連日の雪で歩みは遅いが天気は回復。山頂は遠く、さっさとあきらめて、テントで宴会し、のんびり雪上散歩を楽しんだ。 |
2005年3月5日(土) |
雪のちはれ キャンプ&あんこう鍋 |
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長野駅を出るときはもくもくと雪が降っていたが海に近づき明るくなってきた。歓迎ミュージックはU2のVertigo。iPodのコマーシャルのやつ。うるさいかと心配したが、、、
地物鮮魚を見る松岡さん(以下、M)と猪瀬さん(以下 I)は2003年の本沢温泉参加の糸井さんの飲み仲間だ。 |
あんこうを若者が、ブリの子供をおじさんがさばいてくれた。 |
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さて雪の中へ。Mはスノーシュー、軽そうなIにはわかんをはいてもらう。
山のふもとの集落から歩き出し、最初はスギ林だ。 |
開けた林道を歩く。めざす山が近くに見えるが、やわらかい湿雪が一歩一歩沈み込んで容易には進めない。 |
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沈み込むときにバランスを崩すと倒れるが、やわらかい雪で立ち上がるのが疲れる。 |
水の取れそうな沢のそばにキャンプすることにした。テント敷地をまずスノーシューで踏み固めたあと、くつで固める。ズボっと沈んでしまうが湿雪なので固くしまり、テントを立てた後にでこぼこに苦労した。 |
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テントの外張りの張り綱は、端に枝をまとめて付けて埋めて踏み固める |
沢に向かって下る道を作る。水際は崩れて危ない。 |
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水をくみ、容器に移す。ろうとがあると便利だ。 |
すっかり晴れてきた。水を作ることもなく、日暮れとともに乾杯! |
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友人から入手した珍しい野菜をスティックに、ブリの子供は刺身に。 |
メインディッシュはあんこう鍋。中身写すの忘れちゃった。ワイン好きの私だが今日は日本酒がうまい。 |
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酔って話しているうち、Iはなんとメxxカのファン、Mはエxxアのファンクラブを作ったとか!Vertigoは大音響で鳴らせばよかった(初対面でやらねーって)。私の青春に鳴り響くAC/DCのCDをわざわざ抜いてきたのは失敗だった。
モンゴル話や南の島の話など聞きつつ、夜は更けるのでありました。 |
2004年3月6日(日) |
晴れ無風 おだやか雪上散歩を楽しんで帰る |
夜の間快晴で冷え込んだ。
朝ごはんはあんこう鍋の残りで雑炊、子ブリのソテー、薬味にウドきんぴらとギョウジャニンニクしょうゆ漬け。 |
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さて身軽で山をめざし、海の見えるところまで行きたい。 |
きのうはなかった動物の足跡がたくさん。右からキツネ、ウサギ、ヒトだ。(アニマルトラックが見やすいよう画像処理してあります)
リスらしき小さなのもあった。 |
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ウサギは木の芽を食べているらしい。歩きながらたくさん糞をしていた。
キツネはただ林道をまっすぐ歩いている。何をしているんだろう?ヒトと同じ。。。 |
とても山頂は無理。海がぼんやり見えるところで終了とした。風もなく暖かい。 |
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北アルプス最北の1000m峰からの尾根だ。
お茶を飲んでいると、 |
Mが突然、、、
天使になったのだった。。。 |
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のんびりして引き返す。トレースがあるので楽だ。 |
天気がよく風もないので荷物をテントの外に出してパッキング。 |
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Iに大きなスノーシューをはいてもらったらどんどん行ってしまった。 |
風呂入っておみやげ買って、輝く白馬連峰を眺めながら帰りました。 |
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シメは音を大きくしてのVertigo、駅に車を停めると「イェイェイェイェイェイェイェイェー」とフィニッシュ。 |