| 田中町字井ノ尻にあって、田中神杜又は甲斐明神とも呼ばれている。祭神は天児屋根命(天津彦根命)といわれている。『三代実録』に「貞観7年(865)4月25日乙亥授大和国無位田中神従五位下」とあるのが、この神杜で、境内の杜(もり)を田中の杜と称している。古書に天津彦根命は「倭ノ田中ノ祖」とあるから、田中神杜はその田中の祖神を祀ったものであろう。拝殿には多くの絵馬があって、宝暦7年(1757)9月の「柏に鷲の図」の大額、寛政8年(1796)9月の「和藤内、虎を討つ図」など人目をひくものがある。(ふるさと大和郡山歴史事典) | |