千体寺(せんたい じ)  丹後庄町  所在地

丹後庄町にある。浄土宗、矢田町通り実相寺末。寺伝によると恵心僧都の姉願西尼を開基とし、恵心山無量光院千体寺と称し、千体の呵弥仏を安置し、願西尼が住んでいたという。本尊阿弥陀三尊の中尊は室町時代の造立と思われ、これを納める厨子は鎌倉時代初期の珍しい浄土厨子で、重要文化財となっている。『多聞院日記』天正16年(1588)5月12日の条に、中尊の阿弥陀が盗まれて、ついに帰らなかったことが記されている。いまの中尊はその後、他から移されたものと考えられる。(ふるさと歴史事典)

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