2001.01



カミングアウト。
2001.01.16.tue

年末、28日、あたしは、会社で、ヒト前でやってしまった。
発端は小さなコトだった。
あたしがリストカッターですらなければ、ただのケンカですんだコトだと思う。
小さなケンカ。でも、あたしにはたえられないコトだった。
ずっと引きずっているコトで、もう限界も超えている。
そいつとは、日頃からいざこざがあって、最近はホントにひどかった。
その日、あたしがちょくちょく言われていたコトを、本人がやったのだ。
[モノを投げるな]・・・あたしはイライラするとモノにあたるので、よく言われるコトバである。
それをそいつは、あたしに向けてやりやがった。
CDケースを、普通におけばいいのに、
コトもあろうかあたしが仕事をしている、キーボードの前に投げつけていったのである。
激怒した。
怒鳴った。
完全にキレていたあたしは、そのCDケースを壁に投げつけた。
割れた破片が目の前に降ってくる。
それからはよく覚えていない。
気が付いたら、腕には幾筋もの赤い線。
そして[やめろ]という声。
あたしの腕をひっぱる手。
もちろん破片は取り上げられた。
我に返ったあたしは、自分のした行為に驚いて、ただひたすら泣いた。
迷惑かけてごめんなさい。
こんなあたしでごめんなさい。


態度。
2001.01.16.tue

あれから、そいつの、あたしに対する態度が微妙に違う。
それは、決して[よくなった]ワケではない。
態度は以前とはさほど変わらない。
ただ、あたしの腕を気にして、思い出したようにあたしの腕を見ようとする。
しかもヒト前で。
それがすごくイヤ。
もう忘れて欲しい。
もう忘れさせて欲しい。
[大丈夫か?][少しはよくなったか?]
なるワケないでしょ。
まだ切り続けているのに。
あの時の傷は浅かったので確かに治った。まだ少し黒いけど。
でも、あなたが目にした傷跡は、もっと以前のモノで、もう何カ月も治ってないのよ。
多分しばらくは消えないのよ。
何よりも、その態度は何? その行為は何?
[もうやるなよ]なんて、今まで何人に言われたと思ってるのよ。
あなたごときに言われたトコロで治るなんて思わないで。
それともそれは、心配してるフリなの?
そんなに優しいヤツだと思われたい?
笑わせないで。
あなたのその態度が、あたしにリスカをさせるのよ。
コレ以上、あたしに切らせないで。
そしてそいつは、ひっぱったその手首の腕時計の下にも傷があるコトに気づいていない。


手首。
2001.01.16.tue

[あたしは手首は切らない]があたしの口癖だった。
死ぬ気がないから。それが理由。
それがあたしなりの、自分をつなぎ止めておく精一杯のキモチだった。
なのに、現在、本当の[リストカット]をしている。
手首を切るようになってしまってから、もう1週間くらい経つ。
はじめは手首の、手の甲側。
今は内側をやっている。
深くは切らない。
よほど深く切らなきゃ死には至らないとはいえ、さすがにまだ抵抗があるらしい。
ただ、数だけはそうとうある。
もう20〜30本くらいだろうか?
増え続けているので、もう、何本になっているかすらわからない。
一度は手首をぐるっと切りつけた。
まるで細くて赤いブレスレットをしているようだ。
どうしてここまでなってしまっているのかわからない。
どうしたら止められるのかもまだわからない。
リストカットは習慣化する。そして悪化する。本当に。
止められる、強い意志が欲しい。


リスカより・・・。
2001.01.16.tue

[止めたい関係]がある。
その方が深刻。
性欲なんて、なくなっちゃえばいいのに。
コレも1つの自傷行為かも、なんて、最近思い始めてる。


ミンチ。
2001.01.23.tue

ヒトが怖い。
ヒトが信じられない。
どうしてそんなコトが出来る?
あたしは、あなたの心境がわからない。
錯乱。
裏切り。
たくさんのキモチが渦巻く中、あたしは無我夢中に腕を切り刻んだ。
何度も何度も何度も何度も。
本数にすれば、多分50〜60本くらい。
よくは覚えていない。
腕がみるみるウチに紅い液体でいっぱいになる。
こんなにワケがわからなくなったのは、多分初めて。
もう、それ以上は何も考えられなかった。
泣くコトすら、忘れていた。
ただ、口の端から嗚咽がもれるだけ。