2001.11



そして、また、手首。
2001.11.03.sat

あいつのせいだ、とは、言いたくない。
でも、あいつが怖いのは、確かだ。
自分が悪いのも、確かだ。
泣いた。
叫んだ。
狂った。
手首に切り込みを入れる。
白い紙に、血を、拭う。
広がる、紅。
あいつも、悪い。
あたしも、悪い。
でも、怒りをぶつけるのは、自分だけに。
あいつを、相手を、ひどく責めるコトができれば、どんなにラクだろう。
アタマが痛い。
弱い自分が、嫌い。


狂。
2001.11.03.sat

発狂。
何度も、右足に、カッターを突き刺す。
あたしは、もう、壊れてるかもしれない。
あたしは、もう、壊れちゃいたい。


鬼。
2001.11.04.sun

あたしだって、鬼になる。
あたしだって、許せないコトもある。
オトナだからとか、年上だからとかで、笑って許すコト、できない時もある。
そんなキモチも、血と一緒に流れ出ちゃえばよかったのに。
残ったのは、憎悪だけ。
無駄に血、垂れ流し。
無駄に涙、垂れ流し。
残ったのは、哀しみだけ。
そんなキモチも、目から手首から流れ出ちゃえばよかったのに。


睡眠薬300錠。
2001.11.23.fri

夢を見た。
すべてに絶望し、世の中で、自分はたった1人という孤独感を感じた。
周りの人間は、あたしを、嫌った。
だから、死のうと思った。
だから、睡眠薬を300錠、買った。
全て飲み干した。
翌朝、何ごともなく目が覚めた。
そんな夢だった。
そんな夢から目覚めた時、何故か、口の中に、喉の奥に、睡眠薬の味を感じた。


腕を、切った。
2001.11.28.wed

切れるだけ、切った。
自分が嫌いだ。
大嫌い。
できないコトを、何かのせいにする。
自分が大嫌い。
できなんじゃなくて、してない。
甘えてるんだよ。
そう、あなたの言う通りよ。
そう、みんなの言う通りよ。
努力したって、しょせん結果がでなけりゃ、甘え。
大嫌い。
結果のでない、このカラダが、大嫌い。
死んじゃえばいいのにね。
死んじゃえ。
死になよ、あたし。
本当は、もっと切りたかった。
死ぬくらい、切りたかった。
最後には、切るのも、めんどくさくなった。
中途半端な、このカラダが、大嫌い。


吐き気がする程、八方美人。
2001.11.28.wed

どんなにツラくても、普通に会話する。
どんなにツラくても、笑うコトができる。
どんなにツラくても、ヒトに合わせる。
それでも、限界はくるんだ。
逆上だって、するんだ。
でもきないよ。
ツラいよ。
そうやって、泣き叫びたいんだ。
誰かに、気づいて欲しいんだ。
なのに。
どんなにツラくても。
吐き気がする程、八方美人。


手当りしだい。
2001.11.28.wed

いつぶりだろう?
めちゃくちゃに切った傷痕は、
たくさんの紅い液を流す。
めちゃくちゃに切った傷痕は、
たくさんの涙を流す。
いつぶりだろう?
こんなに落ち着いたのは。
ほんの一瞬の落ち着きだったけれども。


泣ける場所。
2001.11.28.wed

泣ける場所を探し求めてる。
全てさらけ出せる場所を探し求めてる。
今まであったはずの場所は、どこへ消えてしまったんだろう。
とりあえず、
[泣かせてくれてありがとう]と、
そう言えるヒトが、一応いる。
でも、罪悪感も、いつも側に、いる。
[ありがとうと]と一緒に[ごめんなさい]が存在している。
ここが[ホントに泣いていい場所]なのかどうかは、
あたしには、まだわからない。


弱すぎるココロ。
2001.11.30.fri

小さなイライラにたえられない。
リスカは常習性が、強い。
コレに誘惑されるあたしのココロは、弱い。
勝てる、ココロが、欲しい。