森の恵みと沢にひたるツアー
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ブナ林・沢沿いのきのこがり
 のようす
夕方には台風直撃の中、物好きな参加者3人が突撃!?沢沿いはキノコが古く、カラマツ林にシロナメツムタケ多数ゲット。
2004年10月9日(土) 小雨のち本降り
いきなりカッパを着て歩き出す

まだ小降りだ
栃木で山の近くに住んでいる伊澤さんと横浜でたまには山を感じたいという高橋さん

カモシカがのそのそ歩く林道を歩きながら道端をきょろきょろすると、
シロナメツムタケ、チャナメツムタケ、その中間みたいな色のもの(写真 シロナメと判定しました)、スギヒラタケ、ハナイグチがある
往復ルートなのできのこがりはほどほどにし、先に進む
沢に入る前に、ニガクリタケ
こいつは傘の色が茶色っぽくきれいで、クリタケとまぎらわしいが、みんなちっちゃいのに裏が汚黄色で柄が細い
クリタケの幼菌は裏が白いのが普通で、たまに紛らわしいのはあるが採らない
笹ヤブを下る
途中クリタケあり
いつもはブナハリタケがそこここに見えるのだが、今日はない。沢に下っても全て溶けていた
立ち枯れから生えたチャナメツムタケ

ナラタケは少しだけ
やっと原形をとどめたムキタケ
今日のメインターゲットなのだが、たいがい古くなってどろどろかふにゃふにゃ
ツキヨタケ(左)と比べて判別法を解説
昨年のヒラタケに味をしめた山口さん、沢靴を買って参加
キノコが少なく、歩き回り、高台の立ち枯れに登ってムキタケゲット。ヒラタケはたくさんあったが古かった
濡れてぬめっているかのようなクリタケ

得物が少ないのでゴムタケモドキも採った。矢萩の図鑑では味Aランクなのだ
雨が強くなってきたころ、沢は終了
タープを張ってランチタイム
私がお湯を沸かす間に、山口さんがきのこをそうじしてくれる
ムキタケ、シロ(チャ)ナメツムタケ、ゴムタケモドキ、ホコリタケを3分ほど煮てみそ汁に
ゆっくり休んで、雨中の帰りに備える
道端のホコリタケと熊のうんこ(2つ見た)
カラマツ林ではシロナメツムタケがたくさんあり、ハナイグチ、クリタケが少々
お持ち帰りのほとんどはシロナメ
雨の中ごくろうさまでした
きのこまとめ
状態がよく多かったもの:シロナメツムタケ
少々:チャナメツムタケ、スギヒラタケ、クリタケ、ハナイグチ、ホコリタケ
ほんの少し:シイタケ(幼)、ゴムタケモドキ、ナラタケ
古かった:ブナハリタケ、ムキタケ、ヒラタケ、ヤマブシタケ
毒:ツキヨタケ、ニガクリタケ、ドクベニタケ