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卯的日記

  2003.5.27(火)


    ★地震だぁ〜〜っっ!

    昨日、岩手、宮城では最大震度6弱という大きな地震が起きた。

    夕方6時24分頃。珍しく帰りの遅い次男を待ちながら、夕食の支度をしていた。
    「新しい秘密基地をみつけた」と言って、運動会の代休のこの日、友達と外へ出たっきり。
    夫に「まだ帰らないけど、秘密基地どこだか知らない?」というメールを送ったのだが、あいにく電波が届かず、センターに蓄積した。
    部屋には珍しく早く帰宅した長男、ゲームに夢中。探しに行ってもらおうか…などと考えていたら、次男が戻った気配。
    「遅かったから心配したよー」と玄関先まで出迎えた、その瞬間。グラリ、と来た。

    テレビなどでは「突き上げるような」と言う人が多いが、ハッキリ言ってどうだったか、私には思い出せない。
    ただ、いつもより強いな、コレはマズイかも。という思い。
    子供達がいるから、慌てさせないように。まず自分が落ち着かなければ、とか。
    次男と二人、玄関を上がってすぐの廊下にしゃがみ込み、ただただ揺れが過ぎ去るのを待った。
    「まだ? まだ終わらない〜?」そう思うほど、長く感じられたことは覚えている。
    すぐ隣のキッチンからは、ガチャン、パリンというガラスが落ちて割れる音が聞こえてくる。

    揺れが収まったところで、急いで風呂場へ。給湯の途中だったのだ。
    マイコン制御で、強い地震の時にガスを使用していると、強制的にガスが遮断されることにはなっているが、とにかく火だ。
    ガスを止め、給湯をやめて戻ると、次男がリビングに行こうとしているところだった。
    「どこへ行くの? 入っちゃダメ!」
    リビングに行くには、ガラスの散乱したキッチンを通らねばならず、さらにリビングで何が落ちてこないとも限らない。
    「テーブルの下にもぐらないと〜」
    学校の避難訓練で、いつも「頭を守るために机の下に隠れましょう」と教えられているから、そうしようと考えたらしい。
    「もしかしたら、逃げなきゃならないかも知れないから、そこにいて! そこの方が安全だよ」
    すかさず手を伸ばしたラジオからは、「外へ出られる人は出て下さい」というアナウンスが聞こえてくる。
    「そんなにひどい地震なのだろうか? このままでは、建物が倒壊するくらいの…?」
    隣の部屋からは、長男の声がする。
    「震度5弱だって!」
    すでに長男はテレビをつけ、ニュースを見ている。
    「テレビが見られる人は、テレビをつけて情報を確認して下さい」
    ラジオから、また聞こえてきた。
    外に出ろと言いながら、テレビを見ろ、とはどういうことだろう?
    混乱する。しかし、ここで少し冷静になる。
    「むやみに外へ飛び出すのは危ない」と教えられたことがあるではないか。
    窓から外を見るが、誰も飛び出している気配はなし。
    とりあえず、テレビを見守ることにしながら、散乱したガラスの破片を片付けた。

    あーあ、これ、割れちゃったんだ。
    結婚祝いにいただいた、きれいな青いガラスの水差し。
    新婚旅行で買った、ビードロ細工のグラス。夫用の緑色のもの。
    お祝いにお義姉さんから贈られた、白岩焼きの徳利とお猪口。これもひとつずつ。
    そういえば、夫と連絡が取れない。
    電話も、携帯も規制されてしまっていて、アナウンスが流れるばかりで役に立たないのだ。

    ふいに、携帯が鳴った。義弟からだ。やっと通じたのだと言う彼の声に、外界との接点を見出したような、得も言われぬ安堵感がわき上がってきた。
    とりあえず無事なこと、夫とまだ連絡が取れないことを話し、実家へも連絡してもらうことにした。

    携帯に電波が流れた瞬間、メール受信マークが表示されたが、途中で電波が途切れたか、受信されない。
    それでも数分後、3通のメールが送られて来た。
    東京の友人達が、ニュースを知って心配してくれたのだ。
    「メールどころじゃないだろうけど、無事でいて」というメッセージ。
    今の状態で、どれだけこれらのメールが心の支えになってくれることだろう。
    とても嬉しかった。
    メールは電波の不安定な中、夜遅くまで送られてきた。
    寝る前に開いてみた掲示板にも、沢山の心配するメッセージが書き込まれていた。
    あちこちで、心配してくれる人がいる…本当に、皆さん、ありがとう!

    話は戻る。
    通じない電話ながら、何度もダイヤルしているうちに、やっと実家につながった。
    母は義弟から電話があるまで、地震があったことさえ知らなかったのだという。
    同じ東京でも、都心の方はかなり揺れたようだ。

    ほどなく、夫が帰宅。
    とりあえず、二人でキッチンを片付けた。
    子供達はすっかり安心しきって、いつもどおりアニメを見ている。やれやれ。

    リビングでは、25型のテレビの位置がずれ、チェストが移動して上に置いてあったチョコエッグの飾り棚や、MOラックが倒れていた。
    Macは無事。しかし、Mac横の、書類棚がわりに使用している押入上段のファイルがみごとに雪崩を起こしていて、足の踏み場もない。
    ああ、戸、閉めておくんだった〜!
    かき集めてはみたが、どれがどのファイルだったのか迷子のものまで出る始末。
    ひととおり片付けて、ホッとしてトイレに行ったら、棚から洗剤やマット類が落ちて散乱していた。ああ〜、こんなところにも。

    とにかく、誰も怪我がなく、無事にいつもと同じ朝を迎えられたことに感謝したい気持ちだ。
    テレビを見ていると、あちこちに地震の爪痕が残されていることを知り、あらためて恐くなってしまった。

    鳥達も、騒いだりパニックになったりはなかった。
    でも今朝、エサをやろうとよく見たら、モスラの尾羽が数本散らばっているのを発見。
    いつもはケージ底に下りてきてエサの内容を確認するのに、今日は餌入れにしっかりとしがみついて離さなかった。
    ……下りてくれないと、エサ入れられないんだけど〜(汗)。
    夫に声をかけられて、やっと我に返ったように止まり木に戻った。
    気のせいか、今日はとても静かなような。
    それなりに、ショックだったのだろうか。
    しかし、誰も外傷は無く、一安心だ。ハムスターも変わりなし。

    地震は天災だから、仕方のないこともある。
    でも、被害を最小限に食い止めるのは、ひとりひとりの冷静な判断だろう。
    それから…普段からお片付けはしておこう(^^ゞ
    ちょこっと乗せたり、押し込んだり〜そんないい加減さが雪崩を呼ぶ(笑)。
    これを機会に、不要品は処分しようと決意しながら片付けている。

    まだ大きな余震は続くそうだ。
    もう、あんなに大きな揺れは、来ないで欲しい! 絶対!!



  2003.5.24(土)


    ★やっぱり寒かった

    小学校の運動会。例年のコトながら、うう〜、さぶいっ!
    いつも「秋にすればいいのに」と寒空に震えながら思うのだ。
    つい最近まで桜が咲いていた東北地方では、5月はまだまだ寒い日も少なくない。
    でも、残暑の厳しい中練習するのも可哀相かな。
    東北だと、秋も短いから「やっぱり寒〜い!」ってコトもありそうだし。

    天気予報にはテカテカのお日様マークが輝いていたというのに、空はずーっと重苦しい曇りのまま。
    先週末、今週末と運動会を予定している小学校は多いはず。
    私だけじゃない、み〜んな寒い思いをしているのだ、と縮み上がる気持ちを励ましながら観戦する。

    幼稚園から、ず〜っと運動会を毎年経験してくると、もう楽しみ!というより飽きてしまっているなぁ。
    必死になってビデオとカメラで交互に撮影していた、熱かった時代はいずこへ。
    マイブームなデジカメでは、走っている姿を激写!(この言葉もなつかし〜・笑)というのは無理があるので、ナマの走りは肉眼で脳裏に記録、戻ってきたレース後の表情をカメラで、というパターンにした。

    二人が小学生だった頃は、プログラムに印を付けて、今度はあっちのコース、次は何番目に走る……ととにかく忙しかった。
    中学校では体育祭というカタチになって、近くの競技場を借りて行う。
    保護者は観覧席から遠く眺めるだけで、まあ楽と言えばラク。
    当然ながらトラック内に入ることは出来ないから、激写のチャンスも無くなって、どれも同じような生徒達の中から、我が子を見つけるのさえ一苦労だ。
    お昼のお弁当も、別々だからやっぱり楽と言えばラク、だけどちょっと物足りない。
    「来なくてイイから〜」とか言われちゃうしね。

    やっと日が射し、気温が上がり始めた頃には運動会も無事終了。
    あまり走るのが得意でない次男、チャンスレースで2位になり、ご満悦であった。

    一応、雰囲気だけでも〜。
    「綱引きは場所によって違う!」そうで、
    こちら側になったチームは必ず負け。
    次男白組、無念〜〜





    寒くて風もあって…
    花壇のチューリップが
    なぎ倒されんばかり。

    関係ないけど
    「嵐が丘」の荒れ野とか
    思い出して苦笑。



  2003.5.20(火)


    ★カメラ付ケータイに負けない!……?

    やっと近所の友人も携帯電話を持った。
    うきうきとメールアドレスを教えてきて、じゃあと開通メール&ハムスター画像を送信。
    「残念〜〜。見られないよ」という返事が。
    やっぱり? 彼女はJフォン。ドコモには送れない、ということは経験していたが、Jフォンもそうなのか。
    遠方(近畿、四国等)に住んでいて、しょっちゅうメールのやりとりをしている友人はパソコンを持っていない。
    だから我が家の鳥たちやハムスターの話は出来ても、可愛い(親バカ〜(^0^;;)姿は見せられない。残念、ほんっとに残念。

    ふとしたことからパソコンで携帯の待ち受け画面を作れる、というのを知り、デジカメ画像を加工しては、自分の携帯に送って自己満足にひたっていた。
    で、前出の近所の友人が「何か、アドレスになんだかいうのを付ければいいらしいけど、よくわからない」と言って来た。
    ん! 待て待て、確かそれらしいことが、毎月の料金通知と一緒に入ってくる小冊子に書いてあったような〜?
    ごそごそと探してみたら、あった、ありました。
    自分の携帯のデータフォルダにあった画像を、おっかなびっくり送ってみた。
    「今度は見られたよ〜! ハム太郎」だって。
    それではと、次はドコモの友人たちに送ってみた。やっぱり成功!
    嬉しくて、Macに保存しているモスラの写真を加工し、それも送ってみた。
    さすがに鳥キチたちだけあって、反響が嬉しいほどあった。
    数人に立て続けに送ったから、ひっきりなしにケータイが鳴るわ、鳴るわ…(^0^;;

    これでカメラ付携帯じゃなくても、全く気にならなくなった…かな?
    デジカメで撮影→パソコンに転送→携帯用に加工→自分の携帯に送信→受信→友人に送信
    とても手間がかかっている気がしなくもない。
    なぜ、自分の携帯に送るかというと、実際に受信した状態を見てみると「ナンジャこりゃあ」ということが、ままあるから。
    携帯の機種によるのかも知れないが、パソコンのモニタでちょうど良い感じだと、携帯では明るすぎ、白っぽく飛んでしまって満足出来ない。

    こんなことに夢中になって、時間がいっくらあっても足りない私であった。




    友人達に好評だったモスラの画像。
    通には、この足のもさもさ具合?が
    たまらないんだそうで…(笑)



    ★空手だ!

    待ちに待った、というかとうとう空手の日になった。
    実は長男にあっさり「ばっかじゃないの」と言われたとき、ヤツはこうも言ってのけた。
    「そのくらい、自分で解決しろよな」
    う〜む、なかなか。だてにオトコのコ13年やってるわけではなかったのだね。
    その言葉を、またまた涙を浮かべながら聞いていた次男。
    う〜む、ちょっと過保護に育っちゃったかな?

    夕方、空手に送る車の中で
    「お母さん、言ってあげようか?」とそぉっと聞いてみる。
    「いいよ。大丈夫だよ。言い返せばいいんでしょ?何か言われたら…」

    母としては、そのまま置いて立ち去りがたい想いがアタマのてっぺんまで詰まっていたのだが、グッとこらえて車を発進させたのだった。

    帰り。いつも少し早く行って、道場で練習の様子を見る。
    この日も行って、そーっと練習している色帯集団をうかがってみた。
    「紫の帯、いないね?」
    隣に座っていた友人にささやく。事の次第は彼女にも話してあった。彼女の息子も次男と同い年。入ったのも同じような時期だったので、何かと話が合う。示し合わせて少し早めに迎えに行き、あれこれ話をするのが楽しみだったりする。
    色帯と白帯は別れて練習していて、色帯の集団に紫色の帯は見あたらないようだった。
    今日は、お休みだったのかな?

    次男と帰りの車の中、「今日はいなかったね」と言ったら「いたよ」と平然と返されて驚いた。これは、見落としたか?
    「来てたよ。だけど、今日はなんにも言われなかった」
    そうかぁ〜。少しホッとした。子供って気まぐれだから?
    まさか、その子のお母さんとかが、ここを読んでいて「うちの子かしら!」なんて思った…ワケないよねぇ〜(笑)

    ちょっと気が抜けた結末ではあったが、まずはメデタシメデタシ、ということにしておこう。



  2003.5.19(月)


    ★バレー部っていったい…(^0^;;

    中学の家庭訪問の日。
    小学校もだけど、最近は家の中まで入らずに玄関先での立ち話で簡単に終わる。
    今回、行事続きで中学は1か月ほど遅れての家庭訪問。
    私、授業参観に行かなかったので先生の顔も知らなかったのだよね〜(汗)。

    学級通信で、若い先生だとか、野球部の顧問だということは知っていたけれど、
    さ〜てどんな先生なんだろう?と興味津々。

    ピンポ〜ンとチャイムが鳴り、やってきたのは……。
    まるで野球少年をそのまま大きくしたみたいな、スポーツ刈りの初々しい先生だった。
    ちょっと噂は聞いていたが、なかなか爽やかで良さげな先生。

    最近輪をかけて反抗的、相手にしなければよい、と思いつつも
    本気になって怒ってしまう、という相談にも
    「そう言うときは、遠慮なくガンガン叱ってやって下さい!」
    という頼もしいお言葉。
    「そういう時期だと思って、冷静に〜」
    なんて言われるかと思っていたから、何だか頼もしい身方を得たような。

    「バレー部で頑張っているようですね。カラダの方は大丈夫かな、と心配しています」
    そう、そうなんですよ、先生っっ!
    バレー部は、遠征や泊まりの練習試合等が毎週のようにあって、
    さらに親も車出し等で協力を惜しまず、で頑張らねばならす、
    と・に・か・く「これがチューガクの部活?」と目を回すほど、盛んなのだ。
    週末、遠くまで試合に行き、帰宅は夜の9時になることも。
    そして次の日は、普通に学校だったりする。

    野球部の顧問の先生も同情してくれた、もう、これだけで、かなりの好印象!(爆)

    後で他のクラスの友人にメールしたら
    「ウチの先生もバレー部は大変ですね、って言っていたよ。ポイント高し!」
    だって。
    やっぱり、他の先生方にもそう思われていたんだぁ〜(T0T)

    そしてこの先2か月の(怒濤の)部活日程が発表になり、連絡を回した先でもこの話。
    今までちっとも知らなかったが、
    バレー部は学校の中でも強化部活動とかで、二重丸されているんだそうだ。
    現在の顧問の先生も、当時の校長先生が、どこかから頼み込んで来てもらったとかナントカ〜@0@
    1年生の最初にそうと知っていたら、きっと入らなかっただろうにぃ〜〜。
    時間もだけど、費用もちょこちょこかかり、それも負担だよね。

    3年生が引退する、二学期からが本格的にタイヘンになるんだよね〜と、
    お互いに嘆き合い、なぐさめ合っていたのでアッタ。

    もう、どうにでもなれ!

  2003.5.18(日)


    ★黄色いじゅうたんの上で…


    東北農業研究センターで、この時期満開の菜の花の公開をする。
    数日前、小学校ではここにピクニックに行き、お弁当を食べた。
    日曜のこの日、ずっと写真を撮りたいと思っていたので夫につきあわせて行って来た。

    寂しいことには、子供達はもう、ついて来てくれないんだよね〜。
    今さらながら夫と二人。
    かつての遠距離恋愛の恋人達は、今やイヤでも顔をつきあわせる「いて当然」の存在に。
    菜の花畑をバックに、赤ちゃんを抱く若いママ。一心に携帯電話をかざして写真を撮っているパパさんの姿。なんかいいなぁ〜。

    「ホラ、そこに立ってごらん。菜の花と写真撮ってあげるから」
    私の言葉に
    「いいよー、ヤダ」
    つれないツレアイ。

    日々の生活は、あまりにも現実的過ぎた。
    恋愛していたはずの二人、
    いまや家庭を確立するための同士か、敵か。
    かつて愛を語った口は、への字に結ばれてなかなか開くことはないのだ。
    あ〜あ。









    これはりんごの花。
    もう満開は過ぎてしまって
    この日は摘花作業が始まっていた。
    つぼみの色が、りんごの皮の色だった!

    ★さすが兄?

    この前の空手で次男が泣いた話をしたら、中学生の長男、こともなげに言ってのけた。
    「ばっかだなー、オマエ。そんなのよくあるじゃん。それくらいで泣くなよ!」
    何だかこの言葉で、母は目が覚めたというか、救われたような気持ちになったのだった。

    「おまえ、やりかえせよー」

    ははは、(^0^;;
    それが正しいかどうかは考えないことにして、また元気に空手に行こうね。

    しかし、月曜の練習には当然のごとく「行かない」だって。
    母の色帯の夢は、いつになるのやら……。

  2003.5.15(木)


    ★大満足のランチ


    約束だった友人とのランチに出かけた。
    そこは、ちょっと洒落たビア・レストランを思わせる、落ち着いていながらも開放的な雰囲気。しかし、実は有名な日本酒の仕込み蔵の敷地内にある。
    日本酒の仕込みを見学した後、食事をしたり出来るとあって、ちょっとした観光スポットにもなっているらしい。

    日本酒、ビア・レストラン…一体食事は何を?
    これがまた、意外や多国籍料理の店なのだ。
    この日のランチバイキングのメニューは、
    ・豚バラ肉と里芋の煮込み
    ・チキンのハーブソテー
    ・アジフライのトマトソースがけ
    ・パスタ二種
    ・ビーフンの汁物
    ・茶碗蒸し
    ・ご飯
    ・サラダバー
    ・コーヒーゼリー
    ・マンゴプリン
    ・杏仁豆腐
    ・マーラーカオ
    ・飲み物(コーヒー、紅茶、ジュース、烏龍茶等)

    目の前に、ズラーリ!と並べられると、ついあれもこれもと手を出したくなる。
    しっかりトレーにキープし、ゆったりしたテーブルでおしゃべりしながら2時間も居座ってしまった。

    印象的だったのはビーフンの汁物。ナンプラーが置いてあったので好奇心からほんのちょっぴり落としてみたのだが、その生臭いこと!
    味は良いのだが、魚臭いニオイが鼻について参った。
    これは一緒に行った友人も同意見。
    何か、魚屋の裏口を通ったときを思い出させるニオイなんだよねー(ーー;)

    友人は痩せの大食いで、私の分までかいがいしくデザートのお代わりを運んでくれるのだけど、「え?まだ食べるの……?」って青くなるほど次々持って来る。
    おかげで、夕飯の時間になっても一向にお腹が空かなかった。

    店内の雰囲気も良いし、ゆっくり出来るし、バイキングの品揃えもマル。
    これだけ食べて、一人840円は安いよね。
    子供料金やシニア料金もある、家族でも楽しめる店だった。

    ★涙のワケは…

    空手の日。いつものように迎えに行き、稽古が終わって近づいてきた次男。
    ん? 何だかいつもと違う。
    腕を押さえて、「蹴りが思いっきり入った」と言う。
    子供同士なので、勢い余って…というのはよくあること。
    そんな風に、別段気にしていなかったのだが、何だか変。

    「来週から、月曜日も中学の体育館で練習あるんだって」
    稽古を終えて正座し、先生に礼をしてオシマイ、というときに、先生が何やら話していたのはこのことか。
    今までは火・木の週二回だったのだが、最近人数が増えたせいで道場が手狭になっていた。
    三回に増やして、練習不足を解消しようということか。
    「月曜日も頑張って行ってみる?」
    「絶対行かない。もう、やめたい……」

    へ?いきなり、何?
    見ると次男の目はうるうるして、今にも涙が落ちそうだ。

    いつも、練習が夜なので出かけるのが面倒になり、「行きたくない」とか「早くやめたい」としょっちゅう口にはしていた。
    でも行ってしまえば帰りには「楽しかった!」「スカッとした!」なんてニコニコ顔だったのに。そんなに、泣くほど練習が増えたのがイヤなのだろうか?

    車に乗り込んでも、涙はおさまらず、グッと唇を噛みしめて胴着で顔をぬぐっている。
    「どうしたの?」
    「……紫帯のヤツに、変なあだ名を付けられた。わざと思いっきり、蹴られた……」
    やっと言葉を口にした次男の顔は、もうグシャグシャだ。
    「誰? お母さん、言ってやるから」
    「名前わかんない。オレが入る前からいたヤツなんだけど」

    10級の白帯から始まって、8級から水色帯、紫帯、茶帯、黒帯…と上になっていく。
    一般的には4級までが白帯、3〜1級が茶帯、初段から8段までが黒帯という区別らしいが、ジュニアは中に水色と紫が挟まる。道場によって、それが黄色や緑だったりということもある。
    次男は2年生の夏から始めて、もうじきまる2年。
    一応スポーツ少年団なのだが、そんなに厳しくもなく、気軽な感じで、冬場は夜の吹雪や凍結路がイヤで、結構休んだりもしてしまった。
    春になって、やっとまたやる気になって休まず通っていたというのに。

    猛烈にアタマにくる。
    たとえ小学生だろうと、上級者が下のものにイジワメB
    あれほど痛んだ胃も腸もすっかり良くなっている。ストレスだったのかな?
    だとしたら、恐るべし。たかがストレス、されどストレス。

    「出せー出せー」と叫び続けるルギアをやっとケージから出してやれた。
    あれだけうるさかったのが嘘みたいに、肩の上で良い子に羽づくろい。
    洗濯したばかりの放鳥用パーカーにしっかりフン(^0^;;
    肩の上だと、可愛い仕草も見られないし、「おっ、来るな!」ってフン情報も得られないから本当は膝にいて欲しいのだけど。
    まあ、ずーっと出せなかったのだし、良い子にしているから好きにさせてやろう。
    Macのモニタに写る影を見てどうにかルギアを確認していた。

    で、本日。
    すーっきり家中を掃除して、一人の時間を楽しんで……。
    夫「今日の占い、獅子座のラッキーパーソンは主婦だって。しっかりシュフして下さいよ」
    と言い置いて出かけて行った。
    何かしゃくに障る!と思いつつも、連休で散らかった部屋を片付け、ホッとすればもう午後。
    おっしゃるとおり、シュフしてました。
    何か忘れてる〜〜と思ったら、「仕事」でした。ギャ〜〜!!(^0^;;

    ちょっとピンアマなのですが
    表情が気に入って。
    動くモノを撮るのは難しい
    と修行中な私は思うのだった(笑)

  2003.5.1(木)


    ★あっと言う間の

    今日から5月。
    あ、そうか、月が変わったんだから、日記ページも新しくしなくちゃいけないか。
    はた、と今気づく。
    でも、まだ4日めなんだから、いいかな。アバウト(^0^;;
    色々と日記を変えて来たけれど、やっぱり自分でほそぼそアップしていく方法に戻ってしまった。ま、そのときどきで使いやすければいいかな。

    じっくりとデジカメをいじる。
    友人が言うには、ホワイトバランスだとか何だとかカンだとか、デジカメだって色々あるらしい。
    「わからんよ〜」と言っていたら
    「色々試し撮りしてみて、カメラのクセなんかもわかるようになる。とにかく撮るべし!」とのありがたいお言葉をいただいた。
    そうね、アタマいっぱいにする前に、まずは慣れよ!
    デジカメだから、電池さえ続けばバシバシ撮りまくって、気に入った1枚があればそれで良いのだ。
    何より現像代、フィルム代がかからない、すぐ結果がわかるのが良い。

    一応、バッグにデジカメを忍ばせて買い物へ。まさか店内では撮らないが、今日は寒いけどお天気は良く、岩手山がクッキリと美しい。
    買い物帰りにこっそり屋上に上がり、どこかに絶景ポイントは無いモノかとうろつく。
    しかし、やっぱり街中では電線や看板が邪魔であきらめた。
    普段、何気なく見ていると、視界に入っていながら無意識に無視しているものの、何と多いことか。
    レンズを通すと、部屋のゴチャつきもしっかりモニタに映されて意気消沈。撮影会の前にはお片づけしなくては(^0^;;

    今日はマクロ撮影の練習…?
    愛用のカップ。
    一目惚れで購入。
    後にスーパーの激安茶碗コーナーで
    コピー商品とおぼしきお茶碗を見つけて
    ショックでした。
    ピンが甘いね、まだまだ〜。


  2003.4.30(水)


    ★マケテ カッタ

    昨夜、妹の旦那様にデジカメについて色々教えてもらった。
    彼はプロ仕様のとても性能の良いデジカメを愛用してバシバシ写真を撮っている。
    延々小一時間におよぶ長電話の後、満足して眠りについた。

    実は夫にデジカメのことを話したら、どうせ買うのなら少し予算を多めにして良いモノを買ったらどう?という嬉しいお言葉を頂戴していた。

    ああ、迷うな〜、迷っちゃう、嬉しい悲鳴。

    で、義弟が薦めるのはCCDにスーパーハニカムという性能の良いモノを使った、ちょっとお高めタイプ。うんうん、なかなかいいかも。
    しかし、チラシを見ても、予算を大きくオーバー。
    一応シュフという立場上、いくら仕事にも使えるから、といっても、う〜〜む。

    悩みながら朝を迎え、やっぱり最初の安い方にしとこう、あまり高性能でも使いけれなければ何にもならないのだし〜とデンキ屋に向かった。
    しかし、無い! 無いのだ、心に決めた想い人が・・・。
    そのかわり、しっかり飾られた「ちょっとお高め高性能タイプ」は、ある。その軽さ、小ささに驚く。ああ、コレ、やっぱり買っちゃおうかなぁ・・・グラリっっっ。

    折良く通りかかった店員さんに「あのー、コレ、どのくらい安くなります?」と聞いてみた。
    だってプライスカードには「さらにお安く!」って書いてある。
    店員さんは電卓のようなものを取り出して計算し、「○○円ですね」と元気に答える。
    7,000円も引いてくれると言うのだが、それでも高いよ〜〜。

    「この他に、○○○という機種は無いんでしょうか? ここに展示されてるのだけ?」
    「ああ、○○○はもう発売が終わって、新しくこの☆☆☆が出たんですよ」
    え?終わったって、在庫がない、もうメーカーも作らないってこと? それだけ売れたってことですかぁぁ〜〜・・・

    「○○○とコレと、どちらかにしようと考えて来たんです。でもコレ、ちょっと高いですよね」
    「う〜ん、この☆☆☆とコレとは、そんなに違わないですよー」
    ふむふむ?とポップをのぞき込むと、☆☆☆はCCDがスーパーハニカムになっているではないか! この部分、かなり心騒がすものがあった。お高めデジカメと想い人との差は、ここだった。私を悩ませていた部分が、お手頃価格で新登場して待っていてくれたようなものだ。

    「この、☆☆☆だといくらになります〜?」
    もう、ここまで来ると値切るのも当然と思えてしまう。
    「このタイプだと、消費税抜きでこのくらい、ですね」
    店員さんの口にした価格は、予算ドンピシャリ!
    買った〜〜! ここで買わなきゃ、この流れに乗らなくては。

    それから、「初めてなので」とさんざんデジカメ必需品を見つくろってもらった。
    カメラに付属のパソコン接続セットだけでも良いのだが、この先やっぱり充電器やらメモリーカードの大きいのやらが必要になってくる。

    「これ、み〜んなひっくるめて、いくらになります?」
    臆面もなく値切り光線を発射する私。
    「え〜、充電器やメモリーカードはそんなにマケられないですよぉ」
    と言いつつも、けなげに本部?まで相談に走ってくれた。

    マケてもらった金額は、6,000円ちょっと。
    でも、交渉次第でこんなに変わるんだ、と1円にもうるさいシュフとしては驚きだし、戦利品!という晴れ晴れした気分になれたのが何よりの収穫だ。

    う〜ん、しばらくはオモチャだね、こりゃ。
    でもね、これで「カメラ付き携帯欲しい!」なんて言わないから。ホントに。

    早速撮ってみました〜♪
    ずーっと紹介しそこねていた
    新入りクンたち

    ロボロフスキーハムスターの
    ナナ&ピアス


  2003.4.29(火)


    ★のびのび

    久々にポコッと開いた休日。次男の空手はあるし、私も明日締切の仕事があったりでそんなに普段と変わらない?
    いやいや、休みの日は大っぴらに寝坊が出来る!
    今日は長男の部活も無いので(だいたい土日祝日というと待ちかまえたようにあるのだが)7時半まで寝かせてもらった。ふぃ〜〜(笑)
    それから、休日は夫が昼寝するのでフトンを上げなくて良い!
    みんながいて、出入りするので掃除機もかけなくて良い!
    昼食はだいたい出先からお弁当を買って帰るから作らないで良い!
    夕食はホットプレートで一気に焼いたり、ドバッとお鍋にしたりで準備をしなくて良い!
    そう、不良シュフにとっては堂々と家事をサボれる日なのである。
    しかし、あまりにもヒマだと夫が大掃除を始めるので、適当に予定があるのがヨロシ。
    午前中に早まった空手、送りがてら床屋に行った夫&長男、私は仕事〜と、適度に用事アリで平和でアリマシタ。

    ★デジカメ欲し〜〜!

    昨日買った「Mac Fanビギナーズ」を読んでいた。
    そう、私はまだまだビギナーズ愛読者だったりする。
    初心者向けの丁寧な解説が、私レベルにはピッタリなのだ。
    Macを使い始めた頃に初めて購入したこの雑誌、まーだ捨てずに取ってある。
    OSの変化とソフトのバージョンアップはめまぐるしく、私が愛用するPhotoshopやIllustratorのバージョンは、ちょっと前の雑誌がピッタリだったりするわけで。
    でも、最新ニュースやOSXのことも知りたいし、またもや数年後、この特集が役立つかも〜と思ったりして買ってしまう。
    今回、目に留まったのはデジカメ。
    おおおー、もう時代は300万画素ですかぁ。単3電池でも撮影出来る?いいなー。
    デジカメは、かなり前からの想い人。
    ちょっとした小物や鳥の日常なんかチョコチョコっと撮って、HPに載せたら楽しいだろうなー。
    写真は大好きで、仕事でも良く使う。一眼レフもコンパクトカメラも、機能よりも撮る人のセンスだよねーと、つくづく思う。今は一眼レフも簡単になったし。
    写真を現像して、スキャナを通す。どーしてこうなるの?という感じに変わる。スキャナが悪いのか、私の補正が未熟なのかは明言を避ける(爆)
    年賀状など作ると、写真の美しさはやっぱりデジカメにはかなわない!と非力な私は思うのだ。

    ちょっとデンキ屋さんの広告に目を移すと、あるある、デジカメがわんさか安売りされているではないか。
    欲しいな〜。デザインもなかなかカッコイイし。
    中でも安いものをネットで検索してみる。
    ウチのMacに合うヤツじゃないと、いけないワケだし。
    数日前、やっとMacもバージョンアップしてメモリやHDも容量アップ、USBカードを差した。だから今まで指をくわえてみていたUSB接続の機器が使えるようになったハズ。
    ここらへんは、「卯的Mac生活」で後ほど書くとして・・・。

    もう、コレしか無い!というデジカメに目星をつけた。もう、買っちゃう!モード。ハードルは夫だけ。Macのあれやこれやでお金かかったばっかりだから〜。
    「今度はデジカメ?」とあきれられた。
    でも、今買わないと、またまたウチのMacで使えるモノが無くなるよ、たぶんね。

    ああ、これは、かなり買う気だ。明日、店に走りそう。予言します(爆)


  2003.4.27(日)


    ★「宮部みゆき」を拾う

    春ともなれば、自治会的行事がいっぱい。今日は冬の間お休みだった子供会の資源回収日。朝から古新聞や雑誌、空き缶等々を子供達と親で集めてまわり、児童公園にひとまとめにする。
    この、春のが一番多くて仕分け等タイヘンなのだ。

    雑誌類と新聞の山を分けていたとき、縛り方が弱くてドサドサっと崩れた本に目が止まった。
    ふと目に飛び込んできた文庫本。
    宮部みゆき「R.P.G」。
    え〜〜っ、コレ捨てちゃうの?

    驚いて他も見ると、宮部みゆきに混じっておなじみのミステリ作家の面々が、今にも回収車に積み込まれようとしていたのだった。
    捨てる神あれば・・・って言うけれど、手に取って見れば綺麗に読まれた、まだ古紙に戻るには早すぎる本である。
    私は拾う神。さすがに「全部っ!」とは思い切れずに、新しめの2冊を拾い上げた。
    「古本屋に持って行けば、売れるだろーにねぇ」
    隣で同じように仕分け作業をしていたお母さんも「もったいない」と同意見。
    私は、売りに出そうとは思わないけれど(まだ古書店に売りに行った経験はナシ〜)
    とにかく、我が家にお迎えすることにした。
    バザーに出すなら、まだわかるんだけど、資源回収に書籍を出すの、私には抵抗あるなー。

    我が積読コレクションに仲間入りしたこの本、さー、いつ読もうか(笑)



    ★市民体育大会

    通称「市民体」。我が家では中学生の長男のバレーボールと、次男の空手の大会がある。
    本日はアイスアリーナで中学生のバレーボール大会。昨日の予選から勝ちあがり、この日は決勝リーグ。
    まだ3年生が現役なので、2年坊主の長男は応援。車での送迎の関係もあり、2年生の親もかなり応援に来ている。
    実は午前中の資源回収でノビてしまい、昼寝しているところに電話があって「みんな来てるけど来ないの〜」とお声がかかった、というわけで(^0^;;

    確かに自分の子供が出るわけではないから、関係無いと顔を出さない人も多いのだけど、結構面白いんだよね、バレーボールって。
    それも「ウチのバレー部」って意識で見ていると、やっぱり夢中になるものがある。

    アイスアリーナだけあって、中は春とは思えない室温の低さ。
    寒いから余計に大きな声で、応援グッズを振り回してのオーバーアクションでわいわい騒いだ。・・・でも寒かったぁ〜。

    さすがに夜はクタクタで、とても起きていられなかった。

    普段、いかに動いていないかってことだよねー。でも心地よい疲れでありマシタ。

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