2007.02



必死だった。
2007.02.20.tue
逃れられない思考回路の渦の中から、
逃れる方法なんか、
ずいぶん前からわかっていたはずだ。
何で迷っているのか。
迷えるだけのキモチになれたのは、
いいコトなのか、悪いコトなのか。
でも、どう考えても、
他に方法なんか見つからないから、
カッターの刃を手にして、
ずいぶん迷った。
迷えた。
もう充分だ。
許そう、自分を。
ここまでがんばったんだ。
・・・たぶん、がんばったんだ。
でも、本当に、切って、ラクになれるの?
それすらも、もう、今のあたしにはわからない。
そう思いながら、手首は、容赦なく紅くなっていった。