古都・鎌倉に行ってきました。
北鎌倉駅で降り、そのまま明月院へと続く大行列の横を抜け、路を進んで鶴岡八幡宮まで行きました。いきなりすごく混んでいます。
人込みはいやだったので、静かな東側の方に歩いていくと、街並みは落ち着いていて、随分と趣きが違います。お寺もひなびていて、いい感じ。人目のつかないところにきれいなあじさいもあります。
それから海の方へ向かい、海岸沿いを歩きました。海の家を作っている最中で、これが思いのほか骨組みなどしっかりしているのです。もっと簡単だと思っていたのだけど。でももう、そんなシーズンなのだな。
由比ガ浜から極楽寺へと歩き、また海岸へと出ます。浜辺にひとり座る女の子、風が運ぶ海の匂い、流れる波の音、サーファーたちが陸に帰り、陽が暮れていきます。そこには、永遠に続く何かが、まるでほんとうにあるかのようでした。
七里ガ浜から江ノ電に乗り、藤沢まで出て帰ってきました。夏はもうすぐそこまで、来ていたのでした。