2006年7月14日(金) |
くもり一時雨のちはれ |
きのこツアーなどに参加していた山口さんから、ぜひこの日にギョウジャニンニクを採りたいとリクエストされた。残雪が多いとは言え、さすがに遅いので伸びすぎていると予想したが、可能性を求めてヤブ沢に突入 |
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一瞬きれいだが、他はヤブっぽい小沢 |
ギョウジャニンニクは一月前に生えていたところに見当たらない。アイコやウドの若いのはある
土砂崩れの押し出す支流をさぐるが、ギョウジャニンニクはない!この間、写真を撮ることも忘れ黙々と捜索するも甲斐なし。本流は沢登りになっちゃうしなあ、、、 |
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と、土砂崩れの陰に残雪のかけらが。その両側がアヤシイ。ヤブをのぞいてみると、 |
あった、あった。なんか元気ないけど。細いのが多く、1枚葉のも多い。折るときの感触が固い。 |
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黄色くなっているのもある。まわりの草木に埋もれているので、どうやら旬に出たやつは花を咲かせて既に枯れてしまい、時期はずれに出たのが細々と残っているのかと思われた。 |
ウドなど採りつつ移動してお昼タイム |
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ギョウジャニンニクを試食用に洗う。ふたまたに土が入っているので、折って洗う。 |
油で炒めてしょうゆで食べてみる。ぷーんと香る。
かなりスジっぽく、固い。ウドなどは残雪の近くから次々に軟らかいのが出るが、ギョウジャニンニクには当てはまらないようだ。気温が高すぎるのかな。 |
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昼飯後、さらに採取して帰る。ヤブ斜面にぽつぽつ生えていて採ろうと思えばたくさん採れる。 |
時期はずれの生態がわかって興味深い観察が出来た。食材としては固すぎた。 |