卯的生活・緊急短期(であってほしい)連載

ぺーどら日記〜修行編〜

 

2001.1.13 雪からの救出 


確か去年から「雪道の運転が心配!」と大騒ぎしてみんなにふれまわっていたと思うのだが、幸いなことに、2000年中はあまり残るような大雪は降らず、ほんの少し白くなった道を運転する程度ですんでいた。

しかし! 年が明けてみたら、今までガマンしていた分、とでもいうような大雪なのである。実家から帰ってきた日には顔を出していた愛車びび君も、その日のうちに雪だるまになってしまった。

留守中も雪はすごかったらしいが、たまに夫が雪を払い、エンジンをかけたりしてもらっていた。しかし、明らかにこの駐車場の中で動いていないのは我が愛車だけ、というのがアリアリとわかるような状態。私のクルマを中心に雪だまりのようになっていて、車体のまわりグルリが凍りついた雪で固められてしまっている。エンジンはかかるのだが、長グツでないと足を踏み入れられない。ナンバーまで雪に埋もれているから、排気筒から出る排気ガスが車体の下に潜ってしまっている。これはナンかヤバイのではないか、とあわてて排気筒を掘り出す始末。

ちょうど団地の階段ごとに用意されている雪かき用スコップを拝借して、とにかくクルマを掘り起こす作業から開始。その後、車体に積もった雪を払うが、動かず冷え切っていたウインドウなどは、雪が固まって凍りついている。雪払い用のハケの反対側にあるプラスチック製の部分でガンガンたたいて雪を割る。

冬になると、いつ雪が降ってもいいように駐車するときはワイパーを立てておくのだが、それも意味を成さないような、根本にデッカイ氷の固まりまで出来てしまっているではないか。もう、フロントガラスにキズがつくかも、なんて心配していられない。ここもガンガンハケの反対側でたたいて割った。

やっと全身を現した我が愛車の、なんと愛おしかったこと〜〜。
「寒かった? ゴメンね」ってなモノである。

やっと家に戻って時計を見ると、ゆうに小一時間は経っていた。覚悟はしていたけど、ここまで大変とは。もう、腕がガクガクと「笑っちゃってる」状態。このまま寝転がって休みたい気分になってきちゃった、はぁ〜〜・・・。