。 でも、だから何だと言うのでしょう。遠い異国の小さな部屋で死ぬしかなかったひとに、何が言えるというのでしょう。 10 (Sat) 『 米原潜に衝突されて沈没したえひめ丸に代わる、愛媛県立宇和島水産高校の新しい実習船、5代目えひめ丸(定員60人、499トン)の進水式が、同県今治市の「新来島波止浜どっく」であった。 旧えひめ丸の大西尚生船長や同校の上甲一光校長ら関係者約25人が出席。造船所を見学に来た小中学生や高校生とその保護者計約110人も、式の様子を見守った。 神事の後、加戸・愛媛県知事が「本船をえひめ丸と命名する」と宣言し、おので支えのワイヤを切った。船体が地響きをたてて海へと滑り出ると、出席者や見学者から拍手がわいた。 試験運転などを経て11月に完成し、2003年4月から実習に使用される 』
みんなの意思やたくさんの想いを持って、どこまでも広い大海へと漕ぎ出せ。
8 (Thu) 『 午前零時8分ごろ、岡山県勝山町のJR姫新線・中国勝山−久世間の踏切が運転業務終了後も作動しているのに、JR西日本岡山支社の信号通信指令が気付いた。調べたところ、中国勝山駅から約1キロ東の踏切近くの線路に、無人のディーゼル列車(2両)が止まっていた。 岡山支社によると、ディーゼル列車は7日午後10時10分に同駅で乗客を降ろし、運転を終えた。8日朝の始発まで駅構内に止めておく予定だったが、運転士が車輪止めを忘れたため、わずかに傾斜している東の方向に動き出し、こう配がなくなった場所で止まったらしい。 姫新線は単線で、無人列車が走った区間には2つの踏切があるが、通常通り作動し、けが人などはなかった。また、現場を通過する予定の列車も始発までなかったという。車両を点検したところ、異常はなく、中国勝山駅に戻され、通常通り始発から運転された。 岡山支社は、「基本動作の徹底を図り、再発防止に努める」と話している(朝日新聞) 』
ここで言いたいのは、通常通り作動した2つの踏切。日頃、誰に感謝されるでもなく、黙々と(多少音は出すにしても)業務をこなす的確な仕事人が、今日も特に目立つことなく、人々の平和を守り続けます。
7 (Wed) 『 三味線や琴、太鼓といった邦楽器が久々に脚光を浴びている。この春から邦楽授業が中学で必修になったのが原因。日本文化の継承を訴えてきた人々は「洋楽一辺倒だった音楽教育がやっと変わった」と感激の面もちだが、現場の先生はこの夏休み中、慣れない楽器のけいこに悪戦苦闘している 』 これは朝日新聞の記事。 『 「絶滅寸前とまで言われた邦楽器職人が、文部科学省のおかげで息を吹き返しました」 豪徳寺の邦楽器専門店「亀屋」の芝崎勇二さん(63)は、中学生に邦楽器の履修を義務づけた新学習指導要領を「神風」と呼ぶ。月に2、3面しか売れなかった琴が、この1学期で20面も売れた。後継ぎの勇生さん(34)が近隣の学校をセールスに回り、店にもにぎわいが戻った。「同業者は後継者探しにも悩み、沈み切っていた。今年は革命が起きた」 邦楽合奏指導の第一人者、茅原芳男さん(72)は「邦楽に初めて洋楽と対等な地位が与えられた」と喜ぶ。明治政府は、文明開化策の一環として洋楽重視の音楽教育を採用した。「以来ずっと邦楽は日陰者扱い。歌詞は日本語でも、学校で習う楽器や発声法はすべて西洋流だった」 茅原さんは、音楽教師として勤務した東京都内の小学校を退職後、小中学校で邦楽教育を必修化するよう一人で旧文部省に陳情に出向いたり、署名を集めたりしてきた。今回の新要領は長年の訴えの成果でもある。 大変なのは先生だ。ピアノやリコーダーならお手の物だが、三味線や琴となると教え方はもちろんひき方すら知らない人が多い。音楽大学が一斉に邦楽専修コースを設けたのは今春のことだ。 夏休み中、小中学校の先生を集めた邦楽研修会が各地で開かれている。 「手を触れたのは生まれて初めて。駆け足で基礎を習ったけど、生徒に教えるなんて、まだまだ無理です」 ◇ 学習指導要領(中学) 「和楽器については、3学年を通じて1種類以上の楽器を用いること」 』
6 (Tue) 『 マヨネーズの国内大手メーカーは、キューピーと味の素の2社だけだったが、花王も9月から参入すると発表した。健康志向の食用油を使ったマヨネーズをつくり、2社寡占状態に風穴を開けたい考えだ。 体に脂肪がつきにくいという食用油を使った「健康エコナ マヨネーズタイプ」は希望価格348円で、他社製品の約2倍。後藤社長は、「マヨネーズ原料の3分の2は油で、肥満への関心が高い消費者に支持されるはず。3〜5年かけて確実にシェアを獲得したい」と話す。 家庭用マヨネーズ市場は、最大手のキューピーが約70%のシェアを占め、68年に参入した味の素が25%のシェアを持つ。しょうゆやソースなどの調味料の消費量が低迷する中、マヨネーズは若い女性を中心に人気を集めている。消費量は過去10年間で10%以上伸び、売上高は約600億〜700億円とみられる。安売り競争の激化でここ数年は売上高が伸び悩んでいるが、カロリーを減らした製品の売り上げは好調だ。 食用油のエコナは99年に発売され、現在では10%を超えるシェアを獲得した。2001年にはエコナを利用したドレッシングも発売。シリーズで年間約200億円を売り上げるヒット商品に成長させており、マヨネーズでも2匹目のどじょうを狙う(朝日新聞) 』
キューピーといえば甲州街道。都心から調布へ入ったあたりですかね、工場がありますよね。あの門のところのキューピー人形を見るたび、胸がキュンとします。それは僕に、遠い日々のことを思い出させます。 幼かった頃の日曜の朝の食卓、学生の頃の小さな部屋、新社会人の時の寮の台所、いつも近くにはキューピーがありました。かつては都心から帰るのに、よく甲州街道を使って工場の前を走ってたし。キューピーは、あの愛らしい体型のまま、少しも変わらず時代を見つめ続けます。
5 (Mon) 『 幻の「太平記絵巻」第6巻、埼玉県が英で落札! 鎌倉時代末期から南北朝時代の争乱を扱った長編戦記「太平記」を題材に、江戸時代初期に描かれた極彩色の絵巻物「太平記絵巻」(全12巻)のうち、最後まで存在が確認されていなかった第6巻を、埼玉県が英国で開かれたオークションを通じて3220万円で購入した。これにより、計200メートルにも及ぶ長大な絵巻の全容が明らかになった 』 さすが埼玉。 『 「太平記絵巻」は、海北友雪(1598−1677年)が描いたとされる。「太平記」全体を網羅した絵巻としては唯一の現存作品だ。 第6巻に描かれているのは、建武3年(1336年)3月から約1年間の出来事で、足利尊氏が再興し、京に攻め上る場面から始まり、有名な楠木正成、正行親子の「桜井の別れ」や湊川合戦など名場面が多い。 同巻は6日からさいたま市の同県立博物館で特別公開される(以上、読売新聞) 』 しかしこういう国宝級なものが簡単に国外流出していたということですな。まあよくある話です。浮世絵も皿なんかを包む(ただの)紙として使用され、それが海外での圧倒的評価によって、再評価(この辺たけし映画なんかも同じ)されました。 それにしてもこれを落札したのが国の博物館やら大学などではなく、埼玉県!というのがいかします。いいぞ、埼玉。
4 (Sun) 『 昆虫のように羽を動かし、空中を自由自在に飛び回る超小型ロボットの開発が、米カリフォルニア大など数カ所の研究機関で進められている 』 ううむ、ヘリみたいなんかではなく、わざわざ昆虫型なのか、と思って読んだら、どうも事情はいろいろあるみたいです。以下CNNの記事。 『 軍の偵察活動などへの応用が期待されるが、羽の動きで飛行をいかに制御するか、小型化をどうやって実現するかなど、課題は多い。自然の創造物を人工的に再現するのは、最先端の科学者たちにとっても容易ではなさそうだ。 カリフォルニア大バークレー校では、生物学や工学の専門家によるチームが、来年までの5カ年計画で開発プロジェクトに取り組んでいる。昆虫や鳥が飛ぶ原理について詳細な研究を重ねた上で、試作品を製作する段階に入ったところだ。約250万ドルという研究資金の大半は、国防総省の高等研究計画局が提供している。 「目標はハエだ」と語るのは、チームに参加するティム・サンズ教授。ハエはその小さな体でどんな戦闘機よりも素早く転回し、たとえ羽が破れていても機敏に飛び回るし、天井に止まることもできると、サンズ教授は指摘する。ステンレス製の試作品は、羽を広げた幅が約2.5センチ。小型で軽量だが、肝心の飛行実験にはまだ成功していない。 小型化を重視するカリフォルニア大チームとは対照的に、性能面から着手しているのはカナダ・トロント大の研究者たちだ。今年2月には4枚羽のロボットを空中に舞わせる実験に成功した。ただし、このロボットは幅が約20センチ、重さ約450グラム。「昆虫サイズ」への道のりはまだ遠い。 昆虫型ロボットが完成すれば、敵陣に飛ばして偵察させるといった軍事的用途のほか、有害物質による汚染の監視から惑星探査まで、幅広い分野での応用が期待される 』 ううむ、これってけっこう恐ろしいことでは・・。 だって3センチですよ、気づかないよ、普通。そんなんが偵察(から発展して盗撮・盗聴)してたって分らないよ。 しかし今までほんとに映画や物語の中だけの世界だと思っていたら、けっこう実現してしまうのだな、そのうち・・。いいことなのか悪いことなのか、それは分らないけど。
『 ブレア首相の地元・英国北東部ダラム州にある首相の自宅に、不法に近づいたとして7月末に逮捕されていた19歳の少年が、ロック歌手ブライアン・フェリーさんの息子だったことが分かった 』 なにやってんだよ、フェリー・ジュニアは。 『 ダラム警察は、フードをかぶった男性がブレア首相宅の玄関へ近づいているのを発見し、職務質問したが男性は身元を明らかにすることを拒否したため、逮捕した。その後の調べで、男性がロック歌手ブライアン・フェリーさんの息子のオーティス・フェリー容疑者(19)だと判明。調べに対してフェリー容疑者は、キツネ狩り賛成のポスターを首相宅の壁に張るつもりだったと話している。同容疑者は、英国のキツネ狩り文化の熱心な支持者だという。フェリー容疑者はその後、保釈されている 』 キツネね。コメントする気も失せるねえ・・。
さて、最後は例のあの事件のその後。 『 チリのウルティマス・ノティシアス紙は、青森県住宅供給公社の14億円横領事件で起訴された千田被告のチリ人妻アニータ・アルバラードさんの所有する豪邸などが、裁判所命令で差し押さえられたと大きく報じた。 同紙によると、サンティアゴ裁判所法廷は、アニータさんの全資産の差し押さえを命じた。青森県住宅供給公社は、東京の法律事務所を通じてチリの弁護士に資産差し押さえなどの申請手続きを依頼していた 』 しかし何度も言われたことですが、つくづくこの住宅供給公社ってふざけてるよな。自分たちの稼いだ金じゃないからだよね。こんなばかどものために高い税金払ってるんだからねえ・・。 さて、続き。 『 アニータさんはこれまでに、千田被告からの送金で豪邸の他にレストランや病院などを購入したほか、親族らには車や家を買い与えていたと認めている。差し押さえ対象に、これらのレストランや病院が含まれているかは不明。同紙によると、アニータさんの関係者は「裁判所から何の通告も受けておらず、レストランや病院の不動産は本人名義ではない」と話している 』 まあそもそもすべてがとんでもないんですが、仮に財産を没収できたとして、全てをカバーできるわけじゃないから、追求を逃れる親戚とか出てきちゃうんでしょうね。 『 アニータさんはこれまで、家族を貧困から救い出すために行動しただけで、間違ったお金の使い方はしていない、と主張。また、先日出版した本の中では、「愛は裕福なもの。お金があれば、さらに愛は深まる」と断言している(以上、記事はすべてCNN) 』 「お金があれば、さらに愛は深まる!」このアニータというのもとんでもないんですが、なにげにこれもすごい発言。いや名言です。別に皮肉ではなくて。 まあこの場合は違う意味が込められてるから、単にふざけた話なんですが、客観的に世の中考えてみて、お金はあるにこしたことはないです。ないと余裕ないからね。人間性だって歪みます。パスポートみたいなもんです。あれやこれを実現するためのね。 って別に貧困だから許せ、ってことじゃないですよ。それはまた別の話。
3 (Sat) さて、ワールドワイドな話題から。 『 地球は主に自転のため、正確な球形ではなく赤道方向に少し平たい楕円体だが、球形に近づきつつあった。ところが、4年前から再びひしゃげ始めていることが、人工衛星の観測データをNASAなどが分析して分かった。米科学誌サイエンス最新号で発表された。 NASAのベンジャミン・チャオ博士らは、98年まで地球が球形に近づいていたことは、「氷河期が終わって南北高緯度にあった氷河や氷床が解け、地球を南北に押しつぶす力が弱くなったため」と説明する。 なぜ、この傾向が逆転したかは不明とし、地球内部で、高緯度から低緯度地方へ質量が移動した可能性もあるという(朝日新聞) 』 地球は正確な球形ではなかったのですね。そういえば「ビッグ・オーとの出会い」という本を思い出しました。なぜ思い出したかは、本を見てもらえば分ります。
2 (Fri) 『 大阪府警はミニバイクを盗んだとして大阪市内の無職少年(15)を窃盗の疑いで逮捕、このバイクを乗り回していた少年の弟の小6男児(11)を補導した。 調べでは少年は大阪府箕面市の駐輪場でバイクのカギを壊して盗んだという。男児は同夜、大阪市内でこのバイクを運転。すれ違ったパトカーの警察官がこのバイクを追跡して事情を聞いたところ、男児は「お兄ちゃんのバイクを借りた」と話したため、少年を逮捕した。 男児はこれまでにもバイクに乗ったことがあり、パトカーに追跡されながら1度は路地に逃げ込んで振り切ったほどの腕前だったという(読売新聞) 』 こういう奴は絶対に許しちゃいけないと思うね。ばかなくせに小心なんだよね。 |
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