山菜適期、イワナものんびり遊ばせてもらい、満足。水温低い。 |
2009年6月12日(金) |
はれときどきくもり |
ベニサラサドウダンやシャクナゲ、レンゲツツジ、ムラサキヤシオ(多分)が咲き乱れる中を登ってゆく |
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小バエやブヨには通常の虫除け(DEET)は効かなくて困るのだが、Kさんがレモングラスエッセンスを持参。効きます。しかもにおいがいい。 |
小沢を下りながら、山菜を探す。 |
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コシアブラは開き気味、ユキザサは太いのがたくさん、ネマガリタケ出始めでグッド、ヨブスマソウばっちし、ウドは伸び気味で先の方のやわらかいところをつまみ、シャクはそこらじゅうに、ヌメリスギタケの肉厚のやつがうれしい |
途中雪渓をくぐった。今年は暖冬小雪のため、時期を早めたが、雪渓は予想通りとても小さい。 |
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めざす川に下り立つと、釣り人がいる。これは一昨年お連れして大雨で退却したYさんのパートナー。下にYさんがいた。携帯に伝言を入れていただいていたので、我々は上のテン場に行くことにする。 |
 
ワサビを採り、テン場のそばでナラタケ群生 |
2晩で食べきれない山菜ときのこ。あとはイワナが少々あればよい。 |
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タープを張り、まきを集めてから、釣りに行ってもらう。まずは川虫集めに一苦労。 |
私も近場で8寸、泣き尺などを釣って戻り、たき火をおこす。小ぶりの川虫やクロカワで問題なく釣れた。 |
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たき火がうまく燃え上がらず、かかりきりになり、その間に戻ってきたKさんにイワナのさばきをすべてお願いする。 |
 
 
暗くなってしまった。山菜のおひたしとてんぷら、イワナはてんぷら・モツ炒め・皮焼き、タケノコ焼きと大満足。シメに、シャクごはんのヅケ丼ワサビのせ、ヌメリスギタケ・タケノコ入りのイワナ汁がめちゃうま。 |
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たき火を見つめながら夜は更けてゆくのでありました。 |
6月13日(土) |
はれのちくもり一時雨 |
まきはなくなり、空はどんより曇っていて、朝はコンロでさくっと調理。
イワナ(たきこみ)めし、イワナ汁にヨブスマソウを浮かし、ウドきんぴら。イワナ汁の上品なうまみが濃くてやたらうまい。 |
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大小のポイントが連続する沢でのんびり釣り遊ぶ。 |
水温が低くて足が冷たい。どんよりくもってきたと思ったころに釣堀釜で、一時本降り。浮いてる尺イワナにへたくそルアーを投げるも無視される!そこへやってきた日帰りの単独フライフィッシャーにやってもらったら4投目ぐらいでヒット。ここはフライがいいようです。 |
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寒いのでソーメンをにゅうめんにして腹を満たし、タケノコを採りながらタープに戻る。 |
Kさんは再び釣りに出かけ、イワナのひらひら見えるプールで遊んでいたそうだ。
私はまきを集めてたき火、料理の準備。今日はたき火に苦労したくないので、火床に10cm径ぐらいの木を並べて空気の通りをよくし、ある程度燃え上がらせてから太い木に燃え移らせた。
先週教わった、イワナの口に箸をつっこんでエラと内臓を取り出す方法を試してみる。 |
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ヨブスマソウをきざんでみそと混ぜ、上のイワナに突っ込んでホイル焼き。1匹はよかったが、もう1匹のは内臓が残っていた。腹の中が汁っぽかった。ホイル焼きには腹を割いた方がいい。 |
Kさんが戻り、イワナさばきタイム小1時間の後、今日は明るいうちから宴会開始。定番、山菜おひたし、もつ炒め、皮ソテー、ウドきんぴら、タケノコ焼き、イワナホイル焼き。今日も大満足。
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シメ&つまみ代わりに、炊きたてのごはんに甘辛く味付けしたイワナの切身を混ぜ込み、ワサビをのせる。うまい!イワナ汁のナラタケがしゃきしゃき。 |
酒もちょうどなくなり(私はKさんから少しいただく)、ぐあいのいいたき火を眺めてお茶を飲み、タープにもぐりこみました。 |
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6月14日(日) |
明け方雨、くもりのち一時雨 |
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夜中に少々、明け方に一時本降り。雨が上がったけどたきびは大変そうなので、タープの端を上げて中で朝食。 |
ヅケ丼、具だくさんで煮物のようなイワナ汁にウドの甘味噌炒め。 |
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食器洗いには、近くの草をちぎってタワシ代わりにするのだが、ここはアザミ(痛い)、ホウチャクソウ(毒)、トリカブト(猛毒)、などが生えていて、ちと注意。山菜の知識も要るなあ。
フキやシャクなどの食べられる山菜なら安心だ。 |
さて撤収して帰る。なんと行きではブリッジになっていた雪渓が崩れている!朝の雨で雷のような音がしたが、これだったか? |
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おみやげにユキザサを採る。 |
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右の5本がユキザサ、左端がホウチャクソウ、その右の太いのがコバイケイソウ。ユキザサは生育具合のせいか、全体が赤っぽいもの、白みの強いもの、緑の葉の下で茎が露出したものなどあり、外見では他のナルコユリの仲間と区別しにくい。 |
くもって気温が上がらず、快調に下山。最後に軽く降られた。
コメツガは枝先に若芽が出てきてフレッシュだ。 |
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ヨブスマソウ ユキザサ シャク ネマガリタケ:適期
コシアブラ ウド:やや伸び気味
イワナ:適当に遊ばせてもらいました |