スプートニクの恋人
前々の会社(つまり1つ目)の先輩が飲み会に誘ってくれたので、行ってまいりました。久し振りだったし、今の状況で人に会うのも不安があったのですが、すごくお世話になった人たちなので(他の人なら多分断ってた)、頑張って自分を部屋から飛び出させました。 するとまあ、これがほんとに懐かしくて(年に一度くらいは会ってるのだけど)、同時にすぐあの瞬間に戻れるという、なんだか特別な空間です。 先輩が4人に後輩が1人。みな同世代で、一つ上の人たちが中心なのですが、僕にとっては特別な代なんですよね。というのも、初めて社会人になった時の最も近い先輩で、先輩たちにしても僕らが初めての後輩で、特に僕はすごく可愛がってもらったんです。今でもほんとに感謝していて、だから無理にでも出かけたのでした。 するとなんと驚いたことに、今回の幹事でもあり、最も僕のことを面倒みてくれた先輩が、ついに永すぎた春を越えてゴールイン! おおっ・・、と僕はほんとに嬉しかったですよ。おめでとうございます!!ほんと良かった。 相手の方は、もちろんよく知っていて、これまたいつも優しかった先輩(つまり二人は同期なのだ)。もう8年くらい、僕が知ってから経っていて、こんな時間経ってんのにいったい二人はどうしちゃうのよ、といつも気に揉んでたんです。春も長過ぎて、もうきっかけないから駄目かなあ、なんて思う日もあったんですが、ついについに、ゴールインですよ。感無量だ・・。 それだけでも、きょう来た甲斐があるってものです。 こんど家に遊びに行きます、なんて話しているうち、で、お前はどうなんだい、という話題になったのですが、僕はまだちょっと・・、という、ほんとはちょっとどころじゃなく、全然なのですが、多少曖昧にして答えます。 すると、サイトウはなかなか理解されないからなあ、はまる人はすごくはまるんだけどなあ、という、おおまさにその通りさすが先輩、というところなのですが、飲めないビールを飲んで笑っていました。 可愛い後輩を見て、二人は付き合ってるんじゃないの、と言うのですが、ああ僕にはそんな甲斐性はありませんすいません(とこれは心の中でつぶやき)、まあ僕にはやり遂げなければならない事がありますから、なんて生意気なことを言ってしまいました。春はいつ来るのかな・・。 それにしても楽しい時間でした。帰るのが惜しまれて、ぎりぎり終電でしたが、満ち足りた気分でした。ほんと、ありがとうございました。
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