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卯的日記

  2003.10.31(金)


★お疲れ〜

もう明日から11月! 早いなーホントに。

今日は朝から体が重たくて、どうにかみんなを送り出し、簡単に掃除を済ませて横になっていた。うーん、こういうことが出来るのって、フリーの特権だなぁ。会社に出勤しなければならない立場では、こうもいくまい。勤めていた頃は、朝帰りしても会社は休まなかったっけ。思えば若くて体力もあったなーと、しみじみ。

でもその頃は独身だし、モチロン子供もいなかった。自分のことだけ考えていれば良かったわけだから、こっちもある意味、気楽だし独り者の特権だったと言えるのか。今は出来るだけ、明日のこと、家族のことを考えて行動出来るようになってきたもんね。

うつらうつらしていたら、保険のセールスさんから電話。彼女は「この地区の担当になりました」と言って、しきりに電話をかけ、パンフレットを持って通ってくれた人。ちょっと話題に共通点もあったりして、普段ならドアも開けないのだけど、何回か会って話をしたりした。

保険というのは不思議なモノで、普段は意識していないのに、目の前で「あなたの場合は…」と具体的に話されてしまうと、本当にその気になってきてしまう。その保険がいかに大事か、必要かと真剣に思ってしまう。ここで、一気に契約に持っていけるかどうかがセールスの腕の見せどころなのだろう。「じゃ、考えてみます」となると、途端にターゲットの頭は冷えていってしまう…私がそう。

話を聞いた当日の晩は、とにかく熱っぽく夫に保険の話を語る。とにかくもっともだし、的を得ているのだろうが、その時点で少し、「あれ?」と思う。翌日、もう一度、渡された「保険の設計書」なるものを読んでみる。「う〜む」と思う。頃良く、夫の会社から共済の継続手続きの話とともに、あっさりとシンプルな子供用保険のチラシが渡される。「おお、コレでも十分じゃないの?」と思ってしまう……。

かくして、彼女がせっせと作ってきてくれて設計書は、意味のないものとなってしまったのだった。一生懸命やってくれたので、何だか悪いな、私の医療保険だけでも新しくしようかなーとも思った。しかし、子育てに忙しい現在、私自身の「いつかのための備え」に払う余分なお金は無いことに気づく。スミマセン、と思う。仕事とはいえ、本当に色々調べてくれたし。「お願いするときは、絶対彼女に!」と心に誓いながら、お詫び。

こちらに脈が無くなったな、と思った時点で彼女の訪問も連絡も途絶えていたのだが、今日久しぶりに電話があったというわけだ。そうか、今日は月末。今月の営業成績とか、集計しなければならないのかも知れない。

余談だが、仕事である共済の職員向け雑誌に関わっている。セールスとはいかにするべきか、どうやって話を持っていくか、他の保険との比較などの話題もあって、なるほどなーと思うことも。みんな一生懸命。みんなに良いように、なるといいのにね。


  2003.10.27(月)


★ウレシ恥ずかし♪

我が家に暖房便座がやって来た(笑)う〜ん、幸せ!

ずーーっと、欲しかった。ウォシュレットなら最上級の喜びなのだけど、ケチな夫は「そんな贅沢なモン」と言ってなかなか首を縦に振らない。ウォシュレットの良さを知らないからだ。

ちなみに、実家はかなり以前からウォシュレットだし、夫の実家も最近下水道が完備されたのをきっかけに、蓋がセンサーで開閉する最新式を設置していた。

夫の言い分はわかる。我が家は単なる賃貸の集合住宅である。「そこまでするかぁ〜」ってトコロでしょ、言わないけど。でもね、15年前に入居したときから、トイレには燦然と輝くコンセントが。これは、「どーぞご自由に」ってコトじゃないの? 当時、盛岡で洋式便座ってことだけでも「おお!」って思いましたよ、私ゃ。

北国の便座は冷たい。普通の薄っぺらなカバーでは、とうていガマン出来ないほどに。厚手のモノを通販で買う。1枚800円。高い! それだけなら、まだ許そう。百歩飛び退こう。でもね、我が家の3人の殿方には、女性の気持ちはわかるまい。

とにかく、すぐにカバーが濡れるのだ。誰がやったかは追求しないでおく。武士の情け。無防備に座って被害を被るのは、だいたい私なのだ。彼らは通常、座ることはまれだからね。朝、早く起きて、誰かが夜中にいたしてくれたことに遭遇するのは数知れず。ただでさえ時間が無いっていうのに、トイレ掃除から始まる朝、最悪の気分だ。洗濯機を回す回数も増えるし〜〜。

しかし! 暖房便座ならカバーがいらないから、毎朝お掃除シートで便座をチョコチョコっと拭くだけで嫌な思いから解放される。知らずにニオイがこもることも無いだろう。そう、私、ずーっとそうしたかったのだ。

「暖房便座にする!」宣言をして数ヶ月、ホームセンターを徘徊したが、ウォシュレットはあれども便座だけを温めるものは見つからなかった。時代は、ウォシュレットがもう普通になっていて、単純機能だけのものはすでに無いのか、とあきらめ、通販でまたカバーを頼もうか、と思っていた。その矢先、何気なく見ていた広告に探し求めていたモノを見つけたのだ。

広告期間の最終日、私は店に駆け込んでいた。店員さんが丁寧に説明してくれるところによると、便座を取り付けている2本のネジの穴の間隔が、きっちり14センチでないとこの商品は取り付け不可能だそうだ。え?そんなこと言われても、計ってなんか来ていないよ……。

商品は開封前なら返品可能なので、とにかく買って帰り、自宅のトイレでネジ穴の間隔を計ってみては、というアドバイスに、祈るような気持ちで従った。ああ、それにしてもこの、14なんて半端な数字は何なんだろうね?

月曜朝。夫は不機嫌になりながら、通勤前に便座のネジを緩めてくれた。15年の(いや、きっとそれ以上)年月を経過したネジは、オンナの細腕ではとても動かせなかったのだ。狭いトイレに大きな体を折り曲げ、イヤイヤながらもネジだけは緩めてくれた。あとは私が取り外し、現れた穴を計るだけだ。恐る恐るものさしを当ててみた。ああ、神よ! きっかり14センチである。

あとは意外に簡単だった。暖房便座には新しいプラスチック製のネジが付いていて、それをくるくる回して取り付け完了。え、こんなモノだったの?価格もウォシュレットの約6分の1。そんなもので、心の平安が手に入ったなんて、素晴らしい!

たかが便座、されど便座。「おっくれてるぅ〜」と思う人も多々あろうが、とにかく我が家の記念すべき日であった。あー、なんてささやか(爆)


  2003.10.22(水)


★ついにカイロ

昨日から冷え込みが厳しくなり、昨夜は体調悪し。でも先週空手をお休みしたのでまた、というワケにもいかず、送迎。

先週、すっかり支度を整え、さあ出掛けようと思っていたら帰宅した長男が「クマが北上川を越えてこっちに向かってるんだって。一人では帰らないようにって、学校で放送があった」と言うのだ。

うそー、と言い切れないのがここ、盛岡(^^;; 前日、県内の病院にツキノワグマが出て、全国ニュースになったばかりだった。うーん、暗闇でクマとの遭遇、穏やかじゃないよー。ちょうど空手の友人からも「今日は疲れているのでお休みする」とメールがあったりして、何か気持ちがくじけちゃった。ズル休み〜〜。結局、テレビも新聞もそんなクマ情報はやっていなかったのだった…あーあ。

で、今回は行かなきゃ!と意地を張った。体調は、尿管?あたりに渋い痛み。結石が通った後だけに、弱くなっているのかな? どーも血尿っぽいし。もし結石でも、鎮痛剤があるから前ほど苦しむことはないだろう、迎えに行けなくなったら友人に頼んで次男を送ってもらえばいいや、と気楽に考えることにして。

結局そんなにオオゴトにはならず、お風呂で温まったらラクになった。うーん、日中、パソコンにかじりついて仕事していたのがいけなかったかな。つい集中すると全てが後回しになり、ヒーターの止まった部屋で寒さを感じつつも、そのまんま状態だったからなぁ。リビングのヒーターはFFタイプで、設定温度を2度越えるとストップ。室温が設定に下がるまで作動しないのだ。設定温度20度は、やっぱり低いか〜?

今日は友人に教えられ、ホッカイロを腰に貼ってみた。生姜とハチミツを入れたお湯も飲んだ。設定温度も上げてみた。どうにか無事だ。いつまでも若ぶってないで、気をつけないといけないね。認めます、冷え性だってこと……(^^;;


  2003.10.16(木)


★おめでた!

やった〜〜! ザリガニのボブが抱卵していることを確認。

チビ天との交尾は数回確認したのだけど、その後、隠れ家にこもってエサを食べなかったり、出てきてもチビに追い回されて逃げまくってばかり。このペアリングは失敗だったのかなーと不安を抱きつつ、チビを隔離。本を読んでみたら、この時期のオスはメスを追いかけ回す、と書いてあった。まあこんなものなのか、と少し納得。でもあまりにもひどいので、チビとは別居。それでもエサを食べないボブが心配だった。

水モノ飼育に詳しい友人、豪ちゃん(古い知り合いで、とてもこんな失礼な呼び方は出来ない人なのだが、私とAB誌編集長は秘かに、親しみをこめてこう呼ばせていただいている。ご本人は知らないのではないかな?・笑)に色々相談し、アドバイスをもらっていた。それで、とりあえず1か月待って抱卵するかどうかを確認してみよう、という結論に達した。今日、そーっと隠れ家の植木鉢をどけてみたら、ナント! 尻尾をしっかりと折り曲げ、小さな卵をいっぱい抱え込んだボブが現れたのだ……(T0T)

思わず涙ぐんでしまった。半分以上あきらめていたから。「よくやったー!」って感じ。まだ白いモアモアした分泌物(卵の固定用)が目立つので、産卵して間もない様子。そっと見守り、2、3週間後に稚ザリに会えるのを楽しみに待ちたいと思う。


おなかの下あたりの白いモアモアに茶色いつぶつぶ。これが卵!

★まとめて日記〜

色々あって書き留めておきたいのに、時間がとれず……。
とりあえず、メモしておきます。

10/13(月)
買っちゃった〜、プレステ2!
お友達のみくさん、えろみさんから教えてもらったジョニー・デップの映画にみごとにはまり、ビデオをレンタルし続けていた。そしたら最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン」のDVD12月発売のニュースが。この映画、まだ上映中なのだが、見ないウチに夕方からの上映1回きりになってしまっていた。これじゃ、一家のシュフが劇場で見るのは無理かぁ、レンタルまで待つのも辛いなー。今なら予約特価なのも魅力、う〜〜む。「DVD見たいなー」とブツブツ言ってたら、すかざず子供達が「プレステ買おうよぉー!」と盛り上がってしまったのだった。子供って思いこみが激しいから、確定じゃないのに「今すぐ、今日買いに行く!」とテンションが上がる、上がる。夫、渋い顔ながら承諾、やったーー! でもちょっと気が引けるので、12月の長男の誕生日と、二人のクリスマスプレゼントを早めた、ってことにした。(私の理由はしっかり隠してしまった・爆)さて、購入から数日、仕事が忙しく、レンタルしてみたDVDはまだ見ることが出来ない。早く見たいよーー。

10/14(火)
お仲間発見!
スーパーのペット用品売場で、新入りハム・チョコの回し車を選んでいたら、長男の部活で一緒のお母さんとバッタリ。聞けば、ハムスターのトイレと金魚のための水槽用品を買いに来たのだとか。聞けば彼女、ザリガニを産卵させ、稚ザリを一生懸命育てた経験者であることが判明。うわ〜、友よ〜〜! 私も今、ザリガニの産卵を心待ちにしているのだ、と大いに話は盛り上がった。今まで女性でザリガニの話にのってきてくれた人は少なかったので、すごく嬉しかった。

10/15(水)
15周年
結婚記念日。よくもった、お互いに(^^;;
そういえば、B'zも結成15年。もう少し早く稲葉さんに出会っていたら、人生変わったかも〜〜?(爆)

  2003.10.7(火)


★脂粉が……

鳥部屋は、タンス部屋でもある狭い我が家。そろそろ衣替えもあるし、と掃除のついでにタンス上の衣装ケースのホコリを払ったら…うわー! まるで粉雪(^^;; こっ、これ、脂粉だぁ〜〜。明らかに、カックと同じにおいが。このタンスの横に、カックのカゴが置いてあるのだった。それにしても凄いと感心、いや、ちゃんとマメにホコリ払わないとな〜〜(^^ゞ

★「スリーピー・ホロウ」

先週借りてきたのを、やっと見た。なかなか面白くて満足〜。主演はジョニー・デップ。これ、映画をノベライズしたものもあるらしく、そっちも読んでみたくなった。

そろそろ仕事が入り始めるので、のんびり出来るのもあと少し。それまで、見たいビデオが沢山! 会う予定の人も数人〜。今週いっぱい、出来ればヒマだとありがたいのだけど。祈ろう……(笑)

  2003.10.6(月)


★寒っ!

今朝は気温6度だったそうな。昨夜から寒くて寒くて、ジーンズの下にレッグウォーマーを仕込んでいた(笑)今日は早速、ホットカーペットを敷いて、ヒーターも電源オン! 朝の室温、18度〜。鳥たちにも、数日前から夜間ペットヒーターをひとつつけている。今日は日中もそのまんま。うう、やっぱり寒さは苦手〜ぶるぶる。

★増えました〜(^^;;

家族が。また。とうとうお迎えしちゃった、ジャンガリアン・ハムスター、ブルー
サファイアの女の子。生後1か月半くらい?とか。
名前はチョコ。次男が「食べ物の名前にしたい!」と頑張ったもので(^^;;

この子、来た当日から手に乗ってきてなつっこいこと、なつっこいこと〜。
動きもロボロフスキーのように素早くないので、安心してケースから出して一緒に遊べてしまう。

早くも我が家のアイドル的存在になってしまった。ガンバレザリ!(爆)

★今日の鳥たち

朝、モスラのカゴ掃除をしようと底を引き出したら、おおー!と驚くばかりの立派なフンが。モスラはずーっと水分過多のびちゃびちゃ便だったので、こんなに立派なのはホント久しぶり〜〜。分けていただいたバードベネパックを1週間ほど続け、もう無くなったのと、以前の便と状態が変わらなくなっていたので中止したまま、だったのだけど。もちろん、「パインの木の下で」も敷いてある。水分がそれに吸収された、というのではなくて、明らかにプリッとした「チューブからしぼりたての絵の具」状。今後も期待!

カックの地肌むき出しだった胸と、むしり放題だった背中に異変。筆毛が生えてきているな、換羽だなーと思っていたら、それらが無事、鞘が取れてちゃんとした羽毛になっている。このまま、むしらないで欲しいな〜。

  2003.10.2(木)


★コンパスが無い

朝、出がけに「コンパスが無い〜!」と大騒ぎする長男。いつもあちこちにモノを散らかしているからなー(親に似て?)。次男も今授業で使っているとかで、貸すことは出来ない。「今日のテストで使うんだよー!」そーんなこと言ったって、無いモノは仕方ないじゃん。「オカーサンの大きいの貸して〜」えっ、アレを? あれはコンパスじゃない! ディバイダという製図用具なの。でも、なんにも持っていかないよりはマシ?一応針と取り替えられる芯も付いていることだし…。「前に試してみたけど、大丈夫だったよ」え、アンタいつのまに〜〜。「使用料500円!」と走り去る背中に叫んでおいたけど〜(爆)。ちゃんと使えたんだろうか?

★いいなー、こんな書店

お友達、みくさんとえろみさんお奨めのビデオ「耳に残るは君の歌声」を借りにレンタルショップへ。久しぶりだったので色々目についてしまい、結局4本もレンタル。昨日もうけたとは言え、単行本1冊買えるくらいの料金になった。節約上手なシュフにはなれそうもないなー(^^;;

ついでに足をのばし、大型書店へ。近所に図書館並の蔵書を誇る書店はあるが、やっぱり店によって品揃えが違うから、ちょっとのぞいてみたくなる。今探している本がなかなか見つからない、ということもあって…。ネットで注文してしまえばすぐなんだろうが、やっぱり中を確かめてから買いたいと思うのだ。

お目当ての本は結局無かった。だけどこの書店、なかなか良かった。書籍の種類では我が愛用店より少ないが、店内のムードがとにかくいい。所々に一人掛けのソファーが置かれていたり、児童書のコーナーには図書館みたいに大きなテーブルとイスがある。雑誌コーナーの側ということもあり、雑誌を何冊も抱えて読みふける人もいたり。漫画コーナーの本はカバーされていて自由に立ち読みは出来ないのだけど、やっぱりイスのある書店って嬉しくなってしまう。近所の店にも以前はイスがあったのだが、いつの間にか消えていた。それって、「どうぞごゆっくり本をお選び下さい」から「さっさと選んで買ってから読みな!」に態度をひるがえしたみたいで、何か悲しい。最近体のあちこちにガタが来ている身としては、やっぱりゆっくり本選びが出来る、やさしい環境が嬉しいのだ。

大都市では、カフェが併設された書店が増えてきているという。購入予定の本を、お茶を飲みながらじっくり選べるらしい。常々「うらやましいなー」と思っていただけに、私としてはコーヒーが無くとも、座って読める雰囲気だけで十分なのだ。

早く帰ってビデオも見たいのだが、突然大雨が降り出したこともあり、ついつい長居させてもらってしまった。ふと見ると、最近若くして亡くなった作家を偲ぶ書店独自のコーナーがあったりして、うんうん、なかなかこの店は考えているぞ、わかっているぞと感心してしまうのだった。

ネット書店、新古書店との競合で経営難がささやかれる一般書店。身近にも「あ、ここ潰れちゃったんだ」という店がいくつもある。どんな街にも必ず一軒は本屋さんがある、そんな環境ではなくなりつつあるのだなーと、寂しい気分だ。がんばれ! 街の本屋さん!!

  2003.10.1(水)


★本日の金運はラッキー?

昨日とは打って変わって…という日、かな?

スーパーでビールを買った。ビールと言っても通称で、実は発泡酒。のんべえ夫婦の家庭では、やはり低価格の発泡酒にならざるを得ない。ま、こういった事情はどこも同じようなものだろう。

最近、この買い出しで夫とやりあった。我が家はエレベーター無しの団地の上層階、米やアルコール等重い荷物は夫および長男が運ぶという暗黙の了解があった。何気なく「ビールもう無いから買ってきてね」と言ったら「そんなもの、長男のいる休みの日に買っておけよ」と凄い形相で文句を言われた。ウチでは箱買いしているので、それを担いで仕事から帰宅するのはイヤだ、とブウブウ。寄る年波、と言うか、夫も始終あちこちが痛い、辛いとぼやいているので、まあその気持ちもわからないでもない。

そんなことがあったので、今回は自力で買うことにした。この日はあちこちのスーパーをはしごして、ペットボトルや牛乳等、荷物がかさんではいたのだけど、今日買わないと今晩のビールが無い。…早めに買っておけよ、って感じか、やっぱり(苦笑)。

ビールの箱をカートに乗せて、会計を済ませてみると、何だか値段が店頭で見たのと違う。明らかに高いし、レシートに印字された名称も違っているのではないか? 私の見間違えだとイヤなので、カートをガラガラ押しながら売場まで行く。やっぱり、値段が違う! 何だか私って、こういうトラブルばっかりだなー。しかし今回は、この間違いも実に嬉しい。この店は、会計時の間違いは返金され、その商品は無償会計ということでそのまま渡される。早い話が、お詫びとして間違えた商品をタダにしてくれるということなのだ。

一応、その場で品出しをしていたパートの女性に「値段が違う」と確認をしてもらった。私だけでレジに直行すると、結局また店員が売場に値段の確認に走るという手間を省きたい。が、このパートさんが実に真面目で、レシートの品名を見て、なぜ違う名称と値段が出たのかを事務所まで確認に行ってしまったのだ。やれやれ…。

私がそんなやりとりをしているとき、やはりビールを買いに来た年輩のご夫婦、走り去ろうとするパートさんをつかまえて「このビール、青と緑の缶の違いはどうしてか」と尋ねてきた。ああ、そんなこと聞くなって〜〜!早く解決したいっていうのに。すかさずパート女性は答えた。「味が違います」そして風のように去って行く……。ご夫婦呆然。あまりにも可哀相なので、横から思わず「こっちの緑のは、糖質がカットされているのでカロリーが低いんですよ」と教えてあげた。

やっとのことで間違いが理解出来たらしく、サービスカウンターでめでたく4千いくらの金額が返金された。嬉しい〜〜いっっ! 思わず夫にメールしてしまった。夫からの返事は無かったが、何とスッキリさわやかな10月の始まりであろう。シュフは強し!

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