2007.05



262.5回目の病院。
2007.05.02.wed

カウンセリング(72回目)デス。
今日、主に話したのは、[離人感]について。
この間、友達のお父さんが亡くなり、
あたしは[ヒトの死]について、何も感じれなくなっていた。
それに気がついたと話した。
あたし担当のカウンセラーさんはモト摂食障害者だ。
・・・カタチはどうにせよ、辿ってきた道は似てい非なるモノがある。
カウンセラーさんは摂食に走った。
あたしはリスカに走った。
・・・それだけの違いだ。
話しているウチに、共通していたのが[離人感]だったというワケだ。
例えば、楽しくお酒の席で会話していたとする。
自分はそれを[楽しい]と思えず[楽しもう]とするのだ。
笑えないから[笑おう]と努力する。
例えば、何かおめでたいコトがあったとする。
みんな喜んでいるのに自分としては[嬉しい]がわからない。
だから無理して[嬉しいと思う]と努力する。
例えば悲しいコトがあったとする。
でも、何が悲しいのかほとんどわからない。
だけど周りが泣いているから一応[泣いている]フリをするのだ。
・・・というのが[離人感]。
自分のコトなのにまるで傍から自分を客観視しているのだ。
ちなみにあたしの中にはかろうじて[喜怒哀楽]の[怒]が残っている。
[怒]の感情だけは消えずにいるので、
たぶん、それ故に生きているのだろうと思う。
・・・それ以外は、はっきりいって演技だ。
オンナは生まれながらにして女優だ、とよく言う。
あたしは、性を関係なくして、女優だろうと思う。
多くのヒトがこんなあたしに騙されていると、よく思う。
でも、騙そうとしてやっているのではなく、
もっと言ってしまえば、自分すら騙しながら、あたしは生きているのだから。


263回目の病院。
2007.05.08.tue

待ち時間、2時間くらい。
本当は、今日は予定にない通院だった。
久々に自傷をしてしまった。
それも縫う程のモノだ。
あたしは、ここのトコロ、ずいぶんと無理してたし、がんばっていた。
・・・そう思っていた。
ヒトのコトバが、すごく突き刺さる。
苦笑いながら、あたしはそう言った。
[コトバに左右され過ぎ]と、あたしは先生によく言われる。
自分でもわかっているコトだが、
少なからずみんな左右されるモノではないのか?
母親にしても、迂闊に出てしまったコトバかもしれない。
父親にしても、酔いの席での暴言だったかもしれない。
言った方はすぐに忘れる。
でも、吐き出された側は深くココロに刻まれ、残るのだ。
忘れたいよ、あたしだって。
忘れられるなら、こんなに疲れなくても、泣かなくても済むんだ。
[自傷に走る程なの?]
・・・そういう先生のコトバに、返すコトバに困りもしたが、
もう既に、あたしは毎日が[切りたい]という誘惑にかられているから、
何かのキッカケで[切れるなら・・・]と思っているトコロがある。
まぁ、そういうのを責任転嫁というのだろう。
でも誰だってきっと、何かのせいにしなければ、生きていくのは困難だ。
あたし自身、こんなに生きる苦痛を背負っているのを、
自分のせいにしたいのか、誰かのせいにしたいのか、もはやわからない。
[普通が苦痛なんデス]
あたしの中にはもうそれしかないんだって、きっと何処かでわかって欲しかった。


264回目の病院。
2007.05.10.thu

待ち時間、どのくらいだろう?
外科との連携通院だ。
行ったり来たりで、すんげぇ苦痛を伴ったが、やむを得なかった。
今日の気分はそれ程悪くはない。
いいとも言えないが。
とりあえずは[笑えてる]。
どうしても[大丈夫]と演技をしてしまうから、
先生は薬を減らそうとしてくるのだが、
・・・それはまだ正直、怖くてたまらないし、
どれだけ気分の浮き沈みが激しいのか、
実際に毎日見て欲しいと思っているし、
・・・[パニック]だって[フラッシュバック]だって[リズム障害]だって、
そういう、いつくるかわからないモノが、
毎日恐怖だ、・・・ってコトも、何も言えないまま、
いつも診察が終わってしまう気がする。
発作は、いつくるかわからないから、絶対に常備していたいので、
[今回は欲しいデス]と言ったら、
デパスにするかソラナックスにするかで、悩まれた。
本当はどっちも欲しかったんだけど、
・・・それだって、言えずじまいだった。
本当に治したいし、
だからこそ、本当の自分と向き合って欲しいのに、
どうして[大丈夫]と言ってしまうのだろうか。
[タスケテホシイ]が今日も届かなかった。


265回目の病院。
2007.05.15.tue

待ち時間、30分弱。
火曜日は受付が18時半なので、ずいぶんと余裕があった。
今日は、診察・・・のつもりで来たのではなく、
日曜日から気になっている睡眠障害について、聞きたかった。
本当なら金曜日がメンタルなのに・・・どうしても気になってダメだ。
そう思ったら、早めに決着をつけたい。
資料を持参で行った。
[あたしはコレじゃないデスか?]
概日リズム障害の資料になる書類だ。
でも、メンタルでは[睡眠障害はわからない]という。
どうにかならないだろうか、と考えて、聞いてみた。
そういう病気は何科にかかればいいのか?
どうやら、ワリと最近では多いらしく、
[すごくいいトコロは小樽なんだけど]
・・・行けません。
[あ、近場でもあるよ]と先生が思い出してくれた。
あと、デプロメールは睡眠障害にはいいらしいデス。
今のあたしは[もう大丈夫って言えない]と思ったけど、それは言わない。
その代わり[毎日、自分を持ち上げてる]と言った。


265.5回目の病院。
2007.05.16.wed

カウンセリング(73回目)デス。
OD明けのカウンセリングだった。
[無理しないで横になっていいよ]と言われたけど、
・・・実際、横になる方がツラい。
いつも通り話をした。
先日メンタルの先生にも提出したモノと、同じモノを渡した。
カウンセリングの先生でも知らないんだぁ・・・。
[勉強になります]とか言われたり。
前回のカウンセリングからは2週間もあったから、
その間に、いろんなコトがあった。
そんで・・・疲れてしまったんだろう。
リスカもODもした。
親も殴り蹴飛ばしたり。
[生きるからしんどい]
[だから死にたいんデス]
でも、生きているから、死ぬ程苦痛で、
あたしは間違いなく[生きたい]んだと思った。
普通でいたいのに、[出来ません]と素直に言えるのは、
ここだけだったんだし、
とりあえずは、お互いに試行錯誤だなぁと、思ったんだ。


266回目の病院。
2007.05.17.thu

待ち時間、1時間くらいかな。
先日、[睡眠障害はよくわからない]と言われて、
専門の病院を教えてくれたので、そこに行ってからの通院だった。
専門の病院での問診の結果、
[睡眠障害]については、後日、検査入院をするコトになった。
故にコレはメンタルの範囲外となる。
それで、・・・メンタルの話。
前回からの2日間で、荒れに荒れ狂ったのだが、
・・・あまりのひどさに、自分でもなさけないとか思った。
あまりの人格の変わりように、[解離とかはないデスか?]という話も出たが、
それは全然なく、終始、自分が狂っているのを覚えている。
[ストップかけられないんだね]と言われて、
・・・確かに、今のあたしには出来ない課題だと思った。
どうしてこんなにもヒステリックなのか、どうすれば治るのか、
・・・もう悔しいくらい、何度も考えたのに、
誰のクチからも答えなんか出なかったんだ。
ココロの調子だって、まだまだ全然ダメだし、
そんな自分を何とか持ち上げ、今のトコロ保っているんだ・・・。


266.5回目の病院。
2007.05.23.wed

カウンセリング(74回目)デス。
[今晩、検査入院デス]
そう言って始まったカウンセリング。
先生エラい驚いてました、当たり前だが。
[概日リズム障害]かもしれないと、先日話したのだが、
どうやら[ナルコレプシー]かもしれないという話になったと、
資料を持って話し、[この後直行で入院デス]と言った。
[ナルコレプシー]は睡眠障害では、よく知られた病名だ。
なので、耳にはしたコトがあると、先生も言っていた。
そんで、思い当たる節もあるという話しもした。
[リズムが崩れて何が困るか?]という話で、
やっぱり[日中の生活がままならない]という話になり、
[それドコロか仕事も無理]と言うと、[だよなぁ・・・]とフタリで唸ったりもした。
[病名がはっきりした方がいい?]という質問に、[断然いいデス]と答えたのだが、
実はあたし、何処か悪くなっても、[原因不明デス]と言われるコトが多い。
だから治療法も見つからないコトも、よくある話なので、
病名がはっきりしたら、治療にも専念出来て、何しろ安心するのである。
・・・そりゃ、わからないモノを抱えるより、
[自分はこうデス]って言える方が、周りの理解も得られるんだから、
病名はやっぱりはっきりして欲しい。
[自分は何なんだ・・・]と悩んじゃうと、鬱は悪化しかねないんだよ、実際。
だから、何にしても、早くはっきりして欲しいデス。


267回目の病院。
2007.05.24.thu

待ち時間、1時間半くらいかな。
時間がカツカツだったので、彼氏に受付を頼んで、
あたしは別の病院を掛け持って行った。
それで、たぶん1時間半くらいなのだろうと。
[睡眠障害]の検査入院からの退院しての通院で、ものすごく眠い。
で、検査結果を伝え、
[睡眠時無呼吸症候群はない]
[ナルコレプシーの検査はコレから]
という話をした。
鬱状態は、今回はさほど波はなかったが、検査入院に対する不安が大きかった。
昨夜から今朝までの入院は、いつもの生活リズムとは違ったので、
結構キツかったという話もして、
[ナルコレプシー]の検査結果を待ちましょうという話になった。
まぁ、たとえそうだったら、薬物療法しかないのだが、
日頃、自分でも意識しよう、とも言われて、努力しますと苦笑した。
それから、前回があまりにひどいコトになっていたので、
[本当にただの鬱デショウか?]と聞いたら、
[境界性(ボーダー)かい?]と言われた。
・・・そう、自分としてもうヒトツ気になっているのはそれだったのだが、
先生がはっきり否定しなかったトコロ、
・・・もしかしたら、そうかもしれないなぁ、なんて覚悟もしてみた。
何にせよ、持ってる病気ははっきりして欲しいモノだ。
今日は彼氏も診察だったのだが、
[お互いに気をつけあってね]と苦笑された。
あたしらは、いろいろなトコロが、極端過ぎるらしい・・・。


268回目の病院。
2007.05.29.tue

待ち時間、1時間以内。
今日は、行く予定ではなかった。
今週のカウンセリングの予約を入れ忘れて、行ったんだ。
どうしようもなく凹んでいたから。
そして、睡眠障害の結果も伝えるために。
[ナルコレプシー]ではなかった。
でも[概日リズム障害]ではあるらしい。
その検査結果も、ちゃんと聞いた上での、メンタルの診察だった。
[ナルコレプシー]は自分では治すのが難しい。
[概日リズム障害]は自分の意志が大事だ。
[・・・正直キツい]とそう言った。
そっちについては、メンタルの先生とよく相談してクダサイと。
睡眠の先生に聞いたし、[伝えてクダサイ]と言われたので、したんだけど、
・・・問題は、トモダチとのいざこざだ。
[自分はもう流されない]、何度もそうがんばった。
でも、コトバって凶器だ。
痛くてたまらない。
[気にしちゃダメ]って言われたが、じゃぁどうすればいいんだ?
生きるのはヒトリじゃない。
周りに合わせるのも、時には必要だと思う。
それはあくまで、自分が潰れない程度にだ。
いろんな意味で、自分はもう少しフラットになってもいいのかなと思う。
[まずは自分]
先生がそういつも言うのが、何となくわかってきた。
このままじゃ身がもたない、治そうとしてるはずなのにだ。
自分のコントロールが出来るコトを目標に、という課題をいつも出されている。
もうヒトツ、鬱かボーダーかの話をしました。
実は、先生は、ボーダーを疑ってかかってると白状しました。
現段階でははっきり判断出来ない、とも言いました。
でもたぶん、ボーダーだと思います。
異常な程、攻撃的になるあたしを、理解出来ないコトがある。
最初はホントに軽い鬱だったんデショウ。
・・・でも、悪化はしました、間違いなく。
もともと、感情の起伏とか、行動力の有無が激しい。
きっとね、どういう風に生まれてしまったんだろうと、思います。
それも、自分で、意識して治さなきゃいけないんだ。
ツラくてしょうがないんだよ?


269回目の病院。
2007.05.31.thu

待ち時間、1時間くらい。
明日にしようか迷ったんだけど、経済的に、今日行きました。
2日前に行ったばかりなので、とくに話もなく、
[調子はどうデスか?]
[それなりデスかね]
といったカンジデス。
ただ、引きずってる問題があって、それで波がひどかったかな。
突然、鬱に堕ちたりします、という話もしました。
無理して動いたりもしてました、という話もしました。
頓服も結構使ったので欲しい、と言ったら、あまりもらえなかった。
しょうがないかぁ・・・と思いながら、
[調子は落ち着いてるみたいだけど]と先生は薬を減らそうとするので、
それは勘弁!!とストップをかける。
まだ全然落ち着いてないドコロか、ボーダーかどうかって話じゃん?
その辺、・・・出来たら早くはっきりさせて欲しいなぁと思った。
鬱とボーダーだと、治療だって変わってくると思うし、
ボーダーなら、それこそ、薬減らすとかじゃなく、変更とかになるんじゃ?と。
とりあえず、様子見という方向で。