お断り:この物語はフィクションです。私「ゆきお」が加筆編集しておりますm(_ _)m

割塚(わりづか)伝説
大和郡山の千日町には、住宅地の真中に古墳があるのじゃが、これを割塚古墳というのじゃと。

それはな、古墳のてっぺんに盗掘されたと思われる凹みがあったのでこの名前になったそうな。

この割塚古墳では元旦の朝になると、黄金の鶏が鳴くといい伝えられてきたんじゃ。
またこの墓を盗掘すると重い熱病にかかるともいわれ、墓の松の木を切るとたたりで命を失うともいわれてきたそうな。

実はこれらの言い伝えは墓を守るために意図的につたえられておるのじゃろう。まだ、松の木を切って死んだものもおらんし、鶏の鳴き声を聞いたもんもおらんそうじゃから。
(写真は千日町にある割塚古墳)

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