雑談   memo

◎たくあんのレシピ  2012年12月15日記 

いとこのみゆきちゃんのレシピ。 おばさん直伝→みゆきちゃんに応用されてるらしい。

大根 20キロのとき
塩 600グラム
ザラメ 300
醸源(じょうげん) 50 (好みだが 使うとおいしくきれいに漬かる難易度が下がるとのこと)
ぬか 3キロ

だし  いりこだし こぶだし 等 適当

とうがらし

なすの葉っぱを乾燥させたもの(ナスの葉が多すぎると色が悪くなる)
果物類の皮を乾燥させたもの (みかん、りんご、柿、梨)


今回は
大根8キロ
塩 250
ザラメ 150
じょうげん 20
ぬか 1.5

・・・・・・・・
大根は 葉っぱがついたまま干す (3日〜2週間? 天候によって乾燥にかかる時間は?)

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葉っぱを切り落とす

漬ける大根本体の重さを量る

いぼ状のビニール手袋をして、とうがらしを細かく砕く
なすの乾燥した葉っぱも砕く
果物の乾燥した皮も細かくする 以上ざっと混ぜておく

ぬか、塩、ザラメ、じょうげん、だしの分量を計って、上のものと一緒に混ぜる

樽に大きなビニール袋を用意して、いろいろ混ぜたぬかを底に敷く

大根を底に隙間のないように詰める
ビニールを載せて、自分が上に乗って、踏む

ビニールを取って ぬかをかける (このとき ホワイトリカーをぱらっとすることもある)

大根の2段目を敷きつめる
ビニールを載せて、上に乗って、足でよーく踏む
ビニールを取って ぬかをかける(ホワイトリカーをぱらっとすることも)

大根の3段目を敷きつめる
ビニールを載せて、上に乗って、足でよーく踏む
ビニールを取ってぬかをかける(ホワイトリカーをぱらっとすることもある

大根の葉っぱを、大根本体側の切り口をバケツの側面にくっつけて埋めて、葉っぱが内側にくるようにして、大根の葉っぱで蓋をする。

内蓋?を載せる

ビニール袋の口をしめる

重石は 大根の重さの2〜3倍

水が上がったら 重石を半分の重さにする
   水が上がらないのは、重石が足りない
   4〜5日待っても水が上がらなかったら 
   1)5%の塩水を1〜2gふちからさしいれる
   2)発泡酒やビールをふちからさしいれる手もあるらしい

・・おいしくなるのを待つ


◎(西上州の)おやきのレシピ  2012年12月15日記 

みゆきちゃんのレシピ。 

地粉
砂糖
重曹
ペーキングパウダー
みそ
ひやごはん
刻んだネギ  夏ならシソ


最初に粉だけを混ぜる

みそ 冷やごはん ネギを入れて 手でこねる
手でこねていくうちに まず ごはんつぶがぱらんぱらんになっていく

そうしたら,様子を見て、水を少し入れる
水は入れすぎないように 少しずつ

その頃には、力一杯の力でこねる
ボールより 鍋のほうがこねやすい

ビニール袋にとって 寝かしてから焼くほうがいいかも

・・・・・・・・・
ボールに地粉をとって タネを1個ずつの分量にとって
丸めて のばす

天板にレンジシートを敷いて その上に並べる

焼く 
(薄めに小さめに1個を作ったら
オーブントースターで 予熱しておいて
500wで 15分 プラス 引っくり返して 5〜7分くらい?)


◎お菓子の家    2012年1月3日

  



◎小川洋子 『楽あれば苦あり』毎日新聞 2011年12月7日夕刊より

      一度心配事が頭をよぎると、それはどんどんふくらんでゆく。心配Aが心配Bを生み、二つが合体して
    心配Cとなり、その間にいつしか現れたAがCを飲み込んで巨大なXに変身する。そんな調子だ。
     (中略) 芥川賞の授賞式では、壇上でつまずいて転ばないかどうかだけが気がかりであったし、犬の
    心臓の具合が急に悪くなった時は、動物病院の駐車場に車を上手く停められるかが大問題だった。父の
    お葬式の日には、お昼ご飯に頼んで余った巻寿司を、どう処分するかについて悩み続けていた。
     普段とは違う緊張する場面に直面すると、無意識のうちにピント外れの心配事を作り出し、それにかまけ
    ている間に、本題をやり過ごそうとしているのかもしれない。確かに、壇のツルツルした床を見つめている
    うち授賞式は終わってしまったし、巻寿司のことを考えている間に父は無事、骨になっていた。



◎守村大 『新白河原人』(講談社)2011年    2011年11月23日記

  P18 マンガ家の守村大は、ある日鏡の中の疲れて消耗した自分を見て

      「消費経済から脱却して、自給自足の生活てのオモシロそうじゃね」

   
って思ったそうで、白河に1万坪の里山を手に入れた。
    山だから、住むところを建てたりいろいろするには、平らな部分をまず確保しなきゃならない。

  P42-44
     
建設を考えている小屋は、材料、経費および技術的都合にて、敷地面積10坪程度の
     こぢんまりした丸太小屋。ああ、なんてひかえめな私でしょう。まてよ、煮炊きするカマド小屋を
     併設するんだった。あ、それと薪小屋も。と、少々用地が広がる。露天風呂は男として
     はずせないよなあと我がままな五十男は、この際サウナも計画に入れとこうと増長する。
     おっと、トイレを屋外に設置するつもりだった。(中略) おわっ,卵タマゴ、鶏小屋は欠かせないぜ。
     だんだん意地汚くなって計画は漸次自己拡大する。(中略)10坪を根本とする私の勢力範囲は
     300坪にならんとしている。これは私の夢のカタチか、それとも欲のカタチか。(後略)


    草刈りしてるときは、私たち、200坪でも持て余していた。
    でも、あそこに物置小屋作って、いずれは「本宅」建てて、デッキを作って、野外キッチン作って、石窯も・・・
    なんて、敷地にあれこれ配置してみると、200坪なんて、もう全然足りない。
    あぁ、欲のカタマリ。。。




◎北村薫『ひとがた流し』(新潮文庫)平成21年    2011年10月記

  P384

    「人が生きていく時、力になるのは何かっていうと、ー≪自分が生きてることを、切実に願う誰かが、
    いるかどうか≫だと思うんだ。(中略)でも、そんな切実な願いって、この世では稀なことだと思って来た。
    ー母親は、わたしの母親はね、そう願ってくれたと思うんだ。愛してくれたんだよ、わたしのこと。でも、
    その母親が倒れて介護をしてて、どうにもつらくなった時、わたしはね、≪逝ってくれたら≫と思ったことがある。
    ーそれだからね、ー≪わたしがこの世に生きてることを、誰も切実に願ってはくれない≫と思って来た。
    ≪それが当然だ≫とね」

         でも、見舞いに来たトムさんのお友達は≪自分の腕一本とでも引き換えにして、わたしに生きていてもらいたい≫
         って感じを見せてくれたそう。      ・・よかった。

  P384

    「思い出すたびに、トムさんが帰って来るよ」




◎小川洋子『楽あれば苦あり』毎日新聞掲載エッセイ 2011年6月9日付け夕刊「月夜の散歩を老犬と」より引用

  14歳になる飼い犬が老いてきて、よく鳴くようになり、老犬介護に大変な日々を送っているとのこと。

    「いつ、ラブは死ぬんだろう」
    気がつくと、ふとそんな独り言をつぶやいていた。


  犬仲間の先輩たちに、それぞれの飼い犬の最期の様子を聞いたりもした。

    なぜ私はラブが死ぬことばかり考えるのだろうか。ラブが死ねば夜鳴きから解放されるからか? つまり
    自分は……。ここまで考えて私は激しく首を横に振った。『いいや、違う』と何度も自分に言い聞かせた。犬を
    可愛がって、愛して、慈しんで、一日でも長く一緒にいられるよう、ただそれだけを心のそこから願うことができ
    ればいいのに、残念ながら人生はそう単純にできていない。トーベ・ヤンソンが生み出した哲学者スナフキンも
    『たのしいムーミン一家』(山室静訳)の中で、
    「生きるってことは、平和なものじゃないんですよ」
    と言っている。





◎ミッキーのこと  2011年6月7日記 

2011年(今年)1月12日に 11歳と8か月で死んでしまったミッキーが一緒にいたら
飛梅山荘を喜んで駆け回ったろうに・・と思う。
土地探しに くっついて出かけたこともあったのに。。。

  あそぼ! あそぼ!! あそぼー!!!      2009年5月のキャンプのときの写真。