森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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山越え沢ごもり
 のようす
夜と帰りに降られたが、初日と2日目の日中は楽しく遊べた。
2008年6月15日(金) くもり、夜は雨
3日間ずっと70%ぐらいの雨予報だが、歩き始めはなんとかくもりでおさまっている。
登っているとサラサドウダンがきれい。白みのないのはベニサラサドウダンか。
峠を越えて下り始めるといきなり残雪が多くてびっくり。
はじめてのSさん、長野から。
5年目のKさんと3年目のTくんは山菜も楽しみ。2人がかりでコシアブラを採る。
ユキザサ、ネマガリタケも状態よし。注意して連瀑帯を下る。明るい曇りで調子よく進む。
今日下った足跡があって困ったなあと思っていたら、ご本人が日帰りで帰って来た。沢の中で一度、登山口で一度お会いした方だ。上部の雪の残り方はやはり珍しいとのこと。
下部残雪も大きい。安定している。
このあたりでヨブスマソウやウドを採る。
本流に下り立ち、いつものテン場があいていてタープ設営、たきぎ集めののち、上と下に3人で分かれて釣りに行く。
希望は12匹、23cm(手の長さ)以上。
私はのんびりたき火を起こし、料理の準備。
水たまりを2つ作り、ひとつに山菜とビールを入れる。大体2日分はある。
Sさんは1日ビール3缶!
ウドは白いところが採れたので、スティックに。むいた皮はきんぴらにとっておく。
釣り人戻る。数は出るが大きいのは少ないと。
ワサビを持ってきたKさんに刺身を作ってもらい、ふだんキャッチ&リリースのTくんにはホイル焼きの準備をしてもらう。Sさんには内臓をそうじしてもらう。
まずは乾杯!
雨が降らずに釣りができ、たき火を囲めてラッキー。
  
  
おひたし、ウドスティック、もつ炒め、タケノコ焼き、イワナのホイル焼き、刺身など
あらかた飲み食いしてもまだ明るい。
シメはイワナソテー丼ワサビのせにイワナ汁
6月21日(土) 朝まで雨、午前霧雨、午後晴れ間、夜おそく雨
夜は本降りだったが、朝になって晴れてきた
イワナたきこみほぐしめしに、ゆうべ仕込んでおいたワサビ漬け、イワナ汁を増量してヨブスマソウを散らす
さてのんびり釣りに出かける。霧雨もよう。最初続けて出るが、あとは渋め。気温が上がらない。
フライの2人に先に行ってもらい、
エサのKさんはのんびり糸をたらす
フライの2人が戻る。出はやはり渋めだが、Tくんは釣堀釜で尺オーバーゲットで満足。
お昼は寒いのでにゅうめんにしてみた。
いったんテン場に戻り、たきぎを集める。
お茶をのんでたら日が差してきたので再び釣りに出かける。こんどは温度が上がり、よく出てきたそうだ。
戻ってきた釣り人にさばいてもらう。Sさんは3枚下ろしがきれいだ。
  
山菜とイワナのてんぷら、骨せんべい、皮ソテー、イワナ汁には頭がぎっしり(途中で取り出した)
今日もたき火ができてのんびり飲めた
6月22日(日) 雨のち小雨のち雨
夜中からまた本降りになったが、朝になってやんだ。どんよりしてるのでタープの端を上げて中で朝飯。
ヅケ丼+タケノコ入りイワナ汁シャク散らしであっさりと
後片付けして帰る。雪渓が安定しているのでKさんは下をくぐる。
道々、ウド、ヨブスマソウ、シャク、ネマガリタケ、コシアブラなど採り、Tくんと特にKさんのザックは行きより重そう。
小雨がふったりやんだりだったが、最後の下りで本降りに。
気をつけて下って、いつものお風呂で汗を流して帰りました。ごくろうさま。
ヨブスマソウ コシアブラ ウド ユキザサ シャク ネマガリタケ:適期    イワナ