森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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白毛門沢   のようす
雨がやまないまま、滑る下部を登り、高度感のある上部を抜けると、晴れて、鮮やかな紅葉と谷川の岩壁が美しかった
2010年10月11日(月) 小雨ときどき霧雨や本降り、のちくもり〜晴れ〜快晴
天気予報を見て1日ずらしたのだが、前夜から雨。
アプローチでナラタケ状態よし。
さほど空は暗くないし、何せ予報は晴れなのだ。

下部のナメはゆったりしていて気持ちいい。
ハナゲの滝は通常は問題なく歩けるのだが、今日は水が多く、やや緊張する。
落ち口のへつりはロープを出した。
巻き道あり。
白毛門沢出合

雨の中、休憩。
まあ予報を信じて進みましょう。
ナラタケ群生。やはり状態よし。

きのこも好きだし興味あるというHさんに採ってもらう。
なめらかな岩が多く、雨で全部濡れていて滑りやすい。巻き道も腕力とバランスが必要で気を使う。
巻きの続いた後で、大ナメ。水量が多いので、下は右端、流れの弱いところを横切って、上は左端を登る(ロープ2ピッチ)。

大岩を越えてから大休止するころは少し陽も射した。
ここからはいつも上流部が見える、気持ちのいいルート。山頂はガスっているが、その下に紅葉が見える。
ザラザラのナメが気持ちいい
開けてきた。水量が減るが傾斜は徐々に強くなる。
下には土合が見える。
高度感あり。
足を滑らせるとどこまで落ちるかわからない。慎重によじ登り続ける。
1ヶ所だけロープを出す。
踏跡をたどるといきなり山頂に出る。
ごくろうさまでした。

一気に晴れてきた。
山頂は人がたくさん。
稜線も茶色っぽい紅葉がきれい。
笹のグリーンの上のかん木が色づいてきれい。
急で岩っぽい道を下るのがきびしい。左手にジジ岩ババ岩を、登るときと違う角度からながめる。
右手には谷川の岩壁が迫力
(谷筋でわかりにくい)
立派なツキヨタケの群生。
下ると快晴。予報が半日ずれた感じ。カッパを来て沢をよじ登り、青空の下、展望を楽しみながら下山。