元気な参加者、野山をかけめぐる。クリタケ、ムキタケにムラサキシメジ炸裂。ナメコ狙うも先行者のため?少しだけ。民宿でのんびりした翌日は広いブナ林でナメコ、ナラタケ、ヒラタケの大株に出会う。 |
2004年11月3日(水) |
はれのちくもりのち小雨、夜半大雨 |
きのこ3年目の松井さん(以下M)が甥っ子のシューちゃん(以下S)を連れて参加。二人とも元気なので欲張って歩き回ることにする。最初は細めのナラ林。倒木のムキタケを採っているところ。 |
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初きのこがりのS、立ち枯れのムキタケをナイフで採る |
地面にはシロナメツムタケやチャナメツムタケがぽつぽつ、枯れ木や倒木の地際にクリタケが群生。 |
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ムラサキシメジがときおりあったが、ついに大群生に出会う。菌輪というよりまっすぐつながって何十個かゲット。ムラサキシメジは外見でわからなくても虫が入っていることが多いが、ここのは虫の入らないものも多かった。 |
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葉っぱをどけると地面にふわふわしたシロ(菌糸の塊でキノコの母体)が見える |
さてすでに大漁だがナメコがない
ブナ林に場所替えだ
まず紅葉に囲まれて腹ごしらえ |
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道端にいいチャナメツムタケ
道を1時間ほど歩くつもりだったが、2人が元気なので急なヤブをショートカット。が、きのこはない。 |
そして斜面を探しまくるのだが、どうやらナメコは採られてしまっているようだ。クリタケは見つかるが古いのばっかし。 |
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やっと倒木の間に中ぐらいのナメコ群生発見。見つけにくいところしか残ってないようだ。 |
雨が降ってきてあきらめて帰る途中、Mが細い木にナメコ発見 |
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知人の経営する民宿にて台所を使わせてもらい、二人に復習をかねて種類ごとに分けてもらう |
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種類ごとにそうじ。
傍らで私がキノコ鍋用に野菜や肉を煮込み、状態のいいキノコを選んでおろしあえ用にゆでる |
さて食事(宴会?)。熱心なMはきのこの本を見ている |
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きのこ鍋とおろしあえ(ナメコ、ナラタケ、ムラサキシメジ)を作らせてもらった
宿のおかずも伝統料理と創作料理でおいしい |
夜じゅう雨の予報なので、M持参の「百年の孤独」をガバガバ飲んでゆっくり寝る |
2004年11月4日(木) |
はれのち雨 |
スキー場から稜線に登る道のまわりが今日のルート。いきなりムラサキシメジがあるが、今日の狙いは倒木だ。 |
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谷を道が進むが、対岸にブナ林が見えたのでそちらを攻めるために沢に下りる。倒木にナメコ、エノキタケ、ナラタケ、そしてこのブナシメジは右のナメクジに食われたのだろう |
猛烈なヤブ急斜面を登るがチャナメが少しあるぐらいでガックシ。途中コレラタケ(毒)らしききのこ発見。 |
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ヤブをこいで道に戻り、ブナシメジやナメコが道端に |
道から倒木めがけて斜面に下ると
エノキタケやヒラタケ、ヌメリスギタケモドキが |
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ブナ林の斜面をトラバースぎみに探し歩く |
ひたすら倒木をチェックし、やっとナメコの大群生
木の向こう側や写真より手前にも広がっている |
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根っこごと倒れたブナの根元にナラタケ群生
11月というのにいい状態で、やや黄色い |
雨の中、昼飯を食べ、休憩もそこそこに下りながらキノコ探し |
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急な斜面をひたすらヤブこぎ
倒木は結構あるがなかなかきのこは見つからない |
色のうすいヒラタケはなかなかよいサイズ |
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山を下ると雨は降っていない
お持ち帰りのきのこはきれいに採っていたのでそうじが簡単でしょう |
きのこまとめ
たくさん採れたもの:クリタケ、ムラサキシメジ、ナラタケ、ナメコ、ムキタケ
まずまず:ヒラタケ、ブナシメジ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ
少々:ヌメリスギタケモドキ、エノキタケ
毒:ニガクリタケ、コレラタケ |