2008.12



348.5回目の病院。
2008.12.03.wed
カウンセリング(135回目)デス。
最近では予約もなかなか取れず、2週間置いたりも多くなってきたが。
今回は少々の遅刻があったので、気をつけているコトとはいえ、微妙なロスタイムがワリと痛かった。
1週間分の話ならよかったのだが、さすがに2週間分となるとキツく、話す内容すらも悩んでしまう。
そんな時は悠長に話せやしないので、どうにかして工夫しながらも、大事な部分をピックアップして話す。
[医療不信]
コレが今は最も大きな悩みの種で、とてもヒトゴトではない状況である。
じわりじわりと増えてゆく病気や科、今現在とくに問題の婦人科などが、リアルに自分をおびやかすから厄介。
気がつけばどれ程の病気を抱えた?
数えるコトすらもう怖いというのに、その現実からは逃げられもせずに、今では病院だけの日々が続いている。
[痛いツラいと嘆きたくない]
いつからそんな強がりを覚えたか、気がつけばそうしないと生きづらく、気がつけばすべて身につけていた。
泣くコトを嫌がられた過去の傷痕も、未だ消えずにいる自分というのは、きっと[幸せ]には慣れていない。
別に不幸になりたいワケでもなく、誰だって不幸になどなりたくもなく、でも病気は容赦なかったんだ。
他人からの攻撃すら容赦なかった。
なのにさらに[病気]が襲ってきたら、逃げ道すら失った場合の術として、身についてしまった[強がり]。
メソメソ泣いているの自分のコトを、気がつけば自分でもキライになって、そんな弱さを出したくもなかった。
本当は自分はまだまだ弱くて怖くて、それを知ったのが先週の出来事。
人間は如何なる危機に局面しても[帰ろう]という意識が潜伏している、そんな不可思議な体験もしている。
未だ怖かった場所に行くには、未だヒトリでは無理だったのだと、怖かったのだと認めざるを得ないよ。
[強く在りたい]
何処かで自分は高を括っていて、もう自分で出来るなどと見栄を張り、その挫折がとても痛々しいんだよ。
[出来ない]
そう言えない自分は生きづらいと、ココロから思えない自分は不幸だと、先生に言われて気づくコトもある。
言ってもいいんだ・・・だなんてコトを、思わなきゃいけない程のモノの、何が存在しているというのだろう?
誰もが[出来ない]と言うクセに、あたしが言うとイヤな顔をされる。
ずっとそんな風に育ってきたのにね、今更[いいんだよ]と言われても、困るのだとわかって欲しいんだよ。
病気やら虫歯やら調子を崩したとて、放置されていた経験だってある。
なら自分のカラダは自分で考えよう。
そんな知識を身につけた事実とは、必然的なモノだったんじゃないか?
だって誰も見てくれなかったんだ。
お兄ばかりが大事大事にされて、あたしは違う意味で大事にされた。
[オンナノコだから]
・・・何処までもそうなのだろう。
あたしという人間という意味でなく、娘という人種を大事にしたのだろう。
今になってからオトナになってから、やっとヒトリの人間としての自分を、大事にしてくれても遅いのだと。
そうして憎んだとしたとしてもさ、何にもならないコトは百も承知でね。
生きるため仕入れた材料はたくさん。
雑学も医学も心理学も生活力も、独学で身につける・・・当たり前の行動。
必要なかったのは勉学だったので、学校の授業はとくにチカラも入れず。
そんな風にして手にしたモノたちは、確かに自分の財産になっているのに、どうして不本意な気がするのか?
コドモとして愛されたかった時期は、もうとうの昔に過ぎてしまっていて、今はオトナとして見られてしまう。
[オレらのコドモだ]
クチでは確かにそう言いながらも、ココロでは当然にオトナとして扱う、そんな今の現状が蔓延っている。
もっと早くそうして守られていたら、あたしはコドモらしく生きたかな?
だけどそんな両親に育てられて、そんな両親の背中を見てきたから、
オトナというモノを見る目を持てて、コドモという感覚を捨て切れずに、ここまで来れたんだと思います。
悪い育ちはしていないつもりだし、間違った育て方をしていないだろう、それはきっとお互いのコトでね。
あたしたちは4人家族のはずなのに、まるで3人のような感覚なのは、きっとお兄が寄りつかないからでさ。
[かわいそうなのは誰なのか?]
といえば・・・たぶんあたしではなく、誰でもなく・・・何かがすれ違ったんだ。
病気をたくさん持ってからはきっと、もっと視野が広がって調べて、きっとがむしゃらになっているのよ。
あたしが病気になった現実を見て、家族が[生きるコト]の真剣さを、もしも取り戻したのだとするなら、
あたしはそれだけで意味があったね・・・そう思わないと病気が苦しいよ。
痛いだけを苦しむのはもうイヤで。
ならこの痛みや苦しみの意味を、何処かに委ねたくてたまらなくて、たぶんそれらがもう必死なのだろう。
今のあたしに出来るコトというのは、毎日の通院と毎日の日記作業。
それが自分の1日の区切りとして、現在に存在しているとするなら、捨てたくはないコトだというのに。
[日記が書けない日がある]
それがどれだけ不安なのかだなんて、わかられないと思っていたのに、先生はわかってくれて嬉しかった。
[タフなのはキツくない?]
話の流れの中での内容にあった、このコトバを最初に吐いたのは自分。
あたしは異常にタフで在りたくて、だから強くなりたくていたから、だからこそ強がっていたんだよね。
正直言えばタフで在るのは苦痛だし、でもそれを捨て[安心]に逃げれば、きっとツラさが限界を超えそうでさ。
不安でいたいワケではないし[悲劇のヒロイン]になりたくもない。
ただ[安心]を感じてしまった瞬間、コレまでの自分とか否定されそうで、今はただただそれだけが怖いんだ。
[人間はある程度の試練が必要]
・・・そんなコトバで逃げるコトでしか、怖い程に今の自分を救う術が、何処にも見つからずにいるのデス。
1時間から45分に短縮された、このカウンセリングの時間内で、コレ程までに話すコトが出来たのは、
あたしの根底などには未だに、存在してしまう黒い闇の中に渦巻く、
怒りとか憎しみとか悔しさとか、何より[生きたい]キモチがあるから・・・今はただそう思えるのデス。
ワリとごく最近のコトで言うなれば[世の中にツッコミを入れる]などという逃げグチも覚えたから、
ニュースを見ながら覚えながら、社会勉強ならぬ世間勉強もしている。
まだまだ初心者ではあるはずなのに、世の中の方がマナーがなっていない・・・だなんてニヤつきながらね。
苛立ちなどを凌ぐためなどには、今のあたしには大事な作業だったり、こうして誤摩化すコトが重要なのだ。


349回目の病院。
2008.12.05.fri
待ち時間、1時間半くらい。
調子の悪い中の診察に向かったが、今日は思いっきり完徹の状態だった。
不眠と過眠の繰り返しばかりで、不正出血の状態もすこぶる悪くて、貧血の症状だって出て来ているのだ。
内科などでも注射やら点滴やら、いつもの様々な処置を施しながら、毎日などすごさなきゃいけない苦痛。
精神的に堕ちている場合ではなく、カラダばかりがどんどんツラくなり、それが精神に悪影響してゆく。
そんな悪循環の渦の中にハマって、完全に身動きが取れなくなった今回。
[ツラいデス]
そうやって伝える症状たちすらも、なかなかヒトクチに表すのも無理で、
ココロ中心だったあたしの診察が、どんどんカラダ中心になっていって、それがキツくてたまらなくて厄介。
カラダだけは大丈夫なのだと、ずっと思い込んできたんだのに。
思わなければ生きれなかったのに、カラダまでダメになってしまったら、どうすごせばいいのか途方に暮れる。
自傷行為はコレまでにずっと、自分のカラダを傷つけてきたと、それはアタマではわかっているんだ。
だけど・・・それが自分を救ってきた。
こんな事実を否定するというコトは、コレまでのすべての事実や現状を、否定しなきゃいけない気がして、
ものすごく怖くてたまらないのに。
酷使してきたココロと、酷使してきたカラダと、酷使してきたリズムと、そんなモノを抱えている自分などを、
今度はそれらを恨み続けながら生きなきゃいけないというのか?
もう何も憎みたくはないというのに、許せるモノが何ヒトツ失くて、ただただ怖くてたまらないんだよ。
[ココロ・カラダ・リズム]
たくさんのモノが壊れていった現状。
コレらと生きるのは生半可じゃない。
それでもあたしはもう絶対に、自ら命を絶つコトだけはしないと、そう誓ってしまったから全うしたい。
ツラくても治療は続けようと思い、それだけの毎日になったとて、それは仕方ないと思うコトにしよう。
いっそ捨ててしまえればラクなのに。
未だにそんな思考は巡りゆくけれど、あたしはもうコレだけは大丈夫・・・そう在りたいとだけを思うんだ。
大事なモノが見つかったんだから、絶対にもう手放したくはないんだよ。
ココロの闘いを抱えながらの、カラダとの闘いというモノは、本当にキツくて気が遠くなりそうだ。
そこでアドバイスしてくれるのが[精神科医]だというのなら、自分は先生のアドバイスを受けたい。
今はそんなつもりで通いながら、先生と相談して生活を続けています。
薬に変化はなし・・・というか、今回は現状を考えてしまったので、変に調整をしない方がいいとなった。
[ベゲタミンBは眠くない?]
などという質問をされたのだが、最早・・・何で眠いのか眠くないのか、わからなくなっているので、
今日は何もいじらないコトとなり、本当はこの後に婦人科に通うために、診察を短めに終えたのだが、
結果としては婦人科には行けず[もう少し話したかったなぁ]などと惜しくも思ってみたりもした。
とはいえ今日はとくに話もなかった・・・それ以外の相談ゴトもなかった。
だからそれすらもきっと叶わないな。
病気には病気に対する各科ごとの、それぞれの専門家がいるのだから、全部をここで診てもらうのは不可能。
それこそ[畑違い]というヤツなのだ。


349.5回目の病院。
2008.12.11.thu
カウンセリング(136回目)デス。
1週間が怒濤のように過ぎる昨今。
話すコトなどは毎回あり過ぎるのに、話し足りないような気がするのは、何かが常に不満がっているからか?
調子は延々よくなるコトもなさ気で、それでいて出来事は走馬灯のよう。
大きなフラッシュバックも過ぎゆき、焦燥感や不安に曝される日々の中、怖がらずにいようとする自分がいて。
[あまりにもタフ過ぎる]
そんなコトすら自分では大きな悩み、そして自分を傷つけてゆくモノで、
たくさんの怖いモノたちからなどを、無視し回避して生きるだなんて、そんなコトすら出来やしないのだ。
自分を守るが故に身についた術でも、それが諸刃の剣となっている今は、
どんなに生きヅラさが苦しかろうと[生きてゆく]という以外の方法さえ、見つかりもせずに足掻いている。
たくさん怖い・・・たくさん怖い・・・そう嘆きながらも生きている自分。
専門家という存在が必要な瞬間は、そんな自分を見失いそうだった日常、そこにこそ生きるモノであって。
今まで本当にずっと頼っていたんだ。
[来年3月で失くなります]
そのコトバを最後に説明された時に、あたしのアタマは真っ白になったが、何故か気丈さを振る舞っていた。
いつも通りのカウンセリングをして、たくさん雑談したり悩みを話したり。
それが失くなるだなんてコトは、本当は考えたくなかったというのに、いつかは手放さなきゃいけない。
既にわかっていたコトだというのに、目前に迫るとワリと焦るモノなのだ。
今回の話も支離滅裂だった気がする。
怖いのは常に堕ちる瞬間であり、その瞬間を迎える時がパニックで、
パニックにさせる傍にいるヒトさえ、常に自分を気遣っているのだとは、わかっていて止められない暴走。
でもカラダがまいっているのだから、ココロだってまいるのだと、それが普通だと諭されてしまうが、
そんな弱い自分をやはり許せず、自分にもゆとりを持てずにいるのだ。
たくさん受けてきた過去の傷たち、訴えかけてくる過去の傷の現状、見えないモノに圧倒される苦しさ。
口頭で説明するには難し過ぎて、それでもやはり先生は専門家であり、
あたしが自分でも解せない部分を、コトバにしてくれる貴重な存在・・・なのに・・・もう失くなるんだと言う。
たくさん話してきたんだ・・・今日も・・・そしてこの先もなんて思っていた。
たくさん話した今日の内容すらも、何処かに吹き飛んでしまったような、そんな大きな衝撃を受けたような。
でもいずれ[カウンセリング離れ]をしなきゃいけないコトは知っていて、
きっとコレはそれが早まっただけの・・・そんな予兆に過ぎないのだと、そう思わないと崩れそうな気がして。
どうしよう・・・怖いデス・・・もう怖い。
たくさん話したんだ。
表現者でありたい自分のコトとか、強がっていたい自分のコトとか、葛藤ばかり繰り返す自分のコトとか、
ココロとカラダがぶつかる自分、周りと衝突を繰り返してしまう自分・・・たくさんの自分のコト。
失くなってしまう・・・もうすぐに。
本当に怖くてたまらない時にこそ、何故か冷静になってしまう自分・・・そんなモノが存在するコトもある。


350回目の病院。
2008.12.12.fri
待ち時間、1時間弱。
調子が何処までも悪かったような週。
浮いたり沈んだりの度合いが、もしや今がキツいかもしれなくて。
本当に堕ちている時には堕ち続け、底面を彷徨っているが故に落ち着き、激しくない波が存在していたのに。
浮くコトが出来るような今としては、堕ちる時の上下の差などが激しく、
そんなあまりにも疲れる自分である・・・それが本気で苦しいと話してみた。
もう長年の状態を診ている先生には、それとなく伝わってくれたらしく、そんな現状を汲んでくれたのだが、
病気を治すのはやはり医師ではない。
それがわかるが故に利くブレーキ。
無駄にかける自分への制御などすら、時々は自分にとって邪魔なのだと、そんなコトも思ったりするんだ。
カラダとの闘い、ココロとの闘い、常に各々がぶつかりゆく葛藤の現状。
[本当にキツいんデス]
無茶な笑顔でいうあたしの顔は、先生にはどう映っているのだろう?
診察で話すのは常に思う自分の想い。
ここで書く日記などやあらゆる思想。
素材のたくさん詰まった自分を出し、それを紐解くかのように語りゆく。
怖かったモノ、痛かったモノ、たくさんの自分の中の傷跡、コレから増えゆくだろうすべての謎。
[怖い]
今の段階で想い考え浮かぶコトは、本当はコレしかないはずなのに、どうして自分は自嘲うのだろうか?
先生と話しながらきっと自分は、別の部分でこんなコトを考えていた。
そんな気がします・・・とても怖いよ。
[やり過ぎ注意]
それも改めて注意されてしまったが、正直コレだけは従いたくはない。
リズムが自分で守れない以前の話。
既にたくさんの病気や症状などに、かんじがらめにされている生活の中、生きるコトすらもう困難でいて、
確かにやり過ぎるのはよくはないが、リズムを守らなきゃいけなくとも、守るコトの方が苦しい現状があるよ。
たくさんの制限ばかりに曝される、どんどんそんな中に踞ってゆく、もう怖くてたまらないというのに、
コレ以上の守りゴトは・・・もうイヤだ。
ハッキリと対立したのは久しぶりで、それだけの強い意志を持てたのか、また意固地に戻っただけなのか。
[治すのは自分の意志]
そう治すのは[医師]だけにあらず、自分の[意志]さえもっと必要とされ、それは過大なる程の重要物となり、
その必要性を出来るだけ間違わずに、先生と相談しながら治療したい。
だから何かの制御をかけるのならば、何かの提示をして欲しいと思うのは、ワガママや傲慢になるのだろうか?
またコレからイチから相談しながら、探してゆければいいな・・・と思う。


350.5回目の病院。
2008.12.17.wed
カウンセリング(137回目)デス。
今回は久々に期間を1週間しか置いていないような気がします。
話すコトもそんなにないと思いつつ、話しているウチに言いたいコトなど、たくさん出てくるモノだと痛感した。
今週はママが来札しているせいもあるからなのだろうか・・・と思いつつ、
最初には雑談から始めたモノさえも、最終的にはカウンセリングされる、そんなカンジで話が進んでゆく。
流れ的には助かると思うのデス。
かしこまって[話して]と言われても、たぶん話など出来ないと思うから、
たぶんそんな部分が先生というのは[専門家]なのだろうと思いながら、自分は安心して話し流せるのだ。
前回お見せしそびれたモノを持参し、それをネタにして話す方法も考え、
そんなイラストの話をするコトは、仕事や生活の話にもなるとのコトで、流していきやすいという利点もある。
最初あたしが持っていた表現法は、イラストという手段だったのに対し、
今はお手軽な文章というモノに変化、
そして文章ですら書けなくなる現象、その苦しさやストレスを打ち明けて、
表現が出来なくなるというコトが、如何にして自分にはダメージなのか、手段がやっとで会話だったりして、
本当に自分という人間は[表現者]で、失くしたくない唯一の居場所だと、失くしたくない唯一の特権だと、
そう伝えるコトも理解されるコトも、少しは出来たのではないかと思う。
本当は怖かったんだよ自分はずっと、周りに常に置いていかれるコトも、劣ると卑下されてしまうコトも、
そんな傷をずっと抱えながら生きて、圧迫や息苦しさや窮屈さや、向けられてしまう冷たい視線や、
たぶんそれらから回避するために、勉学ではない勉強を必死でしていた。
詰め込んだ知識や様々なモノは、武器にも防具にも魔法にもなって、それが自分に心地よくてたまらなく、
魅了されたのだというコトを伝え、
専門家としての意見としてそれは[そうしないと生きていけなかった]・・・きっとそうなのだろうと諭された。
身についてしまって困らないモノが、あるともないとも言い切れずに、ここまで来てしまったモノだから、
あたしはきっともうこんなモノを、捨てるコトも忘れるコトも出来ずに、
器用貧乏なまま生きるのだろうと、そう先生に苦笑して伝えてみたんだ。
感情的なのも理屈的なのも、すべては親譲りなはずだというのに、表現者というのは何処から来たか?
自分を守るため独学で身につけた・・・もしそうだとするのなら、
それ以外のモノはきっとどれも、誰よりも劣るのだろうという諦めも、何処かで持っているのだろう。
抱え込んでいる病気の話もした。
病気を和らげる為に必要だったモノ、それもまた勉強だったというコト、
そんな風に本当は追いつめていて、わかっていてもツラさから逃れたく、自分を守るのは自分なのだと、
あたしは今きっと躍起になりながら、そんな不器用な守り方などしか、出来ていないのだと・・・思った。
先週に言い渡された面談の終了。
こんな風にして専門家と話しながら、自分を分析出来るキカイを失い、
あたしはその後どうするのだろうと、不安にだって曝されているけれど、自分で出来るようになろうと思い、
きっと今ではものすごく闘いながら、方法を見つけようと必死なのだろう。


351回目の病院。
2008.12.19.fri
待ち時間、15分くらい。
受付をママにお願いしていたので、待ち時間は少なく済むコトになる。
よくなっているコトとならないコトの、そんな報告から話すのが通常となり、何もなければ診察も短くて終わり、
最近では波も穏やかなせいだろうか、話すコトと言えば体調不良ばかり。
如何せん精神的な話をしたくとも、話すタイミングで悪くないのならば、説明すら出来ないのが現状なのだ。
[過剰反応をしがちデス]
それは常にあたしにつきまとうので、コトバとして伝えはするのだが、
さほどその波が激しくない以上は[そうなんだ]や[大変だね]で終わらされてしまうのがオチである。
本当に波が落ち着いている時は、あたしもそれで終えるようにするが、
決してそうではないような時には、どうにかして食い下がろとする。
[もう聞いてもらえないかも]
そう思ってしまう瞬間が怖い・・・とか、思わないでもないコトもありで、己の厄介さが露呈されるコトもある。
今回はママが来札中とのコトもあり、それが故に気分が乱されている、そんな現状もありだったから、
そんな説明も上手く出来るようにと、思いながらも出来ないと落胆する。
結局は最後には[大丈夫デス]などと、苦笑い誤摩化して終えてしまうんだ。
きっと困らせるのが怖いから。
たぶん諭されるのが怖いから。
たくさんのあたしの矛盾たちに、何処かで気づいて欲しいと思うのに、
あたしはその作業が1番きっと、出来ないでいるのだろうと思いつつ、毎日が毎回が試行錯誤なのデス。
もしや何処にも休まるコトもなく、あたしは潰されてしまうのではと、
そんな恐怖などを抱きながらも、伝えられるコトだけをコトバに。
そのために・・・こうやって、たくさんの想いたちを文章化して、わかりやすくしながら思い出すのだ。


352回目の病院。
2008.12.25.thu
待ち時間、30分強くらい。
彼氏に受付をお願いしたので、トータルならば3時間くらいだろう。
今年最後の診察というなのだが、今回は久々にいろいろとやったから、きっと説明も大変になると思うので、
あらかじめ日記をプリントしていき、それに沿って説明するコトにした。
日曜日と月曜日にはあらゆる[自傷]・・・数ヶ月ぶりの自傷をしてしまった。
[オーバードーズ]
そして。
[リストカット]
2日にまたがりやってしまった惨劇。
自分でも感情の処理がし切れずに、行為を咎めるコトが出来ずにいて、どうしてやったのかもわからずに、
ただただ自分の狂気と向き合った、そんな時間を過ごしたのだと話す。
衝動が過ったのは2日間だけで、それ以外には何も起こらないままに、落ち着いた日々としてすごしている。
診察中も至って普通だったので、本当に何故そんなキモチだったのか、
どうしてもわからないのだと思い、たぶんもしかしてわかりながらも、日記を持参して説明をしていく。
毎日の通院や注射というのが、全然ストレスにならないワケもなく、
きっとそれが積もり積もってしまい、今回の銃爪になってしまった・・・それしかたぶん[わからない]から。
理由がなきゃダメだと言われるなら、理由を用意しなきゃいけないのだ。
それすらも本当は窮屈なのだし、誰にでもわかる理由なんてないし、それを見つけ出すのも大変な作業だ。
なのに誰もかれもがクチを揃えて[どうして?]だなんてあたしに常に尋ねてきやがるから、
用意している理由が[病気]だという。
ココロが病気だからだなんて風に、開き直る気も今ではないのだし、あるとするならカラダの病気だろう。
[カラダの病気を苦に]
誰もが認め誰もがわかりやすい理由、本当は思っているのかもわからない。
自分はもう病気には負けないなんて、きっと高を括りながら生きていて、強がっていたいのも変わらずに、
[ツラい]とか[キツい]とかなんて、深刻に言うコトもなく伝えもせずに、頼るコトも出来るだけしなかった。
本当は何処かで頼らなきゃいけない、それはわかっていたコトだったのに。
[幸せがあたしを壊す]
そんな感情は自分にしかわからずに、気づかれずに埋もれてしまうから、
本当なら[幸せ]だなんてモノにだけは、なりたくなかった・・・だなんていう、ワガママを言ってみたりもする。
だって[幸せ]になってしまったら、その幸せを維持しなければならず、
その現実から堕ちるコトなども、誰にも許されなくなってしまうから、あたしは何処かで拒否していたよ。
[ギャップが怖い]
その恐怖は専門家には伝わるらしく、コトバがちゃんと生きたのだから、
あたしはもうそれでいいと思って、今度からは頼りながら伝えながら、生きようと思うコトが出来ただろう。
[何もしない・・・大丈夫]
コトバとして言えただけでも進歩、家にちゃんと帰ったコトすらも進歩。
ODでフラフラになったカラダでも、家に帰ろうとし出来たのだから、あたしはちゃんと生きたいのだろう。
そんな話は以前は出来なかったと、先生に苦笑され安心されて、
年末年始を挟む薬の調整にも、不安なキモチを否めはしなかったが、通常通りのモノの2週間分を出す。
頓服をODしたというコトもあり、それだけは少なめに出したのだが、
あたしもそれでいいと言えたから、先生は本当に何処かで安心して、薬を出せたのではないだろうか?
何処かでまた衝動が走るかなんて、自分でさえもわからないけれど、
[大丈夫]な日が本当に増えてきて[衝動は一瞬]とお互いに思えたから、何となく胸を撫で下ろしてきたんだ。