★地図書けますか?
ようやく新学期開始〜〜。
やっぱり一人になれる時間があると、ホッとしてしまう。
会社で仕事に、家庭で育児に追われてる人がたくさんいるんだと思いながらも、このノンビリ感を満喫している、ちょっと申し訳ない自分。
が、今日と明日は次男が午前中で帰宅するので、そうそうフラフラもしていられないのだけど。
今日は、お手紙やら提出物やら、あれこれたくさん持ち帰って来た。
春、新年度といえば健康診断のオンパレード。問診票や健康カードに記入、それから緊急連絡カードに家庭調査票〜〜。
この家庭調査書というの、以前は悩みのタネだった。必ずお決まりの「学校から家までの略図」というのを書かねばならず、方向音痴の私は地図の類はほんっとに苦手なのだ。
例えば、電話で取材先への道順を聞けば、フンフンと受話器片手に地図でなく、文字を書く。車で初めて行く場所は、地図を調べつつ傍らのメモに「○号線信号○個めを右、ずっと行って二つ目の角を左…」というように、文字で整理し、地図と一緒にメモを持って車に乗り込む。これがいわゆる「地図の読めない女」ってヤツなのだろうか。文字でメモを作るのが、私には一番わかりやすい。
で、夫に大役を任せるわけだけど、夫は夫で、決して鼻歌混じりに書き上げるという感じでもない…やっぱり苦手そう。初めて地図を書かねばならなくなった幼稚園入園の頃、何気なく頼んで、とても気の毒なことをしたと後悔した。
夫は小さな地図スペースに、懸命に定規をあて、目印の建物の距離感から道幅まで、それはもう痛々しいくらいに悩みながら、うなりながら取り組んでくれたのだった。
アバウトな私は、フリーハンドでいい加減なタイプ。鳥の止まり木を作るにも、ハムスターハウスの仕切りを作るにも「だいたいこれくらい〜」と目見当で木やダンボールを切っていく。夫はあちこちの寸法を測り、キチンと印をつけ、そこを丁寧に切って作るタイプ。
「スペースが足りない」と泣きそうになっている夫を見ながら、ああ、こういう几帳面な人には、これは任せてはいけなかったのだ、と痛感した。
…というのも今は懐かしい思い出となった。一度お手本さえ手に入れてしまえば、あとは毎回それを見ながら同じように書けばいいのだ。アバウトな私だから、見た目が同じなら細かい部分はヨシヨシ、ってな感じ。さすがに長男が中学に入ったときは、うろたえたりもしたものだが…今は良い思い出である(爆)
★絶対新しいプリンタ宣言!
さて、地図は良し。
次なる問題は、顔写真だ。調査書には、子供の顔がわかる写真を貼らなければならない。
う〜ん、最近、そんな都合の良い写真撮ってないなぁ。子供たちも写真を撮られるのがキライな年頃だし、デジカメ買ってからPCに保存するくらいしかしていないし。デジカメのデータを探して、とりあえず候補を探す。顔の部分だけサイズを合わせて写真用のペーパーにプリントしてみた。色悪い! まるで、しまい込んでいた昔の写真みたい。モニタではちゃんとイイ色出てるのに、なんでこんなになるんだろう。
仕事でカラーカンプ出すときも、ずっと気になっていた。友人からの写真年賀状も、ずっと気になっていた。気がついた。こりゃ、プリンタの解像度だよね、きっと〜〜。新しいプリンタ買おう!と思い立ってから、消費税の総額表示問題がクローズアップされた。「今買うより、4月になってからの方が値切りやすいかも」と図々しいことを考えて、まだ実行に移していなかった……。
一応、次男を相手に顔写真の撮影会もしてみた。すまし顔をフレンドリーにしたい、と笑わせると大笑いになってしまって、爆笑撮影会は時間を費やしただけで終わった。結局、最初にプリントしたものが「マシかな」という結論に落ち着き、やっと調査書に貼ることが出来たのだった。あ〜やれやれ……。
そこへ長男が帰って来た。
「オカーサン、これ明日まで〜」
ドサドサと目の前に広げられる提出物の数々…勘弁してぇ〜〜(^^;;