2009年10月12日(月) |
はれ のちときどき霧 |
快晴で紅葉の山が光っている |
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巻き道は急だ。木をつかんで登る。
登りきってから、以前は50mぐらいトラバースした後に下ったが、今回はすぐに斜めに下る道が切り開かれていた。 |
スダレ下の滝は、腰までつかって取付き、水流中にスタンスをみつけて登る。上段もやや注意。
Hさんアッセンダー使用で登り、I さんロープ末端で確保。 |
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スダレ横は尾根状を登る。濡れているが、ルートを選んでフリクションを効かせて。 |
ゴルジュ帯に入り、I さんがチョックストーンの落ち口を渡る時に滑って3mぐらい落ちた!
どうするか悩んだ。下るのも危険だし、ヘリを待つために大ナメに出られるならそのまま登れそうな気もするし。休んだ後、痛いけどなんとか歩けるとのことで、荷物を私とHさんで持ち、遡行続行。 |
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ゴルジュを抜けて休憩。I さん痛いのをガマンしてありがとう。まだがんばってね。
巻機山の南稜線でヘリがホバリングしていると思ったら、人を吊り上げて収容した。遭難救助だ。こっちも呼ぶか?でもなんとか歩けてるから自力で行けそう。 |
滝を越えると大ナメだ。
晴れて気持ちいい。 |
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ナメは開けて楽しいが、滑りやすいしホールドがなく、 I さんがつらそうな場面も多い。私がロープを引きずって歩き、I さんがたぐれるようにした。 |
源頭で霧が出てきた。避難小屋に着いてほっと一息。帰ることはできそうだ。 |
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下っていくと晴れ間も出てきて、笹の緑の中の紅葉が美しい。
痛みを一瞬和らげてくれたでしょうか。 |
5合目ではすでにヘッドライトで歩いていた。暗闇の中、駐車場に着く。
痛いのをガマンして歩いたI さん、荷物を持ってくれたHさん、本当にごくろうさまでした。 |
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