2003.09
リスカーに戻る瞬間。
2003.09.07.sun
この時間。
ヒトリになる瞬間を、
まるで狙っていたかのように、
手首にカッターを、4回、スライドさせた。
何度もためらい、
[キリタイ]と[キリタクナイ]が、
ココロの中を交差していく。
少しだけ[キリタイ]が、勝った。
負けたくないのに、
何よりも効く鎮静剤だなんて。
あたしの生き様に振り返った、
ほんの少しの、不幸だった。
[もう我慢しなくていいよね?]
誰に問うでもなく。
疑問を正当化させる、ズルさ。
久々の手首の包帯、
眺めて、
触れて、
撫でて、
ニヤリとする、狂気。
そして、それでも足りない、
満たされないあたしのココロは、
あたしの腕をもっと深く抉った。
1時間・・・2時間しても、
血液はあふれ出すコトを止めなかった。
どんどん、不安になった。
怖くなった。
怖くなった。
パパに電話して、窮地に陥った。
兄夫婦に病院に連れていってもらった。
結局傷は、4針を縫って、
その血液を、止めた。
治らなかった、あたしのリストカット。
戻れなかった、なんでもないヒトには。