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FAQ(小説のお仕事に関わる項目)

Questions

01,ファンレターをくれるのははどんな方ですか?
02,ご自分の本をご自分で買われたりなさいますか?
03,メフィスト(小説現代増刊号/講談社)が、なかなか見つけられないのですが、発行部数はどのくらいなのでしょうか。
04,森作品はやはり買って読んだ方がよいのでしょうか?
05,ご自分の作品を読みかえす作業は楽しいのでしょうか?
06,作品タイトルは英語題先行というのは変わらずでしょうか?
07,ショートショートを書かれた「VoCE」の印象は?
08,「PCfan」6月号掲載のお写真に写っている先生の書斎机の上のものは何ですか?
09,作品の文字数は改行記号などもカウントされているのでしょうか。 /  10,その計算結果から導かれる教訓は何でしょう?
11,原稿料のお話をもう少しして頂けるでしょうか?
12,作中で萌絵ちゃんが言っている、「全然」〜肯定の文章をどう思われますか?
13,小説ではない企画の本とは何でしょう? もしかして、「茉莉森探偵事件簿」でしょうか?
14,昔の作品の愛読者カードは、ちゃんと森博嗣先生のところに届くのですか?
15,森ぱふぇ会長に小説のための取材をなさったということですが?
16,作者より読者の方が新刊を手に入れるのが早いというのは本当ですか?
17,「数奇にして模型」の表紙のミニカーは? /  18,犀川先生の「黄色のルノー」の車種を教えて下さい。
19,ミニカーの写真で車種がおわかりになるのですか?
20,編集者の方との打ち合わせのお食事で、何を召し上がったのでしょう?

森博嗣先生から会員への質問コーナ(?) 
21,97年12月22日、長崎に、夜中の1時頃どの位置に、どんな月が出ているか、
どなたか計算できませんか?(森博嗣)


22,22日の深夜0時40分頃というのは、22日0時40分なのか、明けて23日0時40分なのか…。
23,「PCfan」で、エクセル97関数入門講座の連載の名前が「すべてがfになる」なのですが?
24,ある雑誌に掲載された森作品についての書評が、すくらんぶるで話題になっています。
25,ご自分の本の装丁などはなさらないのでしょうか? /  26,きっといつか実現しますね。
27,『黒猫の三角』の「ミステリィ版『めぞん一刻』」ってのがすごいタノシミィでシュー。
28,小説の中に登場させたキャラクタに、嫌いな人物はありますか?
29,「Sound Walks With Moon」の邦題を会員が考えていますが、見込みはあるでしょうか?
30,「電撃hp」に浮遊工作室が紹介されていましたが。




Q01,
ファンレターをくれるのははどんな方ですか?
A,
森のところに来るファンレターでは11歳が最年少でした(3人いたかな)
ので、小学5年生ですね。ちなみに、最高は70歳以上が数名です。
講談社の担当唐木さんによると平均年齢は26歳。男女比はほぼ5:5。
しかし、ハガキを出したり、メールを書くのは女性の方が多いので、
実際の読者は7割以上が男性でしょう。
(森ぱふぇの会員も、男女比は5:5くらいですね)
あ、そうそう、その5年生の子ね、日本人ですが、
英語の練習をしていて、ファンレターの半分は英語でしたよ。
ファンレターとしてもかなり完成度が高いものでした。
スバル氏に見せたら、これは親が書いたに違いない、
と言い張っていましたが・・。(98/4/6)

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Q02,
ご自分の本をご自分で買われたりなさいますか?
A,
新刊が出ると講談社から10冊見本をもらえるんです。
それをあちこち(会長も含めて)送ります。すると、手もとになくなる。
で、しかたがないので、本屋に 買いにいくことになるんです。
でも、2冊も3冊も買うの恥ずかしいでしょう? 
だから、1冊ずつあちこちで買ったりします。
そういう思いをしている森でした。(98/4/7)

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Q03,
メフィスト(小説現代増刊号/講談社)が、なかなか見つけられないのですが、
発行部数はどのくらいなのでしょうか。
A,
メフィストね・・ 
以前は7千部くらいでしたが、今は倍増して3万部
くらいじゃないでしょうか。小説すばるが4万部です。
なんと、活字倶楽部も4万部。メフィストがいかに入手困難か
わかりますよね。ちなみに、森の本は、初版は6万部です。
えっと、ダ・ヴィンチとかは20万部以上でしょうし、
日経パソコンが28万部でしたね(森が載ったのでは最高か)。(98/4/14)

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Q04,
森作品はやはり買って読んだ方がよいのでしょうか?
A,
来週は講談社のVoCEの2号が出ます。
23日かな・・。是非、立ち読みして下さい。
森の本も、立ち読み、図書館、一向にかまいません。
古本屋に売っても、友達から借りて読んでも、けっこう、
というか、その方が合理的でしょう。(98/4/18)

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Q05,
ご自分の作品を読みかえす作業は楽しいのでしょうか?
A,
「数奇にして模型」の手直しがもう少しで終わります。
あと、15時間くらいでしょうか、明日で終わるかな。
終わったら、次の新作が書けます。
えっとご質問ですが、最初の執筆が面白いのであって、
手直しとかゲラ校正とかつまらないんですよね。
最初は、どうなるのかどきどきしながら書くわけですが、
2度目は、もうストーリィ決っているから。
まあ、ビジネスだからしかたありませんが・・。(98/4/19)

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Q06,
作品タイトルは英語題先行というのは変わらずでしょうか?
A,
犀川・萌絵シリーズはすべて英語タイトルをさきに決めましたが、
その後、3つは逆です。
新作は明日から書こうと思っています。
英題は今のところ、「Shape of Human」です。
あと、「そして二人だけになった」の英題は、
「Until Death Parts Us」です。(98/4/20)

編者注)この書き込みがなされた時点では、「人形式モナリザ」の
英語題は「Shape of Human」でしたが、のちに
「Shape of Things Human」と改題されています。

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Q07,
ショートショートを書かれた「VoCE」の印象は?
A,
女性誌VoCEの2号、表紙がクラウディア・シファーです。凄い!
創刊号が松田聖子だったから諦めていたんですが・・。
森のショートショートは187Pです。立ち読みしてね。(98/4/21)

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Q08,
「PCfan」6月号掲載のお写真に写っている先生の書斎机の上のものは何ですか?
A,
岡山のチボリ公園で買ったスナフキンとミーの人形、
それから、作りかけの機関車。
半だごても写っているな(笑)。
これでしばらく、写真もなし。(98/05/02)

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Q09,
作品の文字数はワープロソフトが数えたものですよね?
改行記号などもカウントされているのでしょうか。
A,
文字数は、純粋に書いた文字数です。
雑誌の原稿料は原稿用紙1枚で5千から1万円ですから、
10000文字=原稿用紙3〜40枚で、
まあ、2時間で30万円の仕事ですね。時給15万。
さらに、その原稿が単行本になれば・・。
というのが、小説家のコストパフォーマンスです。
(そんなにうまくいきませんが・・)(98/5/9)

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Q10,
上の計算結果から導かれる教訓は何でしょう?
A,
お金の話を持ち出すのは、それ以外に、なかなか
共通の価値指標がないからです。
そう、一番価値 のあるものは、金額になりません。交換できないから。

まあ、一つ言えることは「自分を安く売るな」ということでしょうか。
自分の値段を決めるのは自分であって、
一度安くすると、なかなか戻りませんので。(98/5/9)

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Q11,
原稿料のお話をもう少しして頂けるでしょうか?
A,
まず、書下ろしの場合は原稿料はありません。
出版物は常に、本の値段の1割が印税として作家に入ります。
1000円の本なら100円ですので、10万部刷れば、1000万円です。
講談社の場合は、売れた冊数ではなくて 印刷した冊数で計算しますので、
皆さんが買うかどうかで直接左右されるわけではありません。

さて、原稿料は雑誌などに掲載されるときにもらえるもので、
雑誌によって値段が違います。
ぶちあけた話をしますが、メフィストの茉莉森探偵は2頁で4万円の原稿料。
「素敵な日記」程度の短編は40万になります。
(漫画はもとがとれないでしょう?)

ようするに、雑誌に掲載してそれが本になると、
同じ原稿で2度お金を取ることになります。
つまり、書下ろしは損だということ。
雑誌は、原稿料でつって、作家に作品を書かせる機能があるわけです。
(雑誌自体ではもちろん大赤字でしょう)

本の値段が上がっているのは、流通に費用がかかるのと、
本の種類が増えているせいでしょうか。
しかし、あの程度の娯楽が数百円というのは安いのでは?
物価に比べて、本の値段は下がっている
(森が子供の頃に比べて)と 思います。
映画や演劇やスポーツ観戦に比べて安いです。(98/5/9)

A,
あ、書き忘れました。
これは日記には少し書きにくいのでここに。

各社から原稿の依頼を受けていますが、
小説すばるに森が短編を書いた経緯を。

さきほどの話のとおり、雑誌は基本的に赤字です。
出版社は単行本で儲けるわけです。
作家は印税が1割と言いましたが、
出版社はいうなれば人の作 品でその何倍も儲けます。

原稿依頼が来たとき、
「1月に講談社から出る短編集に収録予定の作品なら出しても良い」と
答えても、普通の出版社は「それは困る」というでしょう。
原稿料だけ出して、本が自分のところで出せないからです。
でも、集英社だけは「それでも良いので」森の作品が欲しいと言いました。
それで、小説すばるに出したのです。夏に出る号にももう1作出します。

集英社のこの態度に、森は感心したので、
いずれ、ちゃんとした書下ろしを書いて恩を返そうと 思っています。

あと、新潮社に書下ろしの長編を夏に書く予定ですが、
これは「F」が出版されたとき、
最初に原稿依頼があったのが新潮社だからです。(98/5/9)

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Q12,
作中で萌絵ちゃんが言っている、「全然」〜肯定の文章をどう思われますか?
A,
「全然美味しい」がおかしいという方が多いですが、
「とても」だって、もともとは、「とても〜ない」と使ったのです。
それが「とても美味しい」と言いますよね。

わざと、ちょっと変だ、という言葉を使うのもテクニックでしょう。(98/5/16)

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Q13,
小説ではない企画の本とは何でしょう?
もしかして、「茉莉森探偵事件簿」でしょうか?
A,
そう、なんと10ページ(嘘ですよ)。
そうじゃなくて、えっとね、タイトルは。
「森は服を見ず」にしようかな(笑)。
あるいは、「森の微読」(98/6/11)

編者注)これがメディア・ファクトリーより
1999年3月15日に発行予定の『森博嗣のミステリィ工作室』になりました。

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Q14,
昔の作品の愛読者カードは、ちゃんと森博嗣先生のところに届くのですか?
A,
ちゃんと届きますよ。
でもね、プレゼントとかがからんでいると、半年遅れくらいになります。
そうじゃなくて、普通のハガキとか手紙(つまりファンレターね)なら、
数日で転送してくれます(たとえ1つでも)。

あの読者のハガキにある質問事項ってね、
誰も集計していないみたいですね(笑)。
というか、担当の編集の人がざっと見るだけ。
あ、でもダ・ヴィンチはリクルートだけあって、
アンケートの集計をちゃんとしているって言ってましたね・・。(98/6/6)

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Q15,
森ぱふぇ会長に小説のための取材をなさったということですが、
どのようないきさつがおありだったのでしょう?
A,
高坂れんむさんのメールで「3大メインで展開中」とかって
いうシグニチャが気になりました。
「大」と「メイン」が重複しているぞ、ってね。
それで見に行ったら、コスプレ。
誤解なきように言いますが、「数奇にして模型」でそれ以前に
もう「萌絵のコスプレ」を書いていました。
決して、高坂さんのHPを見て書いたわけじゃありません。
しかし、確かに執筆中だったので、
少し高坂さんに取材させてもらった覚えです。
あと、コミケットなんかに出向いたのも、この作品のためです。
まさか、まだ同人誌即売会などが存続しているとは思っていなかったのです。
現代でも「コスプレ」なんて通じるのかも心配でした。
しかし、本作を読んでもらうとわかりますが、
何も影響されていないことは明らかでしょう。
よく、「何を取材したの?」と言われますが、
答は、一つ、雰囲気です。(98/6/26)

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Q16,
作者より読者の方が新刊を手に入れるのが早いというのは本当ですか?
A,
「数奇にして模型」は本日ゲットしました(唐木さんが運んできた)。
人並みに喜んでどうする・・。
いつも思うのですが、宅急便で送ってくれたら早いし、楽なのに、
必ず、担当さんが名古屋まで見本誌10冊を持って来るんです。
そういうのが編集者の礼儀なんだそうです。そんなの良いのに〜。
というわけで、スケジュールを合わせなくちゃいけないので、
遅くなることがあります。
唐木さんは明日は恩田陸さんと北海道へ行くそうです。いいなあ。(98/7/4)

編者注)「浮遊工作室・近況報告(98/7/7)」をご参照下さい。

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Q17,
「数奇にして模型」の表紙のミニカーは?
A,
これが犀川が乗っているやつです。(98/7/4)
しかし、辰巳さん、どうしてわかったのだろう?

編者注)同じく「浮遊工作室・近況報告(98/7/7)」をご参照下さい。

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Q18,
犀川先生の「黄色のルノー」の車種を教えて下さい。
A,
トゥインゴです。
「数奇にして模型」のミニカーは
おそらくHOサイズ(87分の1)のもので、
値段は1000〜1500円くらいです。
東京だったら、銀座の天賞堂で売っているでしょう。
本物は、作品中にあるように150万円くらいです。
森も買おうと思っていましたが、
ちょっと理由があって、やめました。(98/10/28)

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Q19,
ミニカーの写真で車種がおわかりになるのですか?
A,
わかるの普通です。有名じゃなくても。
トゥインゴに似ているといったら、初期の
ホンダのトゥデイが、わずかに・・。
もちろん、プロポーションはまるで違います。

まあ、森が見た場合、女性のブランドものの
バッグなんかが、全部同じに見えますからね(笑)。
シャネルかグッチが見分けつきません。(98/10/28)

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Q20,
編集者の方との打ち合わせのお食事で、何を召し上がったのでしょう?
A,
えっとカッパドキアじゃなくて、イスタンブールですが、
狭い店ですよ。一部屋しかないですし、
有栖川有栖さんの「いきつけ」だったか「おすすめ」と伺いました。
ダ・ヴィンチのI氏かK氏が万が一ここを見ていたら、
森が食べた料理を書いてくれるかも。何の話をしているのでしょう。
(98/7/29)

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Q21,森博嗣先生からすくらんぶるで会員に質問コーナー(?)
ところで、97年12月22日、長崎に、夜中の1時頃どの位置に、
どんな月が出ているか、どなたか計算できませんか?

講談社の校閲が指摘してきたのですが、
98年で計算しているようだったのです。
もし、月が出ていないとなると、
約3行ほど美しい描写を消さなければなりません。
(自分で美しいというか?)
まあ、ここはファンクラブなので良いとしましょう。
自分の文章をゲラ校正モードで読んでいても、
涙が出ることがありますね。それくらい、文章にのめり込むので、
逆に校正が下手なのです。

編者注)数名の方から月の高度等の計算結果が提出されました。

森博嗣先生A,
心強いですね〜。 
皆さんありがとうございます。この小説を書いたときに
なんらかの概算をして書いたつもりでした。
それを98年の12月22日には月は出ていない、という
講談社校閲部からの指摘があったのです。
(98年というのは勘違い、あるいは毎年、月が同じだと思っている?)

夜の12時40分頃の描写をここに引用しておきましょう。(サービス)

いつの間にか、広場を取り囲んでいた建物の屋根の上に月が現れ、
周りの星たちと交信しているみたいに、ぼんやりと周辺の星空を
消そうとしている。

これだけでした。消さずに済みそうですね。ちょうど月の出に
ぎりぎりだと概算したので、「長崎」という地名を指定したのです。
周囲の建物は平屋なので、見えるでしょう。
インターネットって便利だなあ・・。感謝!!(98/8/16)

編者注)この顛末が「浮遊工作室・近況報告(98/8/16)」に登場

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Q22,
22日の深夜0時40分頃というのは、22日0時40分なのか、
明けて23日0時40分なのか…。
一日違うと月の出が30分くらいズレるのですが〜。(をかへま)
A,
をかへま君、そのとおり!
23日の未明の話だった。
1日で約50分は月の出は遅れますから、
ああ、やっぱり無理か・・。
ということで、幻の月になるかも・・(笑)。(98/8/16)

編者注)結果は、「有限と微小のパン」でご確認下さい。

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Q23,
「PCfan」で、エクセル97関数入門講座の連載が始まり、
このコーナーの名前が「すべてがfになる」なのですが?
A,
PCfanより事前に森の承諾を得たい、との連絡がありました。
森の名前を出さないこと、
そういうミステリィ作品があることを出さないこと、を条件に、
許可しました。(98/10/2)

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Q24,
ある雑誌に掲載された森作品についての書評が、
すくらんぶるで話題になっています。
A,
書評についてですが(話題のものは読んでないけど)、
まず、本当に読んでいるか、が疑問です。
次に、ようするに自分で書けない人が書いている、という問題。
さらに、新しいものを排除する鈍さ、
といったものに象徴されるでしょう。

森の読者の何割が書評を読むか、と考えると、まあ1割程度かな、
と想像しますね。

ただ、例外はあります。才能のある作家(あるいは希に書評家)に
よる面白い書評も数パーセントはあるようです。

最初、森の本を誉めてくれた書評を読んだとき、
「この人わかっていないな」と思いましたものね。
誉めてあっても、違うものは違うのです。(98/10/6)

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Q25,
ご自分の本の装丁などはなさらないのでしょうか?
A,
いや、自分でデザインをやったら時間がかかりますよ。
たとえば、本の表紙だったら、1週間はかかる。
そんな時間がないです。
でも、まあ、いつかはやるかもね。(98/10/8)

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Q26,
ではきっといつか実現しますね。
A,
本来、デザインは大好き。
好き過ぎて仕事にならない。
仕事って冷めてないとできませんからね、
特に自分の本のデザインなんて、
いつまでたっても決められないでしょう。
その点、小説の方は今一つ入れ込みがないから
まあ、こんなところって感じで見捨てています。
だから、ビジネスになっているのでしょう。(98/10/9)

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Q27,
『黒猫の三角』の「ミステリィ版『めぞん一刻』」
ってのがすごいタノシミィでシュー。
わぁいわぁい。さすが松栄荘。(浮遊工作室「作品紹介」参照)
A,
そういえばね・・。 
このまえ、通りかかったら松栄荘なくなっていました。
取り壊されたのです。
したがって、「黒猫三角」シリーズ(仮称)の舞台は、
まぼろしとなりました。(98/10/19)

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Q28,
小説の中に登場させたキャラクタに、嫌いな人物はありますか?
A,
これは、好きとか嫌いとかあまりないですね。(98/11/5)

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Q29,
「Sound Walks With Moon」の邦題を会員が考えていますが、
見込みはあるでしょうか?
A,
「月とサスペンス」というのは考えました(笑)。
あと「音は歩く、月と歩く」も候補に上がりました。
英語のタイトルもたぶん変わります。
しかし、「音」「月」から連想してもらってOKです。(98/11/30)

編者注)のちに「月は幽咽のデバイス」と発表されました。

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Q30,
「電撃hp」に浮遊工作室が紹介されていましたが。
A,
「電撃hp」は確かに連絡があって、載せても良いかと聞いてきたので、
「遠慮します」と返事をしたら、もう一度是非に、
というので、承諾しました。それで本も送ってきました。
「電撃文庫って何ですか?」と聞いてしまいましたが・・。
むこうも、森のことを大学生だと思っていたようで、
いい加減ですね(笑)。

毎日1つは「リンクしても良いですか?」というメールが来るんです。
で、だいたい、so-netじゃなくて大学のアドレスに来ます。
つまり、あの注意書きを読んでないわけですね。
相手のページを読まずにリンクする精神が頂けませんよね。(99/1/6)

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