森の恵みと沢にひたるツアー
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釜ノ沢
 のようす
好天の釜ノ沢はやはりすばらしい。東沢下部を水泳突破したのでなおさら面白かった。
2004年7月3日(土) 予定外の水泳大会のち、美しい釜ノ沢に泊まる
東沢の川原に下りて靴をはきかえる

も一人がキャンセルしてH君のみ

昨年は2度雨で流れた釜ノ沢だが今年はよさそう
鶏冠谷出合からの道が崩れていて(ホントはもっと上か)、東沢本谷を歩くことにする

釣り人がいるが通らせてもらう
すぐに登れない滝が出てきて、左岸のルンゼから巻くが、トラバースが悪い
狭い淵が出てきて、H君に行かせるが深い
前来たとき、泳いだっけなー?
ましかし、巻きはうっとおしそうだし、天気もいいので泳いで引っ張る
また泳ぎだ
しかもこのチョックストーン滝は登れるのだろうか?
とりあえず泳いで滝下へ
ザックを上げてカラ身で登る
左足を尻の下でふんばり、右足を上向きにふんばるというアクロバティックなムーヴ
暑いとはいえ真夏ではない。むやみに泳ぎたくはない。深みを越えるためジャンプ!

楽々沢歩きと思っていたH君、「これ、釜ノ沢ですか?」と疑いのまなこで私と地図を見る。スペシャルサービスバージョンですな
川原ときどき部分ゴルジュとなってなかなか楽しませてくれる

ちとやっかいな巻きがあり、もうそろそろ楽にさせてくれ、と思っていると、、、
ジャーン!!!
なんじゃこりゃ
なんとか泳いでもその先に恐ろしい滝が待っている雰囲気だ
これがホラの貝

右手に赤布があり、踏跡をたどる
しっかりした道を歩くが、しだいに崩れてきて、川原歩き再開

さっきほどではないが川幅いっぱいの淵の通過はちょいと考えさせられる
川原歩きにくたびれてきたら、乙女の滝、東のナメ沢など渓谷美が目を楽しませてくれる

傾いたナメ床歩きはフリクションをきかせて面白いが失敗するとツルリ、ドボンだ
西のナメ沢
写真が傾いているのではありません
なかなかビミョーなのです
釜ノ沢に入るとすぐ魚止めの滝

先行者がたき火の燃え残りを立てかけてくれているので、それを踏み台にし、強引に体を持ち上げる
上から見るとこんな感じ

ま、遠くからブッシュをたどっても行けるでしょうけど、この方が手っ取り早く、楽しい
つるつるのナメ滝を登ると千畳のナメ
紅葉だともっときれいだろうな
傾斜がゆるいのでどこでも歩ける
いつまでもナメ床を歩いていると
しだいに傾斜を増し、シャレにならなくなる
全くシャレにならん

滝をひとつ巻くとゴーロ帯で、好テン場多し
両門の滝
4人ぐらい寝られる快適スペースがあり、本日の宿泊は絶景・両門の滝キャンプ場に決定
もう山菜はないので軽い市販品をつまみに飲む
おやすみなさい
zzzzzzz
2004年7月4日(日) 明るいゴーロ、ナメをツメて甲武信岳へ
まだ暗い両門の滝キャンプ場

6時ぐらいから通過するパーティがいくつかあった。早いね
三脚を持った単独の人が来て休んでいると、若者パーティがやってきて滑り台ごっこやら泳ぎやらで大騒ぎ
ゴーグルを持ってきていたので、ここはウォータースライダープールとして有名なのか???
両門の滝は水流際から踏跡があるが途中から岩場となり、ルートはいくつか考えられる
この写真より水際の方がよい
ヤゲンの滝を巻くと長いゴーロ帯
明るくてさわやか
途中の水師沢出合下ナメ滝で休憩
朝から暑くてバテ気味
ねっころがると雲ひとつない
朝日を浴びて歩く
だんだん急になり、ツメは長いナメ
どこまで行っても美しい沢だ
樹林帯に水場が見え、下の開けたガレで靴をはきかえる
甲武信岳
ここに降る雨は、数mのちがいで東京湾へ、駿河湾へ、新潟の日本海へと分かれて流れる

左のタコ坊主が三井です
ひげ、剃ろうかな
展望も風通しもない徳チャン新道をひたすら下って戻る
村営笛吹の湯の露天風呂はぬるくてのんびりつかれる
天気に恵まれ、下部核心部も楽しめ、満足満足