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きっかけ |
キャリパーを交換してからブレーキを安心してガンガン踏めるようになったからか、
ブレーキペダル付近から軋みが聞こえるようになったので、発生源を突き止めるべく
ブレーキペダルブラケットをよく観察してみました。

……こんなにショボかったのかよ!しかも、踏んだら歪んでるし。
これは強化しなくてはならない、とブレーキマニアの血が騒ぎます。
直接ブレーキの性能に影響するわけではないですが、気持ちよく運転するためです。
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強化 |

手元に2ミリの鋼板があったので、部品取り車からブラケットを外し、
あて板と溶接増しで補強してみました。
ブレーキを踏んだときに横方向に捩れるように歪んでいたので、
それを防ぐよう補強してみました。アーク溶接で仕上げたのですが、
あまりきれいではありませんが…。練習不足ですね。
やはり、厚さの違う板を綺麗に溶接するのは難しいです。
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効果 |
ブラケットの剛性はかなり上がりましたので、効果には期待できます。
車体に取り付けましたら報告します。

当て板をブラケットに完全に合わせる為に
3時間ほどかけてしまいました。
剛性を上げるだけならここまでやる必要は無いですね。完全に自己満足のためです(笑)。

8月に入り、ようやく取り付けることが出来ました。
取り付けの際に車両に付いていたものと比較してみたのですが、
中期以降ではブラケットの左側の肉抜きが無くなり、剛性を高めているようです。
つまり、純正状態では剛性があきらかに不足してるということですね。
写真の状態ではマスターバックに少々干渉したので
一部を切り取りました。効果は抜群です。
マスターシリンダーストッパーより効いている気がします。
交換前と比べてブラケットの動きが少なくなりました。
特に、シリンダーが上に動くのが軽減されました。
でも、バルクヘッドごと前に動くので、
シリンダーストッパーを併用して抑えようと思います。
溶接機と鉄板と気合があれば作れると思うので頑張ってください。
自作は無理だがブラケットを強化したい、というマニアックな方は相談してください。
もし製作する場合は下取りは面倒だし新品のブラケットが二千円程なので、
新品を加工することになると思います。
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