土砂で埋まって泳ぎなし、どころか、全て歩いて取り付けてしまって拍子抜け でもぬめったところでみんな落ちてくれました |
2004年8月27日(金) |
フラッシュたかずにボケぎみでごめんなさい |
台風と前線で不安定ながら、沢の前半は晴れていた
ウェットの三井は汗をかく
2人が沢靴初めてなので下のほうから入渓し、フェルト底感覚をつかんでもらう |
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なんと、いつも泳ぐ釜がすっかり土砂で埋まって歩いて登れる! |
とはいえ、これからのためにへつりの練習
結構難しいのだが、すぐ下に足が着いて緊迫感なし |
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通常、水流に近づけず左の岩を登る滝だが、歩いて取り付けるのでつっぱって登ってみた |
これも腰までつかって取り付き、緊張するへつりだが、今日は水流から登れる
あまり刺激がないので練習のためへつってみた |
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波の立ち方と足が受ける力を感じながら足をおいてみる |
名所5mトイ状も埋まっていて、歩いてつっぱりに入れた
ここは昨年も埋まっていた。いつ泳いで取り付くようになるのだろうか |
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ワサビ田の少し先の沢が土砂で汚れており、出合に土砂が高さ1m以上たまっていた
そこを過ぎるとあまり埋まっていなくて少々つかる場面も出てきた
そういえば去年もその沢から下が濁っていた |
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帰りに見たその沢の上部
伐採跡に木が安定しないまま土砂が流れ続けている。部分的な崩壊ではなく伐採面全体の表土が流れている
林業行為で土砂が出る一例だ
もっと崩れて傾斜がゆるくなるまで木が生え揃わないだろう。そして尾根下が崖になって当分崩れ続けるのだ
この沢は10年以上水根沢下部を濁らせるであろう |
その支流の上もやや埋まっており、水量も少ないので、あえて水流を登ることにしたが、ここは無理だった |
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身軽な小林さん、つるつるをさっさと登る
もうフリクション感覚をマスターしている |
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経験豊富な臼井さんはつるつるが苦手らしい
落ちそうなのでカメラを構えると、 |
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期待通り滑り落ちてくれました
いっちょあがりー
ここは滑り台のようになっていて安全 |
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人ごとと思ったか、あるいはつるつるを避けたか、塩谷クンはカンテ状に取り付いたが、 |
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つま先で立とうとしたのが滑ってドボン
2丁あがりー
こちらは凹面ではなく、ヘルメットが岩に当たっていたので少々危険だった |
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たちまち半円の滝
つっぱりは楽々登ってきた小林さんだったが、ここで滑って落ちる
3丁あがりー
ロープをつないでいてかえっておぼれたり立ち上がれなかったりしないかと心配したがすぐ立ち直った
ツメをはがしぎみにぶつけた |
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塩谷クン、斜めにつっぱったり、早めに左壁にすがりついたりと不安だったがなんとかクリア |
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つるつるに懲りて岩壁を登る臼井さんを肩がらみで確保してもらった |
少々早いが、通常の終了点でお茶して帰る
海沢下部へ転戦も考えたが、時間がかかるのと天気が悪くなってきたのでやめた
下山すると雨が本降りになった |
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うーむ、まるで初心者向きの沢になってしまった。来年は「初心者向き、雨天決行」で計画か。。。 |