卯的生活・緊急短期(であってほしい)連載

ぺーどら日記〜修行編〜

 

2003.4.7 バッテリーその後・えとせとら 


前回のぺーどら「バッテリーの活力剤?」に関して、お二人の方からご意見をいただいたのでご紹介する。もしかして、同じような疑問を持っている人がいたら、少しでも参考になってくれれば。

まずは、掲示板に書き込んでくれた、はむりんさん
愛車はCB400SF Vir,Sというバイクで、バリバリの女性ライダーである。

私、実はガソリンスタンドでバイトした経験ありなので(笑)
裏をよーく知ってるんだわ〜〜
水抜き剤や添加剤、あれ、ノルマなんですよ
それでメカに詳しくなさそうな人を狙って声を掛けるんですね(爆)
(内緒ですけど(笑)入れても入れなくてもそんなに変わりません)
私はいつもキッパリ「要りません」「大丈夫です」と
断っちゃう(^^;)

ナルホド、やっぱりカモられるところだったのかな? ノルマなのか〜。それにしても「メカに詳しくなさそうな人」・・・(ーー;) 確かに、ズバリ見抜かれてるだけあって何も言えませんなぁ。

それから、メールを下さったのは秋田にお住まいの、クーさん。

バッテリーと言えば・・・の話をちょっと聞いてください。
私の車は今年で購入5年目で、車検を迎えます。でも、車で遠出をすることがないので年数の割には走行距離も少なく、人を乗せて走ることもないので内装もきれいです。ですから自分ではいつまでも新車気分でした。

昨年の12月に外出した帰りに車のエンジンをかけたら、なんとなくかかるのが遅いような、空回りしてからかかったような変な間があったので、夫にそれを話しました。すると、バッテリーが弱ってるかもしれないから少し充電して、オイル交換もしばらくしていないからついでにやっておくとのことでした。そして、その翌日。出かけようとキーをさしこみセルを回しても、エンジンがかからないのです。カチッカチッと音がするばかり。

「あれ?電源入れ忘れたっけ?」と一瞬思ってしまったくらい、見事に何の反応もないのです。夫が昨日オイル交換したことを思い出し、絶対何かやらかしたに違いないと、夫を呼びつけ
「あんた、一体何をやらかしたのよ!!」とすごい勢いで怒りました。それまで故障知らずで走り続け、あまり乗っていないとは言え、私の人生最高額の買い物だったので、頭に血が上ってしまったのです。

夫は「オイル交換をしただけだよ。バッテリーの電圧がかなり低かったから多分寿命だ。バッテリーを変えれば直るから」「だって、昨日までちゃんと動いたんだよ。それが今じゃうんともすんとも言わないじゃないの。そんな急に動かなくなるなんてありえない。走行距離だってそんなにいってないのに!」「バッテリーがなくなる時っていうのは急にエンジンかからなくなったりするもんなんだ。それに寿命というのは走行距離に関係なく年数によるんだよ」「そんな急に動かなくなっちゃったりしたら、走ってる人困るじゃん。道路のあちこちでみんなバッテリー切れで立ち往生してるっていうの!?」
という会話が延々続いて、結局納得行かないままバッテリーを新品に交換しました。
それで車は動いたのですが、私としては「あいつがなんかやらかしたから」(しつこいですが)というのが頭から消えず、腑に落ちないままでした。

その数日後に、JAFの機関紙が届いたのです。その時の特集がバッテリーの寿命についてだったのです。
思わず食い入るように読むと「バッテリーの寿命は約3年、走行距離には関係が無い」という記述がありました。

さらに「バッテリーが消耗するとエンジンがかかりにくいなどの症状が現れ、その後は全くエンジンがかからなくなる」という記述も。夫が言っていることとほぼ同じでした。まずいな〜ときまり悪く思い、その冊子は部屋の隅の目立たないところに置いておいたのですが、そんな時に限って探し物下手な夫がそれを見つけて読んでしまったのです。
私と違って温和な彼は、それでも普通を装い(多分かなり得意だったと思います)
「バッテリーのこと書いてたね」とたった一言だけ。

車のことを知らないと、何か言われてもちんぷんかんぷんで、わからないだけに言われていることがほんとかどうか疑わしく思えるのです。夫も車のお世話が好きで、これをしなければあれをしなければといろいろ言ってくるのですが、そんな言葉さえ、私はいつもうさんくさいと思いつつ聞いてます。(そのせいで大恥かきましたが)身内の人間が言ってても怪しく聞こえる車のあれこれなんですから、スタンドの店員さんが言うことなんてもっと信用できないですよね。

でも、バッテリーだけは要注意です!さきほどのおばかな会話の続きですが、バッテリー切れで車が道路で立ち往生はあまりないそうです。エンジンを切った後でかけようとするとかからないというのがほとんどらしいです。だから、外出して、さあ帰ろうと車に乗り込んだらエンジンがかからない・・というのが困ってしまうパターンのようです。

クーさんの場合は、実際にバッテリーがある日突然にいってしまった経験談。うーん、前ぶれが、ほんの一瞬というのが恐い。

結局、バッテリーというのは一応3年くらいを目安に、活力剤等に惑わされず(笑)思い切って取り替えちゃうのが最善の策のようだ。

さあ、私のバッテリーは3年目の夏まで保つのだろうか? ケチケチせずに、頃合いを見てオート○ックスにでも行かなくては。

はむりんさん、クーさん、ありがとうございました!