2009.08



389回目の病院。
2009.08.07.fri
待ち時間、1時間半くらい。
痼りのたくさん残ったままの受診日。
何から説明していいのかわからず、そのまま[わからない]ばかり言って、もう何ヒトツ会話にもならなかった。
たまには考えるコトを放棄したい。
でも考えないコトも出来ず戸惑い、アタマの中はもう痛くなる程に、破裂しそうになっているのだから。
話してもわからないだろうと思った。
だから説明するコトも放棄した。
怖い。
信用出来ない。
わからない。
それしか言えないあたし。
[グッと堪えて]
[神経過敏になっている]
先生はそんな風に言ってくるけど、コレ以上何を堪えればいいのだろう、コレ以上何を黙ればいいのだろう。
トラウマはどうすれば消えるのかな。
怖い。
先生も。
誰も彼も。
診察室前でケータイ音が鳴っていた。
彼氏が怒って注意するまであたしは気づかずにずっと眠っていたらしい。
あたしも迷惑だと常日頃思っていた。
あたしが思っていたのに注意出来ず、ただ文句ばかり言っていた気がして、何だかソレもアレも情けなくなった。


390回目の病院。
2009.08.11.tue
待ち時間、ほとんどなし。
お盆休みに入るので早めの診察。
前回や前々回があまりに調子が悪く、今回もまた先生には、ものすごく心配されながらの診察。
[少し落ち着きました]
そう言うと先生は安心するのデスが、本当に落ち着いたのかどうかは、自分でも実は常に曖昧ではあるのだ。
[ちょっと待て]
それがあたしの今の課題なのだと、先生は何度も言ってくるのだが、未だコントロールが上手く出来ない。
もしそれが出来るようになれたなら、あたしは少しは変われるのだろうか。
もう失くしてしまった自分の部分を、いつかは何とか取り戻せるように、治療に専念したいと思っています。
そしてモトモト欠けているイチ部分。
[リズム]
それが今回も大きな課題とされて、今回は早寝警告も出されてしまい、夕寝禁止と一緒にするとキツい現状。
失いモノを作り上げるというのが、どれだけ大変な作業なのかは、もう既に思い知っているのだから。
意識しなきゃいけないというモノが、とても多過ぎて窮屈な毎日だが。
何かしらどうにかしなきゃいけない。
それはよくわかっているつもりだ。
自分が出来るコトと出来ないコトと、それを判断して先生に伝えながら、治療を進めていきたいと思うのデス。
そして今回の診察では。
自立支援と障害者手帳のための診断書を受け取るコトになったので今度は役所にも行かなきゃいけない。


391回目の病院。
2009.08.20.thu
待ち時間、ほとんどなし。
感情の持って行き場がわからない。
苛立を外へと逃がすコトが出来ない。
どうすればいいのかと問うても。
常に返ってくるコトバは同様のモノ。
[グッと堪えて]
それはもう疲れているからキツいよ。
コレ以上の忍耐力はあたしには痛い。
未だ。
何処。
いつまで。
続く焦燥感を常に抱えているんだよ。
それでも自分のココロとカラダはね。
もう既に一生のモノなのだから。
上手く付き合わなきゃならない。
それはもう思い知っているんだよ。
それでも。
どうしても。
さけられない感情。
どうすれば避けられるのか。
わからなくて泣きそうだったけどね。
もう感情を持つコトに疲れてしまう。
怒るのも。
笑うのも。
そういった内容のコトを、コレは治療なので、話すようにしているいつもの診察室。


392回目の病院。
2009.08.28.fri
待ち時間、15分くらい。
お盆を越えて以来はどうにも悪調子。
不眠過眠をずっと繰り返しながら、作業にはなかなか取りかかれずに、行動としては動けていない部類。
出来ない時に無理はよくないので。
日記作業も保留しているコトや、日常生活が控え目なコトも、出来るだけきちんと話してみた。
悪夢がどれだけ酷いのかも話して、睡眠障害の線から解決策を練る。
薬と日常生活の兼ね合いも考えて、まずモノは試しにというコトになり、眠剤からデプロメールを削られた。
デプロメールは気分を高揚させる。
それでも削ってみようというコトに。
まずは眠くなるかもしれないが、気分の高振りを抑える方向で行く。
そういった少しずつの小変化でしか、もう話は進められやしないから、今は大きな変化を施すコトが出来ず。
薬の変更なども微々たるモノであり、大きく揺さぶられるモノではない。
それでもそんなささやかな変化すら、決して見逃さすコトのないように、診察は手探りで進められてゆく。
今日は月末の診察なので、労基署の書類もお願いするコトに。
何だかコレが仕事のような錯覚デス。