森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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残雪キャンプのようす
雷雨の中を歩いてキャンプ。その甲斐あって翌朝の焼山北面台地は雄大、絶景。
雪が固くて登頂せず、早く下山。魚屋、後立山展望、鬼無里ミズバショウと観光して帰る。
2007年4月28日(土) 雷雨のちくもりときどき小雨、夜半から快晴
例によって魚の仕入れ。あんこうとエイヒレのぷるぷるコンビとした。
雨で待機していたが小降りになったので歩き始めた。しばらくして雷雨となり、座り込んで待つ。
道々コゴミなどをおかず用にいただく。

いったん雨はやんだが、テントを張っているとまた降ってきた。
夜のメインメニューはあんこう鍋。さばいてもらってあるが、肝だけは直前に切る。
付き出しにコゴミのゴマ和えとカタクリおひたし。
明るいうちからテントの中で湯気を立てつついただく。
サンダルをテントシューズのままはいて用足しに出る。
4月29日(日) 快晴のち晴れ
夜遅くから快晴で冷え込んだ。
鍋の残りで雑炊を作って食べ、出かける。
雪が固くなっており、いきなりアイゼン。
1段上がると、広大な台地に出る。快晴で見事だ。
焼山は山頂近くから少し噴煙が上がっている。昨年登山禁止が解除された。
左手(東側)には火打山がこれまた雄姿を誇る。
溶岩台地には溝が深く入っている。これが一番深い「賽の河原」
登頂ルートは急なのだが、北面かつ岩稜の西で午前中日陰なので雪がゆるまなそう。この地形と雪の固さでは、ひとコケすると何百mも止まらないから危険と判断。登る気満々の松尾さんは登りたがっていたが、広大な台地を引き返す。
2泊の予定だったが時間が早いので下山することにする。
テン場は風がなく、のんびり片付ける。
日差しが強く、傘をさす。
温泉でのんびりし、桜の下のナイスなキャンプ場で夕食のつもりだったが小バエ(?)がたかって断念。かむ(刺す?)のだ。
日が沈んで涼しくなると虫がいなくなった。
4月30日(月) 快晴
今日は鬼無里を回って帰る。まず魚屋に寄っておみやげを買う。カニをその場で食べさせてくれるのだ。
白馬から山越えの途中、後立山の展望がすばらしい。このあたりをよく登っている二人にいろいろ話を伺う。
鬼無里の奥裾花自然園。今年は雪が少ない割に春が寒いせいか、ミズバショウの葉や花びらの先が傷んでいる。花もまだ咲き初めだし、きれいじゃないしで「がっかり」の松尾さんが出す団子を食べて「花より団子ね」と笑う大塚さん。
いろは堂に立ち寄り、ギャラリーでおやきをいただく。大塚さんはここに写真集を置いている。館長にカンガルーの切り紙細工を頼むとすぐ作ってくれた。