2009.05



375回目の病院。
2009.05.08.fri
待ち時間、ほとんどなし。
調子はさほど悪く失いままに、いつもと変わらない問診をされる。
何度も何度も何度も何度も言われた。
[カラダが資本]
そんなコトバを繰り返されている。
確かにそれはわかってはいるけれど、守り切る先の何かが何も見えない。
守るというコトも時には大切であり、それはわかってはいるけれど。
守り切ればすべてが上手くいくのか。
守り切ればストレスが消えるのか。
守り切ればトラウマが消えるのか。
守り切れば悪夢は消えてくれるのか。
守る半分。
破る半分。
大事なコトはたくさん言われたけど、確かにカラダも大切ではあるけど。
ココロのストレスも溜めれない。
だから守る半分。
だから破る半分。
その場凌ぎのその日暮らし。
そのスタイルやテキトーが生む、そんな何かだってあるとは思うから。
1番悪いのは雁字搦めになるコト。
きっとそれだけだと思いながら、出来る限りは自分を解放しながら、どうにか囚われないように生きたい。
先生には毎度毎度の確認をされる。
そんな中で自分でも思うのだが、キレるコトは本当に減ったのだろう。
[キレなくなった]というよりは[キレるコトに疲れた]。
親が来るコト自体は[イヤ]ではない、ただどうしても[疲れる]コトもある。
まったく自分じゃないという人間、つまり[他人]がいる空間があり、どうしてもそこに存在する違和感。
あたしは彼氏と同居しているが、たぶんこのヒトだけが許せる存在。
居ても違和感のない存在であり、それだけが今では安心出来る存在。
[弾け過ぎるのは親譲り]
そんな話も先生とはしたのだが、
自分が他人に違和感を感ずるのは、たぶんこの部分であるのだろう。
必要以上に気を張り続けては、必要以上に周りを察知し過ぎる、だから結果的には[疲れて]しまう。
[外出は出来ますか]
コレも毎回ある質問なのだが、
長時間でも出歩ける程には調子は戻ってきているのだろう。
さらにモトモト歩くコトは好きで、それが楽しくも感じるようになった。
ただ歩き過ぎる節があるので、何ゴトもやり過ぎない方向で行こう。


376回目の病院。
2009.05.14.thu
待ち時間、ほとんどなし。
今回どうしても言われてしまった数多ある中の例題があるのだが。
[徹夜は出来れば厳禁]
とくにしたくもないそんな徹夜をせざるを得ないこの状況下で出されてしまった[禁止次項]の数。
数えるだけでもうんざりする程に、あたしのアタマを悩ませてくれる。
よくないコト、ダメなコト、悪いコト、そんなのはとうにわかっているコト。
[23時以降はPC作業禁止]
コレは極力守った方がいいのだけど、それはあたしでもわかるのだけど、眠れない時にはどうすればいいのか。
せめて提案として[0時]ではダメか、そうしながらも妥協策に出るから、きっとあたしは未だダメなのだろう。
[夕食後は極力何も食べない]
健康上の問題としても正しいモノで、それでも小腹が空いた時には、じゃぁどうすればいいだろうか。
カフェインも禁じられていながら、多少なりと食べてはいけないのなら、現代のモノに食を満たすモのは失い。
[リズムを意識的に取る]
わかっているよ、わかっているけど、わかりながら出来ないから、だから病院に通っているのだ。
何処まで意識すればモノになるのか、何処まで意識すれば普通に出来るか。
全部わからないからかかる病院。
そんな通院のストレス。
そんな毎日のストレス。
それらが自分で意識して治るのなら、病院なんてのはもう要らないのに、通院費だってもう減らないのに。
そんな中でもささやかなる変調。
[気分の波が穏やかになってきた]
もしコレくらいの正常がなければ、あたしはもうとっくに潰れているよ。


377回目の病院。
2009.05.21.thu
待ち時間、20分くらい。
がんばって守ってきたモノの、何ヒトツとしてクリア出来なくて、どうしようもなく先生に伝えてみた。
何とか解かれた[遅寝禁止令]の数。
たくさんの[禁止令]はストレスと強迫観念を生み出す。
あたしの守ろうとする完璧主義から、たくさんのストレスが生み出され、たくさんの強迫観念に駆られた。
だからそんなあたしに言ってくれた。
[もういいよ]
だから先生は言ってくれたんだ。
[もう強く言わないよ]
ヒトツの[解放]だと思えたモノ。
本当に必要で守った方がいいのは、コレだけなのだと提示もしてくれた。
[寝就き]より[寝起き]。
寝就きはさほど問題でもなく、寝起きがどうにか守られれば、ごく自然にカラダは起動するらしい。
それからせめて言うなればと[日記は朝起きてから]というモノもヒトツだけ提案された。
それもそうだと納得しつつ、それに縛られる気もしてならず。
自己コントロールはまだまだ出来そうにないみたいだ。
睡眠状態もカラダの状態も、果てしなく悪いまま途方に暮れる。
通院の苦痛も未だ軽くあるので、どれでもいいからヒトツ解かれれば、少しはラクになれるのだろうか?
さらには吐気と眠気の酷さもある。
精神力は常に追い込まれている。
常にそんな気がしてならないのに、それが何ヒトツとして伝えられずに、診察室でただヒトリ空回ってゆく。


378回目の病院。
2009.05.29.fri
待ち時間、10分くらい。
親の話を中心にした今日の診察。
それは何気ない話題からだったけど。
親に対する不満がコレ程あるのは、ここ最近の親の出入りが頻繁だから、否が応でも感じるたくさんの違和感。
親の方では知ってか知らずか。
とくに言わないで欲しいコトバとかさらりと言ってのけるから。
常に厄介に感じながらも、あたしは自分の中に封じ込めて、そしてどんどん中にため込みゆく。
ヒトリでは外出が出来ない話もした。
[怖い場所には行かなくていい]
先生の言う意味はわかるけれど、それでは克服の意味がまるで失い、何を目的としているのか忘てしまう。
その道はどうあっても常に歩くのだ。
それを避けろというのなら、病院ヒトツすら行けないコトになる。
だから逃げるのでは意味がない。
だからあたしは立ち向かいたい。
いつかはヒトリでも歩けるように。
いつかはヒトリでも大丈夫なように。
夢も睡眠も相変わらず怖いから、未だ夜は怖いままリズムも守れない。
カラダも痛みも未だすごく酷いから、それがストレスに繋がるコトもある、それをイヤな程には常々感じている。
眠気と怠惰感もひたすら続く毎日。
リズム狂いすらも治るドコロか、ただひたすら酷くなる一方なまま。
あたしの日々のすべては、ただひしひしとストレスに曝される。
それが何ヒトツ上手く伝わらずに、ただ表情のない笑顔が張りつくだけ、あたしはただ流されてゆくだけ。
投薬の変更はなしとなった。
コレ以上の投薬の変更はないらしい。
このままでは変更の意味も為さずに、もう何の変化も診られないという。
今日は月末受診になるので、労基署の書類のお願いもした。
月末がきてはこの手続きをして、そして何ヒトツ変わらぬ現状を、何ヒトツ変わらぬ自分を思い知る。
そんな長年が。
そんなコレから先が。
あたしにとって何になるのだろう?