きままに的生活
日々思うこと、いろいろを思いつくまま・・・

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103 2000.6.15 夏の晩ご飯

 今日はとにかく朝からバタバタしていた。

 ・9時半、水槽の水換え開始!
  昨夜、デカクサガメのキーがまたもや濾過装置のストレーナーに体当たりをかまして外  してしまい、止まってしまったので、濾過装置を作動させるために水を換えなければな  らなくなったのだ。
  我が家は上部式フィルターを指定よりも低い水位で使用しているため、一度濾過装置が  止まってしまうと、また指定の水位まで水を入れ、作動した時点で今度は水を掻き出   す、というメンドくさい作業が必要なのだ。そうしないと陸場が床上浸水状態で、カメ  にとっては不都合なのである。
  水がきれいならバケツでザバッと水を足し、濾過装置を動かしてからまた入れた分の水  をくみ出すだけだが、今回は1週間経ってしまっていたのでそんなにキレイとは言えな  い。「明日の朝でいいや」と一晩濾過せずにおいたら、とたんに水が臭いだしてしまっ  た。これは、水換えから始めないといけない〜。
  出来るだけテキパキとやってるつもりでも、結局1時間近くかかってしまった。

 ・昼食をはさんで校正のお仕事。途中睡魔との戦いが・・・!

 ・3時半より長男の塾の懇談会。約1時間。先月やったテストについて、というので個別  に指導してくれるのかと参加したが、ただ解説の小冊子を読んでいただけ。期待はずれ  でがっかり。

 ・4時半、ダッシュで家に戻る。
  子供たちが家で留守番しているから・・・と思いきや、家はもぬけのカラ。
  病院へ行く都合があるので外へ探しに出る。家の前でやっぱり子供を探している次男の  友達のお母さんが「あそこかもしれないから車で行って来る」と徒歩5分の場所まで出  掛けると言う(ちょっとアキレる)。
  私はそのまま裏の公園をのぞいてみた。そうしたら、いたいた!
  しかし時すでに遅し、友達のお母さんは車で出発した後であった・・・。

 ・5時、小児科でいつもの喘息の薬を2週間処方してもらう。

 ・5時半、帰宅。家の前で子供たちが遊んでいる。まだ明るいので次男も加わって遊ぶ。  本来の我が家の門限は5時なのだが、最近は7時くらいまで明るくて遊んでいる子も多  いので、どうしても一緒に遅くまで外にいることになる。私も他のお母さん方に混じっ  てちょっとおしゃべり。
  私「みんな、晩ご飯の支度はしてあるわけ?」
  みんな「ま〜だ! これからダッシュで作るのよぉ」
  ううむ、もう6時ではないか。それでも私が一番早く引き上げた。こんな暑い日はオッ  トが早く帰ってきてしまうので。

 ・6時過ぎ。晩ご飯、どうしよう? 今日は暑くてあんまり時間をかけたくない(この時  間じゃかけようったって無理!)。やっぱりこういう日は中華に限る。幸いウズラの卵  の水煮があったから、適当に、野菜と肉で八宝菜をデッチあげる(中身はナス、タマネ  ギ、ニンジン、ピーマン、豚肉・・・ちょっと八つには足りないけどね)。あとは竹輪  にチーズやキュウリを入れてスライスしたものとサラダ(プチトマト・キュウリ・ワカ  メ)。デザートにはスイカがあるから、ま、これでいいか。

 ・6時半、案の定オット早く帰宅。最近はあわただしいのでオットと子供たちだけ先に入  浴し、夕食の後、私はゆっくりとお風呂のパターン。え、これがフツーの家庭?

 ・8時半、そろそろ後片づけをと思っていたら妹からFAXが。彼女は最近PHSからメール  してくるのだが、何でも可愛い柄のFAX用紙を買ったとかでにわかに二人でFAX文通し  ていたのだ。しかし返事を書かずにいたので催促がきた、というわけ。

 ・父の日の贈り物や夏休みの予定やらで、11時近くまでFAXをやりとり。
  オット「何そんなに書いてるの?」とさすがにあきれ顔〜。妹いわく「長電話よりいい  よね」
  う〜ん、ホントは早くパソコンでメール出来るようになって欲しいな。

 ・疲れたので11時半には寝る。ん? いつもこのくらいの時間か・・・
 

102 2000.6.1 キャンプ

 ついに長男の野外活動(略して野活、と学校では呼んでいる)当日である。
 私達の頃は、せいぜい林間学校として中学校で八ケ岳に行った思い出があるのだが、今はもう小学生のうちからキャンプだなんて、ちょっと驚き。それもいきなり2泊3日〜。先生、ご苦労様です、よろしくお願いしますって、ホントアタマが下がる。

 昨日の夕方、近所の同じクラスのH君のお母さんが「聞きたいことがあるんだけど」と電話してきた。H君のお母さんはパートタイムで働いているので、仕事の都合で野活の保護者説明会に出席できなかったのだ。当日渡されたプリントは子供を通じてもらったようだし、数年前にお姉さんが行っているのでだいたいのことは分かっているのだろうが、やっぱり心配なところもあるのだろう。

「ねえ、お米持って行かなくていいの〜?」
 ナニ? コメ??
「お姉ちゃんときは、一人1合ずつ持って行ったんだけど、そんなことどこにも書いてないし。子供に聞いたら『わっかんなぁ〜い』とか言って・・・。それから、おやつはいらないのかしら?」
 エッ! オヤツ〜? 初日の弁当としか、プリントには書いてないけど・・・。
「とにかく、いまだに私はこの子がちゃんと先生の言うこと聞いてるんだかどうなんだか、信用してないのよ〜。頼りないったら」
 H君のお母さんは、1年生のときから確か、そんなこと言ってよく確認の電話をかけてきていた。その内容を聞いて、良かった、ウチの子だけじゃないんだな、小学生になっても結構みんな、頼りないものなんだな〜と妙に安心したことがあった。

「お米や野菜については、説明会では特に言ってなかったけど、先生が持って行くんじゃないの? おやつだって、いるんだったら子供が真っ先に買いに走ってるだろうし・・・」
 とにかくプリントの持ち物だけを持って行けばいいんじゃない、と、のほほんと答える。
「虫よけスプレーもいるじゃない? ウチの子、アトピーだから肌に合うか心配で、薬局で相談して2種類も買ってきちゃった」
「でも、いきなり虫よけスプレーが必要だなんて、先生も前から言ってくれればいいのにねぇ。家にあったから良かったけど、前日になって、ねぇ・・・」
「えっ、その話は昨日聞いたわよ!」
 ・・・私はさっき、遊びに出て行く前の長男から聞かされたばかり・・・。H君の方がよっぽどしっかりしているんじゃないの〜??? ああ、急に心配になってきた!

 H君はアレルギー体質で、喘息もなかなか良くならず、毎日3種類の薬で吸入が必要なのだという。キャンプにも吸入薬や毎日の薬など、何種類も持って行かなければならない。
 そういえば1年生のときの動物園への遠足では、ウサギの毛で発作が起きては大変とマスクをして、ウサギやヤギがさわれる『ふれあい動物園』の中にも入ってはいけない、と主治医の先生から言い渡されたとかで、可哀相だった。
 我が家の次男もH君ほどではないが喘息持ちなので、他人事ではないなぁ、と気が重くなる。数年後、次男も吸入セット持参でキャンプに出掛けて行くのだろうか。

 夕方。とっくに6時を過ぎているというのに長男は帰って来ない。明日に備えて、早いとこ風呂に入れてゴハン食べさせなきゃ、と思っているのに。
「お母さん、お兄ちゃん探しに行ってくるからお留守番しててね」
 すでに門限どおり帰宅していた次男に言い置いて目尻つりあげつつ、探しに出ようと窓から外を見ると、家の前で一人サッカーボールを蹴る長男の姿が。
「ぬぅぁにやってるのォ〜! さっさと帰ってきなさぁあ〜〜い!!」
 思わず怒鳴る私。だって、だって、ねぇえ〜!
「はぁーーーい」
 ちっとも気にしていない長男。極楽トンボ。「チョーナン君見てるとホッとするよね」とよく近所のお母さん方から言われる。しかしすかさず「でも、コレが自分の子だったらどうする?」と私は聞き返すのである。
 良く言えばというか、他人から見れば非常に子供らしくて微笑ましい性格の彼ではあるが、当事者サイドではたまったもんじゃない。
 目の前にいるとその一挙手一投足に口を出さずにはいられないのである。毎日、朝起きるところから始まって、学校へ出掛けて行くまでにこっちはグッタリである。見届けないと、平気でランドセルもしょわずに出て行ったりするのだ。パジャマの上にトレーナー着て、帰って来るまで気づかなかったこともあった・・・(幼稚園年長組でのことだったが)。

 女の子のお母さんから「男の子のお母さんって過保護じゃない?」とあきれられたことがある。しかし、早くから、どこかしっかりしておしゃまな女の子に比べると、本当に男の子って生き物は頼りない! 放っておくとどうなるのかわからない。いつも自分の世界に漂っているというか、危なっかしいほどに純なのである。
 女の子とは全くの別物として考えて欲しいものだ。

 長男を産んだとき、友人が口をそろえて「女の子は精神面とかが大変なんだって〜。男の子ってウノにぴったりじゃない」と言ったのを覚えている。ヒトの世話をやいたり面倒見が良いなんて言葉とは、全く縁のない私としては、とんでもな〜〜〜い! 違うじゃないよぉ〜! である。

 あ、もうじきお昼。むこうのお天気はどうだろう。テントは無事に張れたんだろうか、バスには酔わなかっただろうか、お弁当足りてるかな、でもオニギリ4個はさすがに多かったかなぁ・・・。

 長男が帰って来るまで、日程表とにらめっこばかりしているんだろうなぁ、私・・・。