きままに的生活
日々思うこと、いろいろを思いつくまま・・・

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106 2000.9.27 美容院の悩み


いつも近所の美容院に行っている。チェーン店でも何でもない、個人のお店。ここの美容師さんは50になったばかりの女性で、私と同じく関東地方の出身だ。話好きで、私の色々な相談事にものってもらったり、励ましてもらったりしていつも元気を分けてもらっているような人。もうかれこれ10年近く通っていて、子供のことやオットのことなど、沢山の話をしてきた。私がクルマを運転しはじめたと知ったときも、自分のことのように喜んでくれた。

女性にとって、髪をいじってもらいに行くというのは、単にそれだけではなくて、普段ヒトには言えないような話・・・悩みや愚痴なんかを吐き出しに行くような、メンタルなケアの部分もあるのではないかと思う。たとえ世間話に終始したとしても、ゆっくりと雑誌を読んだり、人様にていねいにシャンプーしてもらったりして俗世をほんの少し忘れる・・・なんて、大袈裟だろうか。

ひとつ、困ったことがある。美容師さんはとても良いヒトなのだが、趣味があわない。私は、出来るだけあまり短くせずに、ほんの少しシャギーなんか入れる程度にして肩にかからない長さが良いと思うのに、彼女はバツン!としっかり切ってしまう。シャギーと言っても、すきばさみでシャカシャカやられ、何だか妙な感じになる。長さは私の言ったとおりでも、あまりにも薄い。まるでそこだけ切り忘れたかのような、すだれ、というかバーコードというか、とにかく私の好みではない髪型になってしまうのだ。

今回も、結局はすだれをえりあしに合わせて切り直してもらったりして、ものすごく短いアタマになってしまった。学校から帰った次男をマジマジ見て思った。「おんなじ髪型・・・」

どうしよう。美容院、変えようか。でも、でも、でも〜。私は悩んでいる。
 

105 2000.9.25 おお、濾過装置!


クサガメ・キー坊の水槽の水換えをしていたら、濾過装置がおかしくなった。
ちょっと前から排水がチョロチョロで、何だか変だなーとは思っていたけどやっぱり寿命? 新しい水を入れて、コンセントを差し込んだけどウンともスンとも言いやしない。と、あちこちいじりまわしていたら、キイキイとうるさい音を立て始めた。これはたまらない〜〜。そのまま使って火でも噴いたら大変と、スペアのポンプを買いに行くことに。

ちょうど次男のスイミングの日だったので、車で送り届けてからいざ、ホームセンターへ! 実はここ、カメ系飼育グッズが抱負で安い穴場なのだけれど、自分のクルマで来たのは初めて。しっかり地図で確認し、無事到着〜。が、ホントは帰りが出づらい、クルマの多い通りに面しているので敬遠していたのだった。しっかし、そんなこと言ってたら濾過装置は動かない〜、水は一日ともたずにドロドロになってしまうのだ。行くっきゃない。あの水換えの苦労を思えば、頑張れる、きっと。

行きはよいよい、帰りはコワイなんだけど、店内ではじっくり、ゆっくり見て回る余裕? 現在使用中のポンプと同型はなく、少しパワー大きめのもの、2種。今のはパワー不足と感じていたから、それはかまわないんだけれど、驚いたのは値段だ。え? スペアポンプ、それだけで3,980円? 下の段に並んでいた、私が使っているのと同じ上部式濾過装置(ポンプなどなど一式セット)は2,980円なのにぃ〜? ・・・あわててもう一つのポンプの値段を確認。こっちは2,800円、まだマシって感じ? でも、これじゃ、新しい濾過装置まるごと買えてしまうではないか!

迷いましたよ、この際、新型にしちゃおうかな? でも、今のは割と良く働くし、水換えパターンにもなじんでいるし、第一、オットが見たら絶対に「無駄遣いした!」って思い込んで機嫌悪いだろうなぁ。モノは大切に使わなきゃいけない、無駄なゴミを増やしてはいけないぃ〜、何だかアタマの中が混乱してきたが、結局、2,800円也の安い方のスペアポンプを購入。拾ったカメに、一体いくらかかってるんだと妹など言うが、ま、好きなものにかかるお金っていうのは空気みたいなものでしてぇ〜。

帰りはどうにか、クルマの流れに乗って右折、無事次男の待つスイミングスクールへたどり着いたのだった。この日の次男の検定、何か月ぶりかで合格。長男も公文の進級テスト合格。これ、モノを大切にした御利益かな???
 

104 2000.9.23 おはぎ


義母が亡くなってから、お盆や春、秋のお彼岸などのお墓参りがとても身近に感じられるようになった。出掛ける前に寄ったスタンドの若い店員さんは「どこかにお出掛けですか〜」なんて明るく聞いてきて、お墓参りと知ってキョトンとしていた。身近な人でも亡くならない限りは、やっぱりそんな感覚、薄いのだろうな。確かに、私たちもそうだった。

毎回、何かしら冷や汗ものの失敗談がついて回るオットの実家行き、今回は少しはマシに、と、思い立っておはぎを作って行くことにした。おはぎなんて、いくらでも店で買えると思うでしょう? でもね、田舎の方では作って当たり前、買ったりしたら恥ずかしいんだから・・・。

今回は、あんこ作りはパスして市販のつぶあんを購入。もち米、きなこ、黒ごま(これも時間がないのですってあるモノでゴマかしぃ〜)をまわりにまぶした、中にあんこの入っているおはぎに挑戦。

■おはぎ
<材料>もち米3カップ、水3カップ、あんこ、きなこ、黒ごま(すったもの)
・もち米は洗って、同量の水に一時間ほどつけて、炊飯器で普通に炊く。
・炊きあがったら10分ほどそのまま蒸らし、すりこぎで粗くつぶす。
・きなこと砂糖を2:1の割合で混ぜておく。黒ごまと砂糖も同様に。
・つぶしたもち米の中にあんこを入れて包み込む。
・まわりにきなこをまぶす。黒ごまタイプも同様に。

そう、こんなに簡単に、おはぎは作れてしまうものなのだ。え、知ってた?
翌朝、おはぎを大切に抱えて実家へ到着。
「ま〜、良かった。私、おはぎ失敗しちゃったのよねぇ。そこらへんにあった古いもち米適当に使ったら、もう固くって」
お義姉さんの言葉を心地よく聞きながら、こっそりブイサイン。が、やっぱりその夜からかなりの雨が降って、翌日も、その次の日もお天気は最悪だった。
やっぱり私のせいなの?