お断り:この物語はフィクションです。私「ゆきお」が加筆編集しておりますm(_ _)m

一夜松山(いちやまつやま)伝説
昔、大和郡山の八条という村に逞しく心優しい若者がいたそうな。美男子で良く働き親孝行な若者は村でも評判じゃった。

或る日隣村の菅田池から、美しい女神が現れ、この村の神楽田で若者を見初め少し西にある菅田で夫婦になった。このとき女神は若者に宝物を贈ったが若者はどうしても受け取らなかった。

女神が贈ろうとしたその宝物とは菅田池に伝わる不老長寿の命の水じゃった。これは枯れず飲めばたちまち元気がでると言う水じゃった。

女神は仕方なくあたり一面に水をまいたので小さな松の苗が一夜の間にうっそうとした松林になったと言う。

それからというもの誰言うとなくその土地を一夜松とよび、菅田神杜を一夜松天神と呼ぶようになったんじゃ。

菅田神社


一夜松

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