Musictech (ミュージックテック)


  Musictechはイタリアのアコーディオンメーカーが最も集まっている
  中部イタリアのCastelfidardoにある、アコーディオン向け電子機器を
  作っている1994年創業のメーカーです。
  製品はオリジナルの電子アコーディオンや、既存のアコーディオンに
  組み込むMIDI送信機などですが、オリジナルのアコーディオン用
  内蔵マイクも生産しています。
  Musictechの内蔵マイクは、イタリアは勿論ですが、
  世界中のアコーディオンプレイヤーが使っている信頼性のある物です。
  1994年からのノウハウが蓄積された製品は伊達ではありません。

  monte accordionは日本で唯一の正規代理店として販売をしています。
  当店では主に内蔵マイクを輸入し、アコーディオンに取り付けています。
  楽器に内蔵させない取り付け簡単な専用マイクもあります。
  電子アコーディオンも輸入販売する事ができます。
  Musictechの電子アコーディオンは、通常のアコーディオンの本体や鍵盤、
  ベースボタンを使っているので、外観や操作感に違和感がありません。
  リードは無いので重さ5kg程度で、電子楽器メーカーの物とは別物です。
  
  マイクを楽器に内蔵するには電子工作や金属、木材の加工技術が必要です。
  monte accordion店主は、小学校4年生で初めて半田ごてを用いた
  電子工作を経験し、以来、取りつかれたように電子工作をしていました。
  中学でアマチュア無線の免許を取得し、高校で開局しましたが、
  資金がありませんので、無線機もアンテナも自作しました。
  無線に使うマイクも自作でした。音響にも興味があり、
  音楽鑑賞やキーボード用にスピーカーを自作したりしていました。
  そのような下地があるので、マイクの取り付けは馴れた作業です。
  言ってみれば、アコーディオンの修理よりずっと経験が長いです。

  マイクの取り付けは、ただ付ければ良いというものではなく、
  正しく動作するのは勿論、ノイズが乗りにくい事、長期間の耐久性、
  外観や使い勝手も考慮する必要があるので簡単ではありません。
  演奏の本番で使う機会が多いので最大限の注意が必要にな作業です。
  当店での内蔵マイクの取り付けは通算75件です。(2026年現在)
  下地と経験があるので安心して取り付けのご依頼いただければと思います。


monte accordionで取り付けたマイクの一例



輸入したMusictechの内蔵マイクキット(取り付け前)です。
従来からのロングセラーのMT-06Nと、最新のハウリング耐性が強いMT10です
この内蔵マイクは楽器に内蔵する事で、右側とベース側の音を複数マイクで集音し、
最終的にエレキギターのようにシールド線1本で出力します。
Musictechでは、これ以外にも右手専用、左手専用、
ダイアトニック用(小型用)など、色々な製品があります。
※当店ではキットのみの販売はしていません




内蔵マイクの重さはバッテリー込みでも200g以下です。
この体重計は最低計測重さが200gからなので表示がゼロのままです。
取り付ける事での重量負担を気にするレベルではありません。




マイクの取り付けではグリルカバーなどに穴を空ける加工を行います。
失敗が許されない作業ですが、同時に、外観を悪くする事や
楽器内の部品干渉を避ける必要がある難しい作業です。
尚、見える部分への加工をどうしても避けたい場合などは
色々な回避策がありますので、都度相談させていただく事ができます。




右手のマイクはグリルカバー内に収まります。
スペースが限られているので誤ると内部の部品と干渉します。
右側にはマイクが3、ないし4個付きます。
楽器からの距離が近いのでマイク感度を落とす事ができます。
これがハウリングに有効である理由です。


内蔵マイクの利点は幾つもあります
・ハウリングが起きにくい          
・現場でのセッティングが簡単       
・マイクの為の荷物が不要         
・マイク使用時の見た目の影響が最小 
・楽器の音を均一に取れる(左右、高低)

一方、スタンドマイクや、外付けマイクと比較して不利な点もあります
・他の楽器へ使い回せない           
・トラブル発生時にすぐ交換できない      
・楽器と近接するので音が不自然になりがち 
・楽器と近接するので操作ノイズを拾いやすい

不利な点ですが、上から2つは回避不能でその通りですが、
下の二つは誤解が多く、回避できる範囲のものです。
音が不自然なのは全てのマイクで起きる事です。
そのままアンプに入れて出したら不自然ですが
きちんと調整すれば内蔵マイクでもナチュラルな音にできます。
操作時の雑音は感度を下げて大きな音で弾けば解消します。
これはハウリング対策にもなります。
総じて、不利な点よりも有利な点が多い優れた方法と言えます。




左側には1つのマイクを内蔵します。
オプションで複数化する事もできます。
内蔵マイクはマイクアンプを内蔵する為
バッテリーが必要になりますが、バッテリーも通常左側に入ります。
※バッテリー位置などは変更も可能です。
外付けマイクと違い、マイクアンプ内蔵なので
電気的ノイズを拾いにくい特徴があります。

上の写真は72ベースの小型アコーディオンですが
小型楽器はスペースが少ないので内蔵作業が難しくなります。
右手同様に内部機構との干渉は絶対に避ける必要があります。




ダブルチャンバーHMMLへの内蔵です。
楽器はVICTORIAのニュービルトーゾ。
グリル内のスペースがとても少ないので難しい作業でした。
配線は電気的なノイズを拾いにくいように配慮しています。
内蔵マイクの取り付けには経験と知識が必須です。




ビクトリアの木目楽器(Poeta)への取り付け例
外観を損なわないように配慮した取り付けを心がけました。




マイク取り付け後の外観です。
ボリュームツマミが2つ付きます(左右バランス調整)
グリルカバーの隙間が広く中が見えるので
配線が見えないようにする工夫が必要になります。




フレンチタイプの薄い金属製のグリルカバーへの取り付け例
マイク基盤、配線が表から見えないようにする工夫をしています。
勿論、機構への干渉やノイズへの配慮も必要です。




近年はグリルカバー内が良く見えるデザインが増えました。
この楽器も網目が大きく、中が良く見えます。
マイクを付ける事での外観変化は最小になるよう考えています。




ボタン式の96ベースではスペースも限られます。
外観への影響は少なく、内部機構との干渉は無しにする必要があります。
72ベース以下の小さな楽器への取り付けにも対応できます。




網目の広いグリルカバーですが、
取り付けたマイクは目立たないように付けました。




Musictechでは内蔵タイプ以外に外付けマイクの製品もあります。
MT05はアコーディオン用外付けマイクです。
取り付けは瞬時に完了し、シールド線1本で出力。
手元で音量調整もできます。(0〜100%)
専用のケースが付属します。

分かりやすいように白い楽器に付けたので目だっていますが、
黒い楽器では殆ど目立ちませんし、
マイク自体を塗装するなどして目立たなくする事もできます。




マイクの取り付けはとても簡単。
顔にマスクをするようにゴム紐を蛇腹留めにかけるだけ。
配線はシールド1本でマイクは3箇所に付きます。
楽器と近接するのでハウリングに強く、見た目もスッキリ。
複数楽器への移設も簡単にできます。

グースネックのマイクを外付けすると、最低2本は必要ですし、
取り付けホルダーが楽器に残ります。
配線も煩雑で手元の音量調整もできません。
楽器から角が生えたようになる外観もデメリットです。


内蔵マイクについてのご相談はいつでも承ります。
不安や疑問にお答えすることができます。
内蔵マイクを取り付けたアコーディオンがあるので
ご来店いただければ実際に試してみる事もできます。
信頼性の高いMusictechをご検討いただけると幸いです。

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