[呟]




不安
寂しい夜
目が見えない
月の満ち欠け
まるで
不安にかられた
私の心のよう
不安で
いっぱいになったり
幸せに満ちたりして
散りばめている
たくさんの星は
きっと
あふれだした想い
夜空が青いとき
なんだか
得した気分になる
わからないけど
太陽は残酷
私の気持ちを
まるで
あざ笑うかのように
照っていて
暖かい光
優しい
でも
みじめな気持ちにさせられる
自己嫌悪
いつも
風が吹いていて
冷たい
草木や花が
揺れる
私の心ごと一緒に
不安に揺られていて
いつか
ふりおとされる

どしゃぶり
心の中
いつも
支えてくれる手を
待っているのに
たおれそう
誰もこない
暖かなまなざしも
見ることはできない
どこにも
何かがじゃまして
[何か]とは自分だろうか?
自分の不安
そのもの
すべては
自分の不安の
思い込み
なのかもしれない
でもきっと
何かちがうもの
あなたの存在で
不安にも
喜びにも
なるのなら
あなたの存在は
とても大きなもの
うらやましい
私の想いで
あなたの存在が
成立するもの
でも
私の存在は?
成立する?
あなたのために
存在を保つことが
できたなら
それはきっと
喜び
本望
いつかは
そうなれること
望んでる
いくつもの時が
流れる
どのくらいか
わからないけど
そして
空間を
歩き続ける
信じるものを
せいいっぱいに信じて
不安や
孤独に
出会っても
たおれないように
強くなれたら
そのときは
自信を持って
あなたのもとへと
行けるのに
そしたら
心の中の不安も
消える



自由
平和
奇跡
不思議
ありえない出来事
そんな中
歩く
さまよう
辺りは真っ白
空間
どんなものも
皆すべて
虚空のもの
つくりだした夢
想像によって
つくられる
夢幻の世界
いつのも帰り道
夕日の向こうに
見えた風船
赤くそまって
一体化する
私もいつか
この虚像と
一体化して
しまうだろう
誰も気づかない
側にいるのに
そう
君の目の前
手をさしだして
いるのに
気づかれない
誰もが
知らん顔で
通りすぎていく
凍ってしまった心
いつか暖気で
とけたなら
この叫びに
気づいてくれるかしら
いつかは皆
お互いの存在を
忘れてしまうだろう
長い長い
時が過ぎて
いつか君が
私の存在(コト)を
思いだして
くれたなら
心の中で
叫んでみて
いつでも私は
君の側に
この虚空の中に
いるから
支えてあげる
腕さえも
ボロボロに
疲れてしまったけど
それでもまだ
力だけは残ってる
つもり
頼りなさが
にじみでて
いるけれど
それでもいいと
いうのなら
いつまでだって
側にいてあげたい
支えあって
助けあって
いけるなら
これ以上の
幸せは
ないだろう
もしも
私が先に
たおれてしまったら
君はどうする?
悲しんでくれる?
人は結局
死ぬのは1人
孤独に
かえるだろう
いつまでも
2人で行けたら
孤独も
寂しさも
不安も
ないのに
闇に笑う目に
おびえることも
きっとない
何もない
草原の中で
見えない何かに
虚空へと
誘われることも
ないだろう
空き地で
ねっころがって
空を見て
1つ1つ
新しいものを
見つける
そんな
無邪気な驚きも
いつかは忘れる
きっと
つくられた
自分なんて
いらない
自然なままの
自分が
どんなに
生きがいが
あるのかって
でもそれは
自分だけが
認めた世界
人は皆
時代に流されて
偽りの形を
つくっていく
虚空の孤独
その方が
まだマシ
だったのかもしれない



時が過ぎる
楽しい時も
いつかは終わる
たった今の時間
二度とこない
この時を
大切にして
いけたなら
きっと
これからも
たおれない
教室の窓を
ふと見ると
紙飛行機
飛んでいて
風に吹かれて
無力のまま
流されて
これと同じように
時も
無力のまま
流れてゆく
ふるかえると
大事なことは
何一つ
していなかった
ただ一つ
していたとするのなら
君を
好きになったこと
これだけは
自信を持てる
ひととき
物足りない
頭の中を
満足させてくれた
この想い
いつまで
保っていけるのか
わからないけれど
いつまでも
あたためて
いけたなら
リボンをかけて
君に送るよ
いつか
君がふり向いて
手をふって
そして
こっちに来たなら
心でもいいとさえ
思ってしまうかも
しれない
時が流れている
たとえ
誰かが死んでも
止まりもしない
終わりもしない
時と一緒に
この想いも
永遠に続いたら
それはきっと
苦しいこと
この時の中で
頭がくらくらする
なんだか
何もかもが
どうでもよくなって
全てが
馴れ合いになる
活気も衰えて
全てに対して
疲れを感じる
人を想うことも
きっと
自分を苦しめること
なのかもしれない
でも
感情というのは
自分で
コントロールできないもの
望まなくても
持ってしまう
気持ちというものは
誰にでもあるはず
それをムリに
壊そうとすれば
きっと自分もくずれる
人を想うことは
苦しいことだけじゃないって
いくらそう自分に
言いきかせたって
苦しみや
悲しみは
喜びとかよりも
はっきりと
感じやすいもので
優先されるもので
世の中
それだけじゃない
わかっているけど
2:1の割合で
苦しみや
悲しみの方が
多いのかもしれない
落ちつける場所を
落ちつける時間を
見つけた時
なぜかほっとするのは
人にとって
それが
ものすごく
必要なものだから
でも
それだけだと
きっと
生きている心地
しないのに
悲しみが
おそってくると
「落ちつく――」をを求めて
人の気持ちって
何よりも単純で
何よりも複雑だと
思える
こんなことを思ったり
まとめたりできるのは
きっと
落ちついているから
でも
落ちついてないと思うのは
なぜだろう
自分の気持ちというのは
一番
自分がわかっているようで
一番
自分がわかっていないもの
かもしれない
いやと思うものを
そのとき
何とも思っていなくて
後からいやと思うのも
単に鈍感なのではなくて
自分がよくわかっていなから
自分に一番近いのが
自分だからなのかもしれない
心から自分に素直な人など
きっといない
自分に疑問ばかり
持っている人の方が
∞:1の割合で
多いんだと思う
世の中は
疑問とか
後悔とか
なんだか
悪いものばかりで
できているような
気がするのは
自分の中の
一部分の
ヒカンテキな自分が
住みついて
いるからで
そんなものは
必ずみんな
居るはずなのに
「自分だけ――」と
そう思ってしまうのが
その一部分のせいなわけで
結局は
自分が
わかっていない人だらけの
世の中
頭がくらくらする
それはたぶん
活気のない
自分の中に
入り込んだ
憂鬱のせい
でもいつか
ほんのわずかな時間でも
幸せであると
思えることが
この先何度もあると
信じる心で
満たされたときに
そのほんのわずかな
時間だけでも
活気が
自分にもどるだろう
いつも
幸せが傍にあるなら
疑問も
何も
ないかもしれないけど
幸せとさえ
感じられないと
思うから
悲しみや
苦しみは
必要なものだと
思える



もっと
話がしたかった
いなくなる前に
もっと仲良くなりたかった
今は
電話で
話してるけど
それだけ
姿なんて見えないし
ただ
1カ月に1回
話せるか
話せないかの程度
あの頃は
毎日教室で
会えたのに
君はいま
どこで何してる?
僕には
まともに向かい合って
話した記憶が
ほとんとない
もっと
話ができていたら

何かが
変わっていただろうか?
気がつくと
僕は
君のこと
何も知らなかった
悲しいです
君は
僕の知らない人に
なってしまうかも
しれない
君がどんどん
遠くに
行ってしまいそうで
そう思うと
涙さえ
落ちる




そこから見えたのは
草原
草木の波
無心に
ゆれつづける
もし
のみこまれたら
緑の中
安らいで
眠りつづける
誰にも
気づかれないまま
忘れさられて
そして
草原と一体化
緑は安らぎ
とても
落ちつく色
この中で
君にあえたら
きっと
愛しさで
いっぱいのなる
会いたさで
いっぱいになったら
涙が
この緑を青に
染めあげてしまう
青は
寂しさや
不安を
うつしだす
そして
私を無力にさせる
寂しさや
不安で
動けない毎日
ないもかもが
失くなって
心にぽっかり
穴があいたよう
そんな心を
満たすために
君の名前を
力いっぱいに
叫んだ
雨の中
雨の音に
消されながらも
せいいっぱい
でもきっと
届かないだろう
誰も迎えに
こないってことは
知ってる
私を
抱きしめてくれる
腕など
もう
ない
きっと
探したって
でも
もし
どこかにあると
するなら
走っていって
手をのばして
つかまえて
二度と離さない
人間の2本の腕が
どれほど無力で
それでいて
強いかってこと
こんな状態になって
初めて
わかったなんて
どうしてだろう
そんなこと
今まで
わからなかったなんて
私がそれを
どれほど
必要としていたか
人間は誰しも
1人で生きているようで
独りではない
自分を支える
強い腕が
あってこそ
きっと
たおれないで
いられるのだろう
いつも
透明の無色の
見えない
でも
とても強い力で
支えられていることに
皆が気づくのは
いつだろうか
人間は
1人で生きているなんて
真っ赤なウソ
いつも
支えられていることに
気づけないで
いるなんて
悲しいね

もっとよく
周りをみてごらん
目よりも目の奥の目で
その奥の
もっともっと
奥深くの目で
きっと見える
欲望をすてて
無心になって
瞳を閉じて
音も立てすに
ほら
わかるでしょう
それは
なんとなくかも
しれないけれど
でも
きっと
気づけるはず
支えられているんだよ
誰もが
力強い腕に
大きな手のひらに
強く
強く



海を見ていた
海辺を歩いて
川に入口を
見つけた
川沿いを
ずっと歩いて
ふと
川をのぞく
水面に映る
自分の顔が
悲しかった
涙にぬれた顔
気がつくと
そこは川の中
水面の裏に
とじこめられた
私の心
自然は優しくて
そして残酷
なぜ私は独りなの?
川のほとりで
石をひろった
川になげると
水面に
輪を描く
辺りを見ると
もう日が沈んで
真っ暗
木の枝の
ざわめきが
私を
不安にさせる
心の中の不安を
とりのぞいて
くれるはずの
「何か」は
いつも私を
素通りしていく
立ちどまることなど
ないだろう
呼びとめたって
聞いてはくれない
外は雨
どしゃぶり
滴が
打ちつけられる
心の溝に
水がたまり
言いたい言葉も
想いも
とびだせない
ムリヤリとって
なげつけたって
ただ
涙が落ちるだけ
人間は
天使にも
悪魔にも
なれない
中途半端な生き物
どちらにか
なれたのなら
幸せだったのかも
しれないけど
きっと
こんな感情も
想いも
存在できなかった
似ている存在は
残酷
2人が似ていて
そのうちの1人が
めったに会えない
人なのなら
気持ちが
ぐらつく
でも
君は君で
あの人は
あの人で
ぜんぜんちがう
ものだから
君が大事なのは
変わらない
変えたくない
でも
いつか
どうしようもなく
たおれそうになったら
助けに来て
あなたじゃなきゃ
いけないから
そんな気が
するから
水面に映る
私の
心の奥に
映る君の
それが
ホンモノだってこと
信じていたい
信じる気持ちって
きっと
何よりも
大切なような
気がする
水面の中
さまよって
私の心は
どこまで
流され続けるのだろう
気がつくと
そこは海
広い青
どこまでも
浮いているのは
私のぬけがら
流されている間に
魂は
私の身体を離れて
でも
それは
一時的
嫌でもまた
身体に戻って
現実を見つめる
悲しみの中を
歩きつづける
虚空の出入口も
見つけられずに
さまよう

いつも
いつも
孤独は雨の中
空はいつまでも
晴れない
いつも描く
君の似顔絵は
笑顔
だけど
私を
見てなんかいない
視線の行方
点でなぞる
どこまで行くのか
追いつけない
誰を見ていたのかは
知らない
でも
それは
過去のこと
それにすぎない
そう思っても
気になるのは
きっと
君が好きだから
私のことだけを見て
私のことだけを考えて
そう願っても
すべてそれは
私のわがまま
いけないこと?
「わがまま」は
きっと
「素直な自分」
素直で
それでいて
誤解されやすい
自分
きっと
皆同じ
傷心
誰かがいつか
いやしてくれるって
待っていたら
何十年も
何百年も
なってしまいそう
すみきった空が
孤独を
感じさせるのは
きっと
きれいすぎるから
太陽が
まぶしすぎて
見れないのは
後ろめたさのせい
孤独を背負って
不安をかかえて
見えない圧力によって
手離せない
もう
解放してほしい
苦しいのはイヤ
誰だってそう
わかっているけど
自然なものには
さからえない
逢いたさがつのって
胸が痛い
手さぐりで
君を探す
何もつかめない
君の心さえも
君はどこ?
声すら届かない
私の想いは
どこへ
飛んで行けば
いいと言うの?
行き場のない
想いは
どう処分することも
できない



不安
迷う心
2つの間を
行き来する心
何でもいい
1つが
はっきりしたなら
どちらかに
どまることが
できるのに
とどまりたい
とどまれない
2つとも大切で
でも
条件が
あまりにも
ちがいすぎるから
自分で
決めることすら
できない
でも
どちらかが
決定したなら
どちらかの想いが
嘘になりそうで
怖いの
私を迷わせる
2つのうちの
どちらかが
私をつき離して
くれたなら
他の何かによって
決まったとしても
きっと
楽になれる
かもしれない
でも
傷つくとは思う
どうして人は
1つしか
選べないのだろう
大切な何かを
見つけたなら
命さえも
捨てられるなんて
そんなのは

選べるのは
同条件の中
いつも
そのはずなのに
私を迷わす
2つの物体は
ちがう条件の
はずなのに
好きな人という
かっこで
くくられてしまう
条件なんて
いつも残酷
イチゴ味の
アイス
レモン味の
アイスと
どっちを食べようか
迷ってるうちに
とけてしまった
幼いころの思い出
迷ったまま
いつまでも
決められなかったら
アイスのように
この2つも
消えて
失くなってしまうのかな
いつか
どっちも
選ばなかったら
選べなかったら
楽かもしれない
でも
楽な方を選んで
傷つくのは
いやだから
だから
決めなきゃ
いけないの
わかってるけど
感情は
言うことをきいて
くれなくて
私を
哀しませる
迷う心は
自分の弱さ
かもしれない
誕生
生まれたての恋心
人は
生まれながらにして
恋する気持ちを
あたえられている
ただ
それに気づかないだけ
いつかかならず
出会うはずの人を
探すために
いくつもの恋をして
いくつもの失恋をして
そして
自分の気持ちを
覚えていく
なぜ
あなたが必要か
なんて
わからないことだけど
そうなんだけど
感情には
さからえないわけで
でも
恋愛は自由
恋愛は
自分の意識とは
常に別行動している
気がつくと
あなたを目で追っていて
気がつくと
あなたのこと考えている
それはとても自然で
きっと不自然
いつも
突然生まれる
気持ち



今日は晴れ
晴れているのにくもり
私の中のくもり空
雨が降って
風が吹いて

大雨
台風
風が吹き抜ける
私の心の中の
イヤなものすべて
吹きとばせるといいのに
風が吹く
風に吹かれる
風に飛ばされて
君のもとへと
いければいいのにって
ムリなのは
わかっているけど
それほどまでに
想っていること
君にはわかるかい?
君の中に私はいる?
私の存在って
君にとって何?
私は君の何?
何?
今日は晴れ
同じ空の下
同じ空を見つめ
同じ雲を見つめ
なのに君とは遠い
君は遠い
私からは
どれだけの距離をも
とおりこせるほどの
想いが存在するというのなら
不安なんかなかった
不安は私をかき乱す
不安にうずもれて
くだけちる心
散りばめる星屑の中
星の海
海の底
すい込まれる感覚を
いつも覚え
気を失いそうになる午後
今日は晴れ
晴れなのに
晴れているのに
不安が空をくもらせて

闇にすい込まれる
闇の中に私は消える
いずれ消える
消える前に
君に出会えたら
何かが変わる
何が?
それはわからないけど
きっと
君は変えてくれる?
私を変えてくれる?
どういう風に?
どうやって?
今日は晴れのちくもり
そして雨
どしゃぶり
雨雲に押しつぶされる
もがきつづける
不安の中を
助けを求めても
誰もこない
いつもそう
今日は晴れ
すみきった空の下
ただ独り
誰もこない
泣いても
叫んでも
聞こえない
誰にも
いつか君に届いたら
君は助けてくれる?
時間も距離もこえて
飛んできてくれる?
その翼で
見つけだしてくれる?
手をさしのべてくれる?
今日は晴れのち雪
冷たい
雪がほほにあたる
雪にうもれて
一体化して
白い
誰も気づかない
無色
透明
消える
バラバラ
すべてが
こっぱみじん
なにもない
私のそばには
私の心には
あんなにいっぱい
つまっていたのに
みんなどこ?
快晴
今日は晴れ
すみきった



不安
自己嫌悪
優柔不断
何もかもが孤独
全てムダ
虚像
実像
その繰り返し
夢の中
たたずむ
さまよい歩いて
夢の中
夢を描き続ける
私を呼ぶ声
誰?
ふり返っても
姿はない
見えない何かによって
私の心や形は
変えられる
触れないで
そっとしておいて
でも待ってる
私を変えてくれる人
わがままの中の寂しさ
気づいてくれる人
あらわれる?
いつかは
親友
恋人
そんなものじゃない
大切な人
近くにいるなら
返事をして
合図して
私にわかるように
側にいないの?
どこにいるの?
逢いたい
今すぐ
逢えたなら
手をとって
抱きよせて
愛してるなんて
そんな言葉は
いらない
ただ側にいて
それだけで
安らげるから
安らぎ?
そんなものは
存在しないってこと
不安は常に
つきまとっている
それでも一人より
二人の方が
強くいられるって
弱くもなれる
そんなとき
よりそった
広い背中は
何よりも
何よりも
強かったなら
不安も寂しさも
すべて消えるのに
足もとが
ふらついて
しっかり歩けない
立てなくなって
ひざまづく
はいつくばって
動けない
誰でもいいの
手をかして
手をとって
助けて
ホントは
誰でもよくなんかない
それがあなたなら
きっと
ありえない話
たんなる希望に
すぎない
希望をもつことは
いけないこと?
その自由すら
私には
ないというの?
同じ生をうけていて
「特別」なんてあるはずもない
あってはいけない
そんなの
人間が
勝手に
つくりあげてしまったものに
すぎない
でも
自分だけの
自分のための
「特別」は
可能
そういう存在は
胸の中
きっと
潜んでる
最初は
ただの影
でもいつか
容形を
はっきりと描いていく
それがあなたなら
いいのにって
でも
そう思うことが
「特別」
なのかもしれない
大切な…
あなたは今
何してる
とか
あなたは今
何を思ってる
とか
そんなことが
ふと
頭をよぎる
なぜ
あなたなのか
なぜ
あなたじゃなきゃ
いけないのか
疑問
繰り返す
永遠に
永遠?
永遠なんて
ありえない
存在するものは
いつかは消えて
新しい形になって
また
あらわれる
繰り返しでも
永遠では
ない
形を変えてしまった
その次点で
永遠は
終わる
あなたを想う
気持ちもいつか
終るだろう
恐怖心が
それは
すべてが嘘
何もかもが
いずれ消える
私の側から
いつか
孤独になって
大声で
叫んだって
届かない
さしだした手も
全て無意味
「意味」というものは?
生きている意味
動いている意味
呼吸している意味
誰のため?
自分のため?
誰かが
認めてくれなくちゃ
そんなものはあるわけない
認めてほしい
でなきゃ
私はどこへ行けば
いいというの?
居場所は?
助けて
あなたに側に
いてほしい
それだけで
「意味」があるから
太陽の下
元気にいはしゃいでる
あなたは
素敵でした
あなたみたいに
なりたいと思ったこと
あなたが知ったら
笑うかしら
あなたを見ていて
心臓が高鳴って
ときめいたこと
そんな思いを
あなたが知ったら
喜んでもらえると
うれしいけど
そんなこと
気にもとめずに
笑ってる
その笑顔が
私のものであれば
いいのに
空は
すみきっている
どこまでも
どこまでも
空の下
歩いていったら
あなたのもとに
着くのだろうか
鳥が一羽飛んでいて
あんなふうに
自由に空を飛べたなら
いちもくさんに
あなたのもとに
行くのに
何よりも
大切な人
あなたは
そんな想いも
あなたに届かなかったら
全ては
どうにもならない
水の泡には
したくないけど
気づいてくれるの
待っていたら
きっと
何十年も
何百年も
過ぎてしまう
かもしれない
それでも
待っているのは
信じているのは
あなたが
好きだから
かけがえのない
想い
すべて集めて
リボンで結んで
あなたに
そうやって渡そう
受けとって
くれるだろうか
曲がり道で
待ちぶせして
“わっ”って
おどろかしてあげよう
びっくりした顔が
やけに印象的
心から離れない
あなたの素顔
いろんな一面
知らなかった部分
あなたに対する
何もかもが
少しずつ
記憶の中
つめ込まれていく
作ったものや
想像じゃなく
素直な部分が
いろいろと
増えてきて
想いまでもが
あふれそう
止まらない
止められない
いつまでも
気がつくと
止まっているかも
しれないけれど
気がつくと
また動きだす
月を見ていた
今夜は満月
ホントは
いつもとかわらない
物体なのに
なぜ
毎日少しずつ
変わっていくように
見えるんだろう
人の気持ちも
こうやって
少しずつ変わって
知らなかったこと
わからなかったこと
少しずつ
知っていったり
またわからなくなったり
でもやっぱり
少しずつ
見えてきてるって
信じてる
未来は見えない
そして
過去さえも
忘れていく
はっきりしているのは
現在だけ
いつも
でも
現在さえも
はっきり見えてない
今は
なんて
不安で
悲しくて
そして
わくわくするんだろう
少しずつ
かわっていく現在を
大切にしていけたら
過去だって
薄れないまま
連れていける
何も見えない
いつも
どんなに目を
開けたって
見えない
周りを見わたしたって
真っ暗
ここはどこ?
誰もいないの?
結局はまた
どうどうめぐり
終わりなどこない
でも永遠ではない
わからない
ことだけが
頭の中
混ざりあって
暴れて
何を考えたら
いいのだろう
思考能力を
いつか
失うんだろうって
頭では
思わなくても
心の奥で
おびえてる
いるも
悲しい目を
しているわけじゃないのに
瞳だけが
笑えないの
楽しくないの
なぜか
楽しみたいのに
笑うことすら
今はできない
潜在意識の中で
うずくまっている自分が
泣いている
助けてと
状態(ここ)から
壁をたたいても
ひびかないほど
閉じ込めて
誰にも
悟られないように
しているのは
何のため?
ムリなんか
していない
無意識に
そうしてしまうだけ
「無意識」?
そんなのあるわけない
結局は
心の端で
思っていること
すべては
数えると
きりがない
それだけ
時間のムダ
考えるということが
失くなったら
どうなるだろうか
意識は
なにもない
草原の中
さまよう
何かを求めて
いつか「何か」を
見つけられたら
幸せっていうのが
わかるのかな
幸せ
あなたをみてると
でもそれは
不安の中
すぐに不安に
侵略される
あなたは
側にはいない



白い空間
足をふみはずす
落ちる
落ちる
その先は
また
白い空間
何もない
ただ白い
空中に浮かぶ
さまよう
ひたすら
さまよい続ける
心の中
夢幻
影もない
音もない
声もとおらない
叫んでも聞こえない
誰にも
ここはどこ?
ここは何?
問いかけても
答えはない
歩いて
ひたすら歩いて
必死で何かを探した
何を?
私がいままで
探し続けたもの?
それは何?
一瞬浮かんで
すぐ消えて
そして浮かんで
また消える
その繰り返し
私が探している?
何を?
それは
大好きないちごや
テディ・ベアのぬいぐるみ
そんなものじゃない
それは
自分
自分を探す
この白い空間は
私の心の中
なにもない
あるのは「意識」だけ
呼吸して
それだけ
手足は動く
何もない中
意識のない動き
何のため動かすかすら
わかってない
自分のため?
そんなんじゃない
なぜ動いてる?
なんだかわずらわしい
意味がないなら
そんなものは
いらない
意味が欲しい
存在が
生きている理由が
どこなの?
いつまで歩くの?
疲れがたまって
手足の自由も
感情のコントロールも
もうきかない
心のかけら
ひろい集める
でも何かが足りない
何かが
見つからない
見つけられない
今の自分じゃ
どうすればいい?
私には誰かが必要で
必要?
誰かが必要で
その誰かは
私を必要としてくれるだろうか?
私の存在を
認めてくれる誰かが
どこかにいるだろうか
どこかって?
ここは白い空間
抜けだせない
誰か連れ去ってくれるのを
待ち続ける
手を引いて
しっかりと
手を離さないように
私を逃がさないで
私をおいていかないで
ここは白い空間
誰もいない
あてもなく
さまよう



頭の中
混乱
いろんなことの
入り混じった記憶
全てが一緒
でも一つ一つ
バラバラの出来事
集合体
消滅
なにもかもが
そして
頭の中
うずまく
いろんなこと
ウワサ話
勝手なこと
積もるイライラ
嫉妬や
そういったもの
手ではらう
まとわりつき
手で落とす
まきちらす
数えると
たくさんになった
頭の中
混乱
自己嫌悪
罪と罰
当然のむくい
孤独
さみしいという感情
さみしくて
うれしくて
喜んで
怒って
感動や
そういった感覚
消えてゆく
自分の中から
動かない
物体になって
忘れられて
存在も
なにもかも
なくなる
いつか
不安
悲しみ
存在を
思い出して
くれたなら
だけど
それはすべて
混乱につながる
すべての混乱や
考えが
頭の中
うずまく




現実
臆病
すべてに対する恐怖心
愛しい人は
側にいなくて
追いかけても
追いつけない
どこにも見あたらない
私の想いはどこ?
あなたには届かない
どんなにか
想っていても
失望
でも
そばにいて
さみしい
孤独を
臆病を
消し去って
できるのは
あなただけ
あなたじゃなきゃ
いけないのは
潜在意識に
植えつけられた
過去のせい
すべてはあなたに対する
でもあなたは
気づかない
気づこうとしない
してくれない
涙が
ビー玉に見えた
はじきとばして
指でころがして
次々に
落ちてくる
両手いっぱいに
積もる
このまま続けると
どのくらいに積もるだろうか
あなたはどこ?
ビー玉にうずもれて
かきわけて探す
追いかけても
手をのばしても
届かない
振り向いて
あなたが手を差しのべてくれるのは
いつ?
いつまで待つの?
早く
早くつかまえてくれなきゃ
私は
消えてしまうだろう
あなたの知らないうちに
気づかないうちに
その存在も
叫んだら
気づいてくれるだろうか
ためしに
声を出す
でも
空気は声を
運んではくれなった
届きはしない
大声
なぜ
ふり向いてくれないの?
なによりも
あなたの存在を優先する
私の気持ち
気づいてよ
聞こえる?
私の声の行方
誰も知らない
あなたさえも
気づけない
一生懸命ぶつけたって
あたらない
っていうより
むしろ
あなたが避けているんだろう
あなたの目の前の迷宮
さもよう想い
気づいているんでしょう?
気づかないフリ?
ずるい
でも
一番ずるいのは

臆病
動いてない
何もしてない
できない
あなたは側にいなくて
私は側に行けない
どうして?
そんなに
警戒しないで
私ではだめ?
あなたの心を満たすことは
できないの?
怖い
全てが
全てに対しての
臆病



虚像
つくった世界
陽炎

偽り
真実は何処?
つきささる
何かが私の心に
痛い
大量の血が流れ
長い時間が過ぎ
私の身体は
土へとかえり
存在さえも
消滅する
誰か見つけだして
私はここ
気づいてほしい
私の存在に
土の中の暗闇
叫ぶ声
いつのまにか
感情や
すべてを
抹殺して
なにもかもが
消え失せて
誰も気づかない
暗闇と一体化
探しだしてほしいのに
心では
そう思っても
もう体がいうことをきかない
なぜこんなふうに
なってしまったのか
過去をふり返る
立たずむ自分がいる
さみしさの中で
うわべだけの笑顔
もうムリしなくていい
泣きたいのなら
素直に泣いたってかまわない
なぜムリをする必要がある?
潜在意識の中に
泣いてはいけないという
何かがある
わからない何かが
空の青さで
自分の心の中までもが
青を映しだす
憂鬱に押しつぶされる
こっぱみじん
集めてはみたけれど
部分部分が
みあたらない
私の感情を知りませんか?
心を
存在を
海は青い
空も
水も
青の中の緑が
安らぎに見えるのはなぜ?
海をみてると
不安になるのは
すいこまれそうにさえなるのは
海が残酷にも
青すぎるから
どこまでも青い
すいこまれ
抜けだせない
出口はどこ?
どのくらい探しただろう
前後左右
全ては闇
何もない
助けだしてくれる
強い腕さえも
今はまだ
見つからない
いつかは
闇に消されるだろう
緑はどこ?
安らぎは?
求めてきたものは
見つからない
望んでも
探しても
一生懸命
歩いたって
走って
急いで
探したら見つかる?
追いかければ
逃げるだけ
そんなもの
動けない
どうしていいのか
わからない
不安
絶望
もう何もできない
つらい
冷たい
呼吸だけが
続く
望まなくても
いつまでも
いつまでも



人を想う気持ちや
そんないろんなことについて考える
誰かを愛しい気持ちと
人恋しくなるのとはちがう
さみしくて
さみしくて
誰でもいいから
側にいてほしかった
あの頃では
わかるはずのない
君に対する
大切な気持ち
いつも
僕の心の中には
君はいた
君だけだった
君じゃなければ
きっと
僕の心を
満たすことなどできない
たとえ
心が通じあってなくても
君の存在そのものが
僕の心の中には
あるわけだから
それはそれで
それだけで
いいと想う。



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