妙善寺( みょうぜんじ)  北郡山町  所在地

北郡山町大阪口にあり。穏々山と号し日蓮宗。天正元年(1573)甲斐国に創立され、柳澤吉里の郡山移封に伴い享保20年(1735)ごろ現地に移建された。妙見堂の本尊妙見尊の台座の裏に「寛保元年卯月吉日大仏師宮崎権右衛門」の墨書銘があり、同堂の七面天女像の腰裏に当寺10世日近の墨書花押がある。妙見堂の「妙見星」の扁額は、裏に「文化已巳年六月戊辰日従四位甲斐守保光書」とあり、柳澤保光の書である。寺の梵鐘は、延享3年(1746)5月12日南都住人藤原久重の鋳鐘であったが第2次世界大戦で供出されてしまった。明治6年12月1日に開校された遷喬館は同8年1月小川町に移転するまで、当寺を借りていた。境内には山村狼渓の墓がある。(ふるさと歴史事典)

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