森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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晩秋のきのこがりE  のようす
悪天の中、雪に震えながらヤブをこぐ。ナメコは幼菌中心ながらもまずまず、ヒラタケは少々あったがツブツブ付き多し。山田さんの友人とその関係者の合流で大宴会となり、森と水2005年ツアーを締めくくりました。
2005年11月19日(土) 小雪ときどきくもり
私が長野市を朝出たときは晴れていたが、新潟に近づくにつれてどんよりとくもり、激しい雨も。

そこらじゅうで道路などを工事している。昨年の地震の爪あとがくっきり残っている。ここも道路が崩れているところを歩いている。
ヤブに入り、しばらく歩くとナメコの幼菌がびっしり。この地域は倒木よりも立ち枯れに付く方が一般的だ。
幼菌はたくさんあった。
クリタケがぽつぽつ見つかる。
いい感じの群生が樹皮の下に隠れていた。
根際にクリタケ、やや上にナメコ
ヒラタケが樹上に。ストックに尖った木片を付けて落とす。
この日はツブツブの付いたものが多く、ステーキにはできず。虫の卵ではなくて菌の異常らしいが、ちょっと気持ち悪い。
「あった、あ、ここにも」と地面でさかんに採っていたのはチャナメツムタケ
いやー、寒い寒い。小雪やらあられやらの中では、靴もカッパも手袋も大事だ。相変わらずの寒空の中、引き上げる。
移動して、合宿所へ。以前利用していたコテージは地震で壊れ、今回は初めての宿だ。

みんなで料理する。
  
 
ツアー参加者に、山田さんの友人(ネコちゃんクラブ関係)が加わり、鍋、すき焼き、自然薯、きのこ卵とじ、などなどを作りながら飲み、食らう。山田さんの準備していたアミタケ酢の物やぜんまい煮付けなどもうまい。地震で崩れた地区に寝かせておいたワインも引き出すとうまい!
山本さんの手作りナイフ。シンプルで美しく、頑丈。切れ味は抜群。触っただけで手が切れてしまった。早速注文が出た。半年ほどかかるそうだ。
キノコがりの話のほか、釣り・山菜の話なども続き、、、夜は長い。
2005年11月20日(日) くもりときどき小雨
朝はまず台所やテーブルの片づけをして、朝食の準備。
キノコ鍋の残りを増量し、納豆やら漬物やらで簡単にいただく。

荷物を片付け、掃除して出かけよう。
出発前に山田さんから今日のきのこがりについて概略説明。このときだけ晴れたが、以後どんよりくもってときどき雨だ。
2コースに分かれ、少し雪の積もるヤブに入る。
なかなかない中、やっと見つけたナメコ。もっと上にも生えている
はさみやナイフで採る

高いところのは鎌付き棒で落として拾う
ヤマブシタケ
はぐれていたが合流し、別の林に向かう。尾根上の平らなところにクリタケが点在していた。
さてそろそろ帰ろう。ヤブ斜面は注意しよう。
山田さんのグループはナメコがいい収穫だったようだ。
天気が悪いので昼飯を食べずに終了としました。
またどこかでお会いしましょう。
長野市に戻るとすっきりと晴れていた。なるほどこれだけ湿り気が違えばキノコの付き方も違うわけだ。
今回のきのこは:

ナメコはたくさんあった。幼菌多し
クリタケ ヒラタケ ムキタケ チャ(シロ)ナメツムタケ ヤマブシタケ