2002.02



54回目の病院。
2002.02.01.fri

眠い、眠い、眠い、眠い・・・そんな中で、病院行きました(苦笑)。
寝坊したワリに、それ程、ギリギリとかにはならなかったけどね。
4時には病院に着いたけど、患者さんが、すっからかん。めずらしい。
病院に入って、程なく、診察の順番が回ってきました。
母親が寄り道をしてきたので、ちょっと遅れて入ってきて。
とりあえず[もう、眠気がひどくて、ノーマルン飲むの、途中でやめました]と報告。
そんで、ノーマルン、処方中止。
それから、先週カラダを壊してたので、[その後はどう?]と聞かれて。
[順調に治ってきてます]と。
それから、[甲状腺の病気の疑いがある]と言われた話を、母親が切り出したんだけど、
この[甲状腺の病気]と[鬱病]って少なからず関係あるんデスって。
知ってびっくり。
[あら、本当、よく見たら、甲状腺腫れてるっぽいね]と言われ、
[体重が増えたり減ったり、眠気がひどいのは、甲状腺の方も関係あるかもね]と言われた。
まぁ[甲状腺]の方は、只今検査中なんデスがね。
中でも[橋本病]の疑いがあるんだそうデス、あたし(苦笑)。
それも、一応、精神科の方と関係あるそうなので、カルテにも書かれました。
あとは[傷病手当金請求書]の記入をお願いして、今日の診察は終わり。
あ! [笑顔が増えたよね、最近]と言われました(苦笑)。
だから・・・あたし、そんなにひどかったのか・・・?
何にしても、病気の原因はつきとめないといけないらしいデス、今年のおみくじによると(苦笑)。


55回目の病院。
2002.02.09.sat

本日、土曜日。
何故、金曜通院のあたしが、土曜日に病院に行ったかというと、
・・・昨日、間に合わなかったから(爆)。
土曜日は、午前診察しかない。
なので、早起きしなきゃいけないし、
平日病院に行けないヒトも来るから、微妙に混んでる。
・・・故に、あまり好ましくないのだ。
しかし、今日は、ワリかし空いてた。
といっても、閉院ギリギリに行けば、そりゃ、空いてるか(苦笑)。
待ち時間は30分くらいだった。
その間、鬱日記を書いてた。
あたしの、院内での時間の潰し方。
・・・いつか先生に読ませてみたいかも。
そんで、本日の診察。
何気に元気ない、あたし。
ていうか、眠かったのデス、むしょうに。
[とにかく、眠気が・・・]とゆっくり口調で話し始めるあたし。
[ホントは昨日来る予定が・・・寝坊と、郵便局で待たされたのと・・・]と話し始めた。
[一応、4時半ちょっと過ぎくらいに、病院に電話したんデスけど、ダメだって言われて]。
そこで、先生。
[受付、対応悪かった!?]と、すまなそうに。
いえ!!! そんなコトは全然ないんデス!!!
あれは、フツウの、当たり前の対応デス!!
[ただ、間に合えなかった自分がなんか・・・悔しくて・・・]
それで、リスカをしたと、話した。
リスカは3日間止まりませんデシタとも、話した。
[フツウに考えれば何ともないコトなのに]と、他者の対応がツラかったと、話した。
こうなった原因の、以前勤めていた会社のチーフからメールが来たコト。
相方にメールしたら、対応がそっけなくて、悲しかったコト。
・・・フツウに考えれば、落ち込むべき状況ではないコトで、落ち込んだコレらのコト。
[鬱気分になるとね、どうしても、他人が冷たいって感じちゃうんだよね]
[とくにメールは文字だけの世界だから、本人のキモチ次第で、捕らえ方ちがうからね]
・・・先生は、そう、あたしに、話した。
うん、すごくよくわかってる。はずなのに。
どうして、それが辛くて、とっさにリスカするのかが、どうしても、わからない。
その時は、間違いなく、泣きたいくらい、ツラいのだから。
それらの話を聞いて、先生は、一瞬、薬を変えるコトを考えたみたいだが、
今回は、鬱に陥る要素もあったというコトで[もう少し様子をみよう]というコトになった。
なので、薬は相変わらず。
[とりあえず、火曜日にお母さんが来るまで、がんばってね]と言われた。
・・・母親がいても、鬱の時は、鬱なんだけどね(苦笑)。
むしろ、母親がいると、鬱。
でも、母親がいないと自活できない。
ジレンマだけがたまってゆく。


56回目の病院。
2002.02.15.fri

本日、ワリりと余裕で間に合う。
待ち時間は、1時間。
病院行くまではワリりと調子もよかった。
診察開始して、話し始めたとたん、それは、やってきた。
・・・激鬱。
[橋本病]の報告をしたんデス。
[橋本病]と[鬱病]は少なからず関係あるからね、との話になって。
治るのにも、時間かかると思うけど、ゆっくり養生してね、と言われ。
[病気のコト聞いて、落ち込んだり、しちゃった?]と聞かれた時だった。
・・・あぁ、あたし、落ち込んでるんだ。
それに気がついてしまった。
どんどん、気分は沈んでいった。
[多分、落ち込んで、ます]と話した。
[1日の鬱の波が激しいデス]とも話した。
昨夜のリスカのコトも、話した。
なんか、落ち込んでるなぁと思ったら、アタマの中、それでいっぱいになってしまった。
話も、半分聞こえてなかったかもしれない。
[大丈夫だからね、ゆっくり治していこうね]と言われるも、鬱が、おさまらない。
帰りに、母親に、[そうは見えなかったけど、落ち込んでたの?]と聞かれる。
[多分]と、答えた。
わからない。
自分のココロの中が、わからない。
こんな、カラダで、ごめんなさい。


57回目の病院。
2002.02.22.fri

そういえば、通院を始めてから、約1年が過ぎた。
早いもんだ。
コレだけ通っていると、院内にも慣れるし、どんな患者さんがいても、驚かない。
でも、今日、久々に、[慣れない患者さん]を見た。
受付のお姉さんに
[診察って、こんなに時間かかるんデスか?]とか
[こんな1時間も待たされるんデスか?]とか、聞いてた。
・・・新鮮だった。
あたしなんて、2時間待たされるコトもざらだから、気にもしてない。
っていうか、今日が、そのくらいだった。
診察を開始して、あたしは、今週の疲れがどっと出たのか、気力がなかった。
話し声は、蚊の鳴くような声だっただろう。
いつもと同じ先生の最初の一言[どうでしたか?]。
あたしは、とにかく、ひどかったと、話し始めた。
[多分、病気(橋本病)のコト、落ち込んでると思います]と。
それを、母親に悟られたくなくて、気を使わせたくなくて、つい。がんばっちゃって、
それが自分にどんどんダメージを与え、しまいには、口をきくのも嫌になってしまったコトや、
こんな、病気ばかりのカラダでいるコトが、親に迷惑をかけてると思ってしまったコトや、
そんないろいろな思いを、話した。
[混乱しているんだねぇ]と、先生が言った。
混乱。コンラン。・・・コンラン、シテイルノカ、アタシハ。
多分、そうだ、コンランシテイル。
タスケテ。助けて。
・・・そう、訴えたかった。
コレ以上、何を助けてもらおうというのか。
先生は充分な程の処置をしているじゃないか。
コレイジョウ、ナニヲ、シテモラオウト、イウノカ・・・。
ココロの中が沸騰しそうだった。
[大丈夫だから]
[親は迷惑なんかじゃないよ]
[橋本病はね、ちゃんと処置すれば、生活に支障はないからね]
数々のコトバで、先生はあたしを落ち着かせてくれる。
あたしは、はい、はい、と、ただ返事をするコトしかできなかった。
[自傷はした?]と聞かれ[しました]と答える。
[過眠は続いてる?]と聞かれ[続いてます]と答える。
質問に、なんとか答える、というのがやっとだった。
・・・あたしはこんなにまいっているのか。
[橋本病と鬱病のつながりあるコトが、先生は心配・・・]と言われた。
念のため、薬が増えた。
今まで処方されていた、[スルピリド]の量が、キモチ、増えた。
[とにかく、深く考えないで、養生するコト!]と、最後に念を押され、今日の診察は終了。
・・・実は、今日は、リスカしてから、病院に行った。
それは話さなかったけど、手首の包帯を見て、バレてるとは、思う。