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卯的日記

  2003.11.12(水)


★悲しいけど元気

何やらボブが隠れ家から出てきていたので、「珍しいな」って見ていたら、きゃ〜、お腹にナニも付いてない! どんなに見ても、卵も、赤ちゃんザリの姿も無し。やっぱり、ダメだったか〜。

ボブは大役を終えてスッキリしたようで、今まで食欲も元気も無かったのに、水槽内をウロつくようになった。私を見ると隠れ家から出てきたり。エサかな?と思って入れると、素早くキャッチ。もう、すっかり以前の元気なボブだ。

卵は孵らなかったけれど、あっけらかんとしたボブの姿に私も何だかスッキリした気分。色々あったけど、ま、これでいいんだよね。

5日、朝ボブの水槽にヒドラという線虫が大発生していた。水質悪化が原因で出てくる、糸みたいな白いうねうね動くイキモノだ。魚を飼ったことがある人なら、一回は見たことあるんじゃないかな。

3センチくらいの大きいのや、ホコリみたいに細かいのまで、とにかく無数のヒドラが水槽壁面に貼り付いている。抱卵中だったので換水していなかったのだが、落ちた卵で水が汚れ、この大発生が起きてしまったようだ。急いで水を換えた。抱卵中、環境を変えるのは御法度なのだが仕方ない。45センチ水槽から、以前の30センチに引っ越し、水もほとんど換えた。

そのとき見たら、すでに卵は数えるくらいしかお腹についていなかった。ああ、こんなに減ってしまっていたなんて〜〜。ジッと隠れ家にこもって出てこなかったので、そっとしておいた。それが悪かったのか、何なのか。色々なことが頭をよぎるが、事態はもう、変えられない。受け入れるのみだ。

それから約1週間。結局、卵は全滅。残念無念! でもいいや、ボブが元気で、嬉しそうにエサを食べているから。じっとうずくまって抱卵している姿を見守っていた頃よりも、心は晴れているような気がしている。

  2003.11.4(火)


★お見舞い

次男が昨夜「何だか気持ちが悪い〜」と言って、晩ご飯の後すっかり寝てしまった。眠れるようなら大丈夫だろうと思ったが、朝になってもまだダメらしい。食いしん坊が、薄いパン1枚食べるのがやっとなのだ。

胃腸に来る風邪もあるし、何だか休み明けの疲れっぽい気がするが、休ませることに。病院、混んでるだろうなーと思っていたら、またまたお昼まで眠ってしまった。

おかゆを作ると、美味しいとおかわり。どうやら大丈夫みたい。元気になって持て余しているようだが、「休んでもゲームしたり漫画読んだり出来ないからね!」という念押しをした上での欠席。そうだ、この前買った「ポーリー」のDVDを見よう、ということになって、二人で見た。

私、もう3回目くらいなのに、目頭がジワーッ。ティッシュで押さえながらグスグス。やっぱりこれ、買って良かった〜と実感。

さて、もう少しフトンにいなさいね、と言っていたら誰かが来た。いつも一緒に学校へ行く友達が「これ、途中で摘んできました」と言って小さな花束を差し出すのだ。

またまた感激〜。10歳と9歳の、しかも男の子なんだけど、優しい気持ちがとっても嬉しいよー!
イチョウやヒメジョオン、コスモスやシロツメクサ。とてもカラフルで、元気が出るお見舞いをありがとう。明日は一緒に行けるからね、と次男もドア越しに手を振った。ありがとう!

  2003.11.3(月)


★沈没な一日

夫は実家で冬囲いの手伝いをするからと、朝早く出掛けた。長男は昨日と同じく部活。残された私と次男は、申し訳ないけどのんびりさせていただきましたよーー。

もう、体調悪し。昨日の疲れ、というにはあまりに悲しい体力の無さよ。飲み過ぎちゃったかなー。ぶつぶつ。次男とハムスター水槽の掃除をし、鳥達には新しく来たエサを入れてみた。ネットで探した鳥エサの専門店から昨日荷物が届いていたらしいのだが、出払っていたし、帰宅後もグッタリだったので気がつかなかった。どんな反応か、楽しみ。

午前中はウダウダして、午後から買い物。体は重いが、つい書店に長々居着いてしまった。

夕方、どんな感じだろうと部活に同行している友人に電話してみる。昨日よりも早く終わり、そろそろこちらに到着するらしい。「チームの様子は昨日と同じような感じでイマイチだったー。でもチョーナン君活躍してたよー」う〜む、見に行ったときは「来なければ良かったかなー」と悲しくなったりしていたのに〜。私、行かない方がいいのかなぁ。

夜、水槽の話題でメールのやりとりをして眠りについたせいか、夢にザリガニが出てきてうなされた。寝ているときに脱走して、私の顔に覆い被さって来るという、とんでもなく迷惑な夢だ。以前、チビ天が脱走して枕元にいたことがあったが、かなり私の中でトラウマになっているのかも。

夢とはわかりながらも、一応、水槽の蓋に重石代わりの鉛筆削りを置いて、やっと安心して眠れたのだった。うーん、何とも言えない一日の終わりである……(^^;;

  2003.11.2(日)


★なんにもしてないのに〜

連休といっても、なかなかそうはいかないのが体育会系クラブに所属している子供の親。まとまった休みは、ここぞとばかりに大会や練習試合が入っている。まあ、それも今のウチ、若いウチなんだから頑張って〜と手を振り、尻を蹴飛ばして送り出していたのだが、今回は同行。それもお隣の宮城県まで。

練習試合なのだが、参加校は地元や岩手県の招かれた学校がわんさか、1セットずつ総当たりで試合をこなす。

開始10時。しかし学校に7時集合で、マイクロバスで出掛けるのだ。朝が早い! お弁当! 身支度なんかも整えて家を出なくてはならないから、手際の悪い私には苦痛だ。バスに乗る前に、もう疲れた感じ〜〜。

遠征先では思わぬケガをする子もいて、病院に連れて行くとか、先に帰るとか緊急の事態に備えて、保護者がお手伝いとして同行する。今回はそんなこともなく、のんびりと試合を見ることが出来た。ほとんどがオカアサン連中だから、話題もつきない。

指導に熱が入る先生におつきあいして、会場を出たのは5時過ぎ、家に帰り着いたのは7時だった。う〜ん、なんにもしてないけど、疲れた〜。子供は明日も練習がある。二日間連続で「見に行くわよ!」と張り切っている人もいる。うう〜、ご苦労さま、がんばれぇ〜〜……。

  2003.11.1(土)


★ザリガニ水槽の異変

先月、おめでたを発表したザリガニ、ボブその後。

抱卵し始めてから2週間くらいで孵化するのではないかと、その気になってカレンダーに「生まれる?」と書き込み「何コレ〜」と家族のひんしゅくを買っていた私。しかし、どうもまだ、その気配ナシ。

ほぼ一月前に抱卵していた次男の友達のザリガニが、やっと孵化したらしいから、もっと気長に待たねばならないかな、と予定変更。秋とはいえ、東京にすれば冬の気温だろうし、自然のものは、秋に抱卵した場合、そのまま冬を越して春に孵化、というパターンらしい。我が家の水槽の水温は24度、まあこんなもんでしょ、という感じ。

同居、交尾、抱卵とほとんどエサを食べず姿も見せなかったボブ。最近、私が寝る前に入れるエサがキレイに消えているところからも、「食べてはいるらしい」ということがわかり、ホッとしている。散歩のついでに水草にもちょっかいを出しているようで、チョキンとやられたアナカリスの長い茎が水面を漂うようになり、元気な証拠とはいえ、複雑な気分だ(^^;;

抱卵確認後は、あまりに隠れ家から出ないので心配になり、隠れ家を開けてみたりした。ササッと素早く移動したボブの体には、最初の頃よりかなり少なくなってはいたが、くの字に曲げた尻尾の隙間に卵があった。隠れ家の中には、落ちてしまった卵が。どうやら、この卵を食べていたらしい。もう安定し落卵しなくなった今は、ちゃんとエサを食べている、ということか。

まるで無人のようになり、濾過装置から落ちる水に水草だけが揺れている…そんな水槽になっている。ふと見ると、壁面に小さな粒が。貝が発生している〜! 水草を買うとき「何かついてる」と店員に聞いた。店員は「これはあまり良くない貝。どんどん増えてしまうので、見つけたら取るように」と言われた。ゴマ粒ほどの小ささなのだが、これをほったらかしにしている中学の水槽には、タニシほどの大きさになった貝がびっしりと貼り付いていたっけ。

よくよく水草を見ると、まだ貝がいた。卵のようなモアモアっとしたものも。うわぁ〜、ヤダヤダ! 即、水草ごと撤去! 

身重のザリガニがいるので、換水はしていない。それで水が汚れて発生したのか?と不安になった。水モノの相談役・豪ちゃんにメールする。「モノアライガイの一種で特に害はない」とのこと。しかし気になるな〜〜。

ネットで検索してみると、貝は通称スネールというポピュラーなヤツで、水草と一緒に水槽に侵入してくる「招かれざる客」らしい。知らない間に卵が付着していたりするので、購入後の水草を洗っても防げない。とにかく見つけたら取る、が地道な方法。

貝を食べてくれる魚を導入する、というのもあった。そういえば、ショップの水草水槽にちょこんと1匹だけ魚がいて、泳ぐというより壁面に縦にへばりついていた。これが「オトシンクルス」という魚だった。コケや貝といった水槽内の困りものを引き受けてくれる頼もしい助っ人らしい。

なかなか可愛い顔をしている。ザリ水槽が一段落したら、これを仲間に入れたオサカナ水槽を立ち上げてみるのもいいかも……。いやあ、キリがない! でも楽しそうなのだ!

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