2009.06



379回目の病院。
2009.06.04.thu
待ち時間、3時間半くらい。
あまりの調子の悪さに駆け込んだが、思わぬ方向へと回復をしてしまった。
予定にない受診だった今日には、予めの予約もないので約3時間半。
確かに時間も長けりゃ患者も茹だる、それはわかるけど。
その間の待合室でのあまりな態度に、母子で思わず失笑しながらも、思わず苦笑してしまったのが原因。
ここまで来た今日のキッカケは、時と場所を選んでくれない、嫌気のさす程のフラッシュバックで。
苛まれながらも自分で受診を選び、何とかママに助けを乞うて、何とか付き添ってもらってきた。
その前の他科でも泣いてばかりで、もう今日はダメだと思ってしまって。
本当は母子で楽しく外出するはずも、すべてをフイにしてしまったコトに、ものすごく泣けてきてしまって。
それでも何がキッカケでも、最終的に少しでも笑えるのなら、もうそれでいいと思ったんだ。
フラッシュバックは常に傍にある。
逃れられない瞬間を抱えている。
それをママと彼氏と先生だけには、どうにか理解してもらえるのならば、あたしはもうそれで充分なのだろう。


380回目の病院。
2009.06.11.thu
待ち時間、2時間半くらい。
今現在抱えている大きな計画があり、その流れが上手く行かない話をした。
行き詰まっているのだと説明して、どう処理していいのかわからないと、コレまでの過程を含めて相談する。
それに対しての医師の見解では[やらない方がいい]という答えが1番大きくあるらしく、
だけどあたしはやり遂げたいと思う。
キッパリ[出来ない]と言えるのも、キッパリ[イヤだ]と言えるのも、あたしにはまだまだまだ難関であり、
それをどのようにしたら出来るのか、ほんの少しのアドバイスをもらった。
[ドクターストップ]
有効に活用してくれと先生は言う。
使える手段かどうかはわからない、まかり通るかはわからない、でも[使って]と先生が言ってくれた。
今までの自分にそれが出来たら。
今までの自分にその手段があったら。
そんなモノはすべて架空の話で。
コレまで起こってしまった出来事の、その悔いをいつまでも抱いても、もう過去も現在も未来も変わらない。
イヤ・・・変わらなくはないかな。
未来は変えられるかもしれない、コレからのコトはコレから変えれる、それがもし可能ならばもういいよ。
あたしはただそれに向かい走るだけ。


381回目の病院。
2009.06.12.fri
待ち時間、15分くらい。
両親とのすれ違いや行き違いは、取り立てて今に始まったコトでなく。
でもだからと言ってヒド過ぎたんだ。
[売りコトバに買いコトバ]
そんなレベルの話なんかじゃなく、言われたコトバは大きな爆弾となり、言ったコトバは大きな爆弾となった。
両親の本音じゃないのはわかる。
両親のコトがわかり過ぎるからこそ。
[キタイと違う]
そんなチンケで陳腐なコトではなく。
[予想通り]
そんな悔しい現状がそこにはあった。
両親がどんな理解をして意見するか、あたしには手に取ってわかるから。
だから愕然としてしまったんだよ。
3人もしくは4人の会話を、聞くコトが出来ない先生には、たぶんきっと理解不能な話だろう。
側で見て聞いている彼氏ですら、理解し難い現状がそこにはあるのだ。
[あたしが折れる]
それを先生は極端だと言ったけど、極端にならなければならない、嫌気のさす現状がそこにはあるのだ。
冷静になれと時間を置けと、先生はそれでも未だそう言うけれど、それまで何度それをやってきたのか。
もうさすがにそんな現状に対して、途方に暮れてしまったんだ、イヤになり投げ出したくなったんだ。
[根深いモノがあるね]
だからあたしは家族が未だ苦手で、それでも未だ好きで、それでも未だ離れられなくて。
[いっそ縁が切れるなら]
そんなヒドいコトバを言ったコトも、本当は本音としてあるのだと、先生にも彼氏にもちゃんと話した。
理解してくれたかどうかなんて、あたしには全然わからないけれど。
根深い何かは消えるコトがあるのか。
あたしはきっとすごく苦し過ぎて、回り切らないアタマをフル回転させ、もう疲れて倒れかけているのに。
未だがんばれと言われるこの現状を、すべてを世の中を生き様を。
それを考えるコトも[諦めて]いるよ。


382回目の病院。
2009.06.19.fri
待ち時間、ほとんどなし。
メンタルの前に行った内科でも、ウッカリ泣きそうだった今日の心情。
明らかに調子が悪過ぎるのはわかる、わかるのにどうしようも出来ない、自己コントロールが出来ない。
[調子がよさそうだね]
何処へ行ってもそう言われるのに、あたしの中身は何にもよくなど失く。
アレコレと悩むコトの無意味さも、それを悟り悟られてしまうコトも、何もかもが疲れ切ってしまった昨今。
今日の先生から言われてしまった、たくさんの[諦め]のコト、それが[必要]だというコト。
わかっていながら無駄に足掻くのは、あたしの中で[信頼]が消えないから。
悲しいと思うのデス。
何もかもを[諦め]て投げ出すコト、最終的にそれが[疲れ]になるコト、そしてそれが[ストレス]になるコト。
そうやって[諦め]てしまうコトで、結局は泣き出す自分を知っている。
[ドクターストップ]
何度も聞いてきたそのコトバは痛い。
でも本当は自分でもわかっている、もうきっと無理だとわかっている。
どうしようもない現状を嘆き悲しみ、思い知りながら痛みながら、診察の最後の方では少しだけ泣いた。
あたしは自分自身さえ見えていない。


383回目の病院。
2009.06.26.fri
待ち時間、15分くらい。
内科での胃カメラ検査を経ての、今日の診察とのハードスケジュール、そんな身動きなどは正直キツ過ぎる。
カラダの調子を崩してしまう程の、抱え込む何かなど考えるまでも失く。
己の中にため込みにため込んでは、何ヒトツとして消化し切れずに、燻り続けて解放されずここまで来て。
どうしようもなく[諦め]てしまった、その報告をしなければいけなかった。
もう出来ないという数々のコトバが、己のクチを吐いて溢れ出してゆく、こんなにも抱えていたんだと気づく。
上手く出来ないかもしれないけど、出来るモノなら[休み]たいと思う。
己のコトすら何ヒトツ出来ていない、事実そんな現状さえも目の前にあり、そんな日常すら送っているのだ。
コレ以上何が己に出来るというのか。
あたしは超人なんかじゃないんだ、出来ないコトはきっと罪じゃない、イヤだと発するコトに何の罪もない。
そう思っても[嫌悪感]や[罪悪感]が、まったく抜けないコトも伝えてみた。
それでも無理だと言ってもいいのか、それだけ確認して己に言い聞かす、苦しい作業だとは思い知っている。
でも今しばらく何にも考えたくない。
今回は月末の診察になるので、労基署へ提出する書類をお願いした、それが今現在の己の中での精一杯だ。