創作童話22 作:ゆきお


もんちゃんはおもわずはっとしました

テーブルであたまをぶつけたことを

やっとおもいだしたのです。そのとき、

テーブルからおさいふがおちたのです

そしてそのままごみばこに、はいったのです

こんちゃんにもんちゃんはいいました
うたがったぼくをたたいてほしいと

でもこんちゃんはわらっていいました

たたいたからといってそれでこころが

はれるわけがないし、そんなことしたら

ぼくもわるいひとになってしまうよ

もんちゃんがわるいとおもってくれるなら
これからもずっとともだちでいてほしい。

もんちゃんはいいました、うたがってごめんね

そして、ゆるしてくれてほんとうにありがとう。

ぼくこそずっとこれからもともだちでいてね。

ふたりのこころのように、いつかあめもやんで

そらにはきれいなにじがかかっていました


おしまい