森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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晩秋のきのこがりB  のようす
チャナメツムタケとクリタケは歩くと目に入る。シモフリとムラサキも。
2005年11月3日(木) くもりのち雨
もみじは赤いがミズナラは少し黄色くなっているだけ。
もっと上に行って紅葉しているところをねらう。急なのである。
登りきると傾斜はなくなり、道端にクリタケとチャナメツムタケ、シロナメツムタケが点在し、ヤブに入って歩き回ればさらに見つかる。
ここ数日乾いていたらしく、きのこもひからびぎみ。おかげで判別もやや難。乾燥するとクサウラベニタケがシロナメツムタケに似るものあり。
チャナメ・シロナメはひとつ見つかると、周りにぱらぱらと見つかってゆくことが多い。それに夢中になるひとときは、大物探しとはまた別のきのこがりの至福のときでしょう。
突如シモフリシメジ現る。
実際こんな感じなので、気づきにくい。
上に2つ、下には2つ重なったのが2箇所あります。わかりますか?
さてお昼休み。
ひとり行方不明だが、探しても見つからず、のんびり待つことにする。その間、きのこをブラシでそうじ!すばらしい。
土をつけたまま持ち帰るなと口うるさくアドバイスする私はさっさと石突のほうをちぎる(または切る)のだが、確かにもったいない感じはする。
お昼休み。味噌汁にキノコを入れて試食。雨がぱらつくようになる。
行方不明のひとも戻り、斜面に入ってみることにする。
クリタケは大群生はなかったが、このような株はそこここにみつかった。
急な斜面を下るうち、ムラサキシメジ発見。途中、色の抜けた開ききったのをいくつかみかけたが、こいつはまんじゅう形で虫も入っていない。近くに葉っぱに埋もれて少々あったが、大群生にはなってなかった。
ひっくり返った木の根の周りにナラタケ群生。
ムキタケはなかった。出が悪いのか、単に遅れているのか。
はさみをカラビナにひっかけてみた。
先が開かないようにビニールチューブ(なくさないようにヒモ付)をはめて。
さて帰り道、田子夫妻がさかんに大物をゲットしているかと思いきや、空き缶などゴミを拾っているではないか!
すばらしいこころがけ。
雨が強くなり、みんなカッパを着込んだ。
ヤブに入ればまだまだ見つかるだろうが、寒くなってきたので早々に引き上げました。
静かに地べたのきのこを見つけ続けた1日でした。
多かったもの:クリタケ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ、ナラタケ
少々:ムラサキシメジ、シモフリシメジ、ハナイグチ